バカラには様々な攻略法がありますが、その中でも「ツラ追い(面追い)」は勝率アップの有効な手法として多くのプレイヤーが利用しています。
ただし、ツラ追いには資金管理法のように明確なルールがなく、初心者の方だと「どのように使えばいいのか分からない」と悩むことも多いのではないでしょうか?
今回は、バカラのツラ追いについて2つのパターンや実践シミュレーションを交えながら詳しく解説していきます。
この記事を読めば、初心者でもバカラのツラ追いを上手に使いこなせるようになるのでご期待ください。
バカラのツラ追いは意外に役に立つ場面が多いですよ。
実践シミュレーションを見ながらなら私にも理解できそうですね!
もくじ
バカラの罫線(けいせん)とツラ(ツラ追い)とは
バカラのツラ(ツラ追い)とは、罫線を使ってゲームの流れを把握し、勝敗予想の確率をアップさせる攻略法です。
バカラの罫線とはゲームの勝敗結果をまとめた表のこと
バカラはプレイヤーとバンカーの勝敗を予想するシンプルなゲームなので、「運試しのゲーム」と言い換えることもできます。
しかし、バカラが単なる運試しのゲームなら、これほどまでに世界中のギャンブラーを魅了し、「カジノの王様」として長く親しまれることはなかったでしょう。
バカラがカジノで高い人気を誇っている理由の1つに、罫線の存在があります。
罫線とはバカラの勝敗結果をまとめた表のことで、罫線を注意深く観察することでゲームの流れを把握し、勝率をアップさせることが可能なのです。
バカラの罫線は主に4種類
バカラの罫線は主に4種類あります。
バカラの罫線
基本となる罫線は、プレイヤーとバンカーの勝敗をそのまま記した大路です。
さらに、大路の結果をもとに一定のルールでゲーム結果を比較した3つの罫線があります。
初心者の方は、まず最も分かりやすい大路を使って勝敗の偏りや波などをチェックすることをおすすめします。
大路に慣れてきたら、他の罫線の見方も覚えて実戦に生かしていきましょう。
「ツラを追う」とは罫線を使って勝敗の偏りを読んで賭けること
バカラ用語の「ツラを追う」とは、罫線を使って勝敗の偏りやゲームの流れを読み、その波に乗ることを言います。
上記の罫線をご覧ください。
ここまではプレイヤーに勝ちが偏っており、これまでに4連勝を2回記録して現在は3連勝中という場面です。
この罫線から、「プレイヤー側の勝率が高く過去のパターンから4連勝するのではないか?」と予測できます。
したがってプレイヤーに賭けて、見事に的中しました。
このように勝敗の偏りや一定のパターンが見られる時に、「その流れが続くのではないか」と予想して賭けることを「ツラを追う」といいます。
もちろん、予想が毎回的中するわけではありませんが、論理的に勝敗予想することによって、無駄なベットを避けたり流れに乗って資金を大きく増やせる可能性がアップするのです。
バカラのツラ追いは大きく2パターンに分けられる
バカラのツラ追いは、大きく分けると順張りと逆張りの2パターンがあります。
それぞれの考え方や賭け方を見ていきましょう。
順張り
順張りは、ここまでの流れが続くと予想する賭け方のことです。
バカラでは1度使用されたカードは、シューの交換まで再利用されません。
したがって、シュー内に残っているカードに偏りが生じた場合に、プレイヤーまたはバンカーに勝敗が偏ったり一定のリズムで勝ち負けを繰り返す可能性があるのです。
順張りのツラ追いでは、以下のような罫線のパターンをチェックしましょう。
縦面(タテヅラ) | プレイヤーまたはバンカーが連勝している |
横面(テンコ) | 勝ち負けを交互に繰り返している |
ニコイチ | 2勝1敗を繰り返している |
ドラゴン | 連勝が止まらずにL字となって罫線がドラゴン(竜)ように見える |
これらはすべて大路を見れば分かるので、初心者もすぐに実践できます。
▼順張りでプレイヤーにベットした結果
上記はプレイヤーに勝利が偏っていたので、順張りでプレイヤーにベットして勝利した画像です。
バカラの勝率はプレイヤーもバンカーも約50%ですが、均等に勝ち負けを繰り返すことは少なく、短期的に大きく勝敗が偏る局面をよく見かけます。
罫線を使うことで、その流れを察知することができれば、資金を一気に増やせますよ。
逆張り
逆張りとは罫線の流れに逆らってベットする賭け方で、ツラ切りともいいます。
たとえば直近20ゲームの勝敗を調べるとプレイヤーが15勝、バンカーが5勝だったとしましょう。
バカラの勝率はプレイヤーもバンカーもほぼ同じ、厳密にはバンカーが少し上回っています。
それにも関わらずプレイヤーが大きく勝ち越しているということは「そろそろバンカーの勝ちが偏るのではないか?」と考えられるわけです。
その予想にしたがって、勝率の低いバンカーにベットすることを逆張りと言います。
その他には、プレイヤーまたはバンカーの連勝が止まらずに罫線がドラゴンのような状態になっている時に、「そろそろ連勝が止まるだろう」と予想して逆側にベットする方法もあります。
ただし、逆張り自体は効果的なベット方法ですが、バカラでは信じられないような連勝が続くことも珍しくないので、予想が外れたら損切りする・回数を決めて賭けるなどのルールを設定することが重要です。
▼逆張りでプレイヤーにベットした結果
上記は、バンカーが4連勝後に逆張りで賭けて成功した場面です。
罫線を見ると、プレイヤー・バンカーともに5連勝が最高なので「そろそろ連勝が止まる可能性が高い」と予想できます。
ここでは逆張りが1回で成功していますが、逆張り自体は流れに逆らったベット方法なので1回で当てるのは難しく、「5連敗したら損切りする」といったルールを決めて賭けるようにしましょう。
逆張りの場合は、マーチンゲール法のように1勝すれば利益が出る必勝法との組み合わせが効果的です。
順張りと逆張りですね!私は順張りで波に乗って一気に増やしたいです♪
あまり攻めすぎないようにだけ気をつけてね。
オンラインバカラでツラ追い(順張り、逆張り)を実践
ここでは、オンラインカジノのライブバカラを使ってツラ追いを実戦してみましょう。
今回実戦例として使用しているのは、ライブカジノ業界最大手のプロバイダであるEvolution Gaming社の「スピードバカラ」です。
スピードバカラは通常のバカラよりもベット時間が短いため、短時間で多くのゲーム数をプレイできます。
1ゲーム目:順張りでツラ追い
まず1ゲーム目ですが、罫線を見るとプレイヤーの勝利にやや偏っており、6連勝を2回記録しています。
今回も2連勝しているので、このまま連勝が続くと予想してプレイヤーにベットして勝利しました。
2ゲーム目:順張りでツラ追い
2ゲーム目ですが、ここでも順張りでのツラ追いを選択して勝利しました。
これでプレイヤーの4連勝となりましたが、罫線を見ると6連勝ぐらいまでいけそうに見えますね。
3ゲーム目:順張りでツラ追い
3ゲーム目も、そのままプレイヤーへ連続で賭けて勝利しました。
連勝が続くと「そろそろ負けそう」と思うものですが、バカラでは5連勝や6連勝というのは、それほど珍しくありません。
順張りでツラ追いする時は、原則として負けるまで続けた方が良い結果が出ることが多いです。
4ゲーム目:順張りでツラ追い
4ゲーム目もツラ追いでプレイヤーに賭けて勝利。
これでプレイヤーの6連勝となり、過去2回の連勝に並びました。
5ゲーム目:逆張りでツラ追い
5ゲーム目ですが、過去2回は6連勝で止まっているので、ここでは逆張り(ツラ切り)を選択してバンカーへベット。
見事に予想が的中しました。
今回はEvolution Gamingのスピードバカラを使用しており、世界中のプレイヤーが同じ画面をリアルタイムで共有しているので、勝敗結果や画面の捏造などはできません。
バカラの勝率はプレイヤー・バンカーともにほぼ50%ですが、不思議なことに同じ連勝数で止まったり、テンコやニコイチなど同じリズムで進むことがよくあります。
今回のようにツラ追いでテーブルの流れに乗ることができれば、少ないゲーム数で大きく稼ぐことが可能です。
バカラでツラ追いを成功させるコツ
バカラのツラ追いはプレイヤーの裁量判断が必要なので、初心者の方には難しく感じられるかもしれません。
ここでは、ツラ追いを成功するためのコツを3つ紹介します。
プレイ前に各テーブルの罫線を確認する
バカラでツラ追いを行う際には、できるだけ多くのテーブルの罫線を確認することが重要です。
オンラインカジノのライブバカラでは、上記のようにマルチスクリーンで各テーブルの様子と罫線がリアルタイムで更新されています。
この機能を使って、連勝が続いているテーブルや一定のリズムで動いているテーブルはないか、チェックするようにしましょう。
ツラ追いができそうなタイミングだけベットする
バカラの勝率を安定させるためには、ツラ追いができそうなタイミングだけを狙ってベットすることが重要です。
たとえば、上記ではバンカー連勝→プレイヤーが1勝の流れが続いています。
この流れに対して順張りするなら、プレイヤーが勝つまで待たなければいけません。
バカラはどちらに賭けても勝率はほぼ同じなので、負けている時や時間がないときは、我慢できずに運試しで適当にベットしたくなりますが、そのような時に予想が外れると熱くなってさらに損失を増やしてしまう可能性があります。
ツラ追いを成功させるためには、負けても納得できるタイミングに絞って賭けるようにしましょう。
大路(ダイロ)以外の罫線も活用する
バカラには、大路以外に大眼仔(ダイガンチャイ)・小路(シュウロ)・甲由路(カッチャロ)という3種類の罫線があります。
大眼仔(ダイガンチャイ) | 大路(ダイロ)の最新結果と1列手前の結果を比較した罫線 |
小路(シュウロ) | 大路(ダイロ)の最新結果と2列手前の結果を比較した罫線 |
甲由路(カッチャロ) | 大路(ダイロ)の最新結果と3列手前の結果を比較した罫線 |
これらの罫線は、大路を基準として1~3列前の結果と比較しており、大路では見えないゲームの流れをつかむために重要なデータです。
たとえば上記の大眼仔(ダイガンチャイ)では、直近でニコイチ(2勝1敗が続くこと)の流れができていることが分かります。
大眼仔の細かい見方については割愛しますが、この流れが続くと想定すると次のゲームはバンカーの勝ちと予想できます。
このような時に、小路や甲由路でも一定のパターンで進んで、次のゲームでバンカーの勝ちと予想できる場合はチャンスです。
大路でツラ追いの流れが分かりにくい、ツラ追いの勝率が低いという時は、他の罫線も活用してみましょう。
バカラでツラ追いをしても勝てない、稼げない人の特徴
バカラでツラ追いをしても思うように勝てない人には、共通の特徴があります。
ツラ追いで稼げない人は、以下を参考にしてください。
熱くなりすぎて冷静な判断ができていない
ツラ追いはバカラの勝率アップに効果的な手法ですが、100%勝てるわけではありません。
たとえばバンカーの連勝が続いていたときにツラ追い(順張り)でバンカーに賭けて負けることもあります。
そのような時に熱くなりすぎて冷静な判断ができなくなると、ツラ追いで勝つことはできません。
これはバカラに限らず、すべてのギャンブルに当てはまることです。
バカラでツラ追いを実践する前には、「資金が50%増えたら、その日は勝ち逃げする」「資金の30%を失ったら損切りする」といった利確ラインと損切りラインを決めておくようにしましょう。
必勝法を使わずに賭け続けている
ツラ追いは単体で使っても効果的な手法ですが、必勝法を使うとさらに資金を効率よく増やすことが可能です。
逆に必勝法(資金管理法)を使わずに賭け続けていると、トータルで勝ち越すことは難しいでしょう。
私のことですね!わかります!
リン…。そんなあなたのために、必勝法を2つお教えしますね!
マーチンゲール法
1つ目はマーチンゲール法(倍賭け法)です。
マーチンゲール法は1勝するだけで利益を出せるカジノの代表的な必勝法で、2倍配当のカジノゲームだけでなく、FXなどの投資にも使われています。
マーチンゲール法の手順はシンプルで、負けた次のゲームから勝つまで賭け金を2倍ずつ増やし、勝ったら最初の賭け金に戻るだけです。
バカラでマーチンゲール法を使った場合の連敗確率や賭け金、累計損益などは以下になります。
連敗数 | 確率 | 賭け金 | 累計損益 |
---|---|---|---|
1 | 50% | 1 | -1 |
2 | 25% | 2 | -3 |
3 | 12.5% | 4 | -7 |
4 | 6.25% | 8 | -15 |
5 | 3.125% | 16 | -31 |
6 | 1.563% | 32 | -63 |
7 | 0.781% | 64 | -127 |
8 | 0.391% | 128 | -255 |
9 | 0.195% | 256 | -511 |
10 | 0.098% | 512 | -1023 |
マーチンゲール法では、どこで勝っても最初の賭け金分(初回賭け金が1ドルなら1ドル)の利益が出ます。
そのため勝率が50%以下でも利益を出せる点が大きなメリットです。
バカラのツラ追いでマーチンゲール法を使う場合、逆張りとの相性が抜群です。
たとえば、「罫線を見るとバンカーの連勝が毎回4連勝で止まっている」ということが分かれば、バンカーの4連勝後にプレイヤーに賭けるといった方法が使えます。
別のケースだと、「バンカーが8連勝して罫線がドラゴンなっている」という場合なら、「そろそろ連勝が止まるはず」と予想して回数を決めてプレイヤーに賭け続けるといった使い方もあります。
マーチンゲール法は優れた手法ですが、バカラのような勝率50%のゲームでは100回に1回は6連敗する計算になり、しかも連敗が重なると賭け金が急激に増えるためリスクを伴う点に注意が必要です。
また、連敗が続くとテーブルリミット(賭け金額の下限と上限)に達してしまう可能性があるので、事前にベット額の上限を確認しておくようにしましょう。
マーチンゲール法を使う場合には、ツラ追いできそうなタイミングだけベットする・損切りラインを決めておくという2つのルールを徹底することを忘れないでください。
パーレー法(逆マーチンゲール法)
パーレー法は逆マーチンゲール法とも呼ばれる必勝法で、その名の通りマーチンゲール法の考え方を逆にした攻撃的な手法です。
パーレー法では、連敗中は初回賭け金の金額を変えずに賭け続け、勝ったら次のゲームで資金を2倍にしていきます。
パーレー法の連勝確率、賭け金、累計損益は以下の通りです。
連勝数 | 確率 | 賭け金 | 累計損益 |
---|---|---|---|
1 | 50% | 1 | 1 |
2 | 25% | 2 | 3 |
3 | 12.5% | 4 | 7 |
4 | 6.25% | 8 | 15 |
5 | 3.125% | 16 | 31 |
6 | 1.563% | 32 | 63 |
7 | 0.781% | 64 | 127 |
8 | 0.391% | 128 | 255 |
9 | 0.195% | 256 | 511 |
10 | 0.098% | 512 | 1023 |
パーレー法の累計損益はマーチンゲール法の逆で、連勝数に比例して2倍ずつ増えていきます。
また、連敗時の賭け金が1単位のままなので、ローリスクハイリターンな手法です。
ただし、連勝時の利益をすべて次のゲームに賭けるため、途中で1回でも負ければそれまでの利益をすべてしまいます。
負けても損失は最初の1単位ですが、利益を少しでも残さないと資金が増えていかないので、「5連勝で利益を確定する」といったルールを作っておきましょう。
パーレー法をツラ追いで使う場合には、順張りがおすすめです。
たとえば、「罫線を見ると毎回プレイヤーが5連勝している」という流れの時なら、2連勝または3連勝後にプレイヤーに賭け続けるといった使い方ができます。
バカラにはこの他にも様々な必勝法がありますが、ツラ追いを使う場合にはマーチンゲール法とパーレー法の2つが分かりやすくおすすめです。
まとめ
今回はバカラのツラ追いについて解説してきました。
ツラ追いは罫線を使う手法なので、初心者の方は慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。
最初のうちは最も分かりやすい大路をメインで使って、少しずつ他の罫線の見方を覚えていくという流れがおすすめです。
バカラは勝率50%のゲームですが、罫線を注意深く観察すると不思議なほど一定のルールでゲームが進んでいくことが珍しくありません。
ツラ追いを効果的に使ってオンラインバカラでどんどん稼いでいきましょう。
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