「カジノの王様」として世界中のギャンブラーから人気のバカラ。
バカラはプレイヤーとバンカーのどちらが勝つかを予想するだけのシンプルなゲームなので、初めてプレイする人でもすぐにルールを覚えられます。
ところで、バカラをプレイしていると3枚目のカードが配られることがありますが、その条件をご存知でしょうか？
バカラはディーラー主導でゲームが進むため、3枚目の配布条件を知らなくてもプレイに支障はありません。
しかし配布条件を知っていれば、2枚目のカードが配られた時にいち早く察知でき、さらにバカラを楽しむことができます。
この記事では、バカラで3枚目のカードが配られる条件、配られない条件について分かりやすく解説していきます。
3枚目が配られる条件を知っておくと、バカラでドキドキ感をより味わえますよ！
もっとバカラを楽しみたいのでこの機会に覚えます！
もくじ
バカラでは条件次第で3枚目のカードが配られることがある
バカラではプレイヤーとバンカーにカードが2枚ずつ配られ、合計値の下一桁が9に近い方が勝ちとなり、どちらが勝つかを予想するゲームです。
ただし2枚のカードが配られた時点でのそれぞれの合計値によって、3枚目のカードが配られることがあります。
3枚目のカードが配られる条件については、2枚のカードが配られた時点でのプレイヤーとバンカーの合計値によって数パターンあり、さらにバンカーの2枚の合計値とバンカーの3枚の合計値によっても異なります。
バカラで4枚目のカードが配られることは絶対にない
バカラでは、3枚目のカードが配られた場合には必ずそこで勝敗が決まるので、4枚目が配られることはありません。
したがって、3枚目が配られる条件を把握しておけばバカラのルールについては、ほぼ理解していることになります。
バカラで3枚目が配られない条件は2つ
それでは、バカラで3枚目が配られる条件と配られない条件について見ていきましょう。
まず、3枚目のカードが配られない条件について解説します。
プレイヤー・バンカーのハンド合計値が[8]か[9]（ナチュラル）
バカラでは、最初にプレイヤーとバンカーへそれぞれ2枚ずつのカードが配られますが、一方の合計値が「9」または「8」になると、その時点で勝敗が決まります。
これを、ナチュラル9（ナチュラルナイン）、ナチュラル8（ナチュラルエイト）といいます。
画像では、右側のハンドの合計値が「8」なので、ナチュラルエイトです。
したがって、この時点で勝敗が決定し、プレイヤーへ3枚目のカードは配られません。
「どちらかにナチュラルが出現したら、その時点で勝敗が決まる」と覚えておきましょう。
ハンドの合計値がそれぞれ[8]か[9]だった場合は[9]の勝ち
プレイヤーとバンカーへ最初に配られた2枚のハンドの合計値が「8」か「9」だった場合には、「9」の勝ちになります。
画像では、プレイヤーの合計値が「9」、バンカーの合計値が「8」ですが、バンカーへ3枚目のカードは配られずプレイヤーの勝ちとなります。
ハンドの合計値がどちらも[8]か[9]だった場合は引き分け
2枚のカードの合計値が「8」か「9」で同点だった場合には、3枚目のカードは配られず引き分け（タイ）となり、賭け金が返金されます。
バカラではプレイヤーかバンカーにナチュラル8、ナチュラル9が出た場合には、その時点で勝敗（引き分けを含む）が決まり3枚目のカードは配られない、と覚えておきましょう。
プレイヤー・バンカーのハンド合計値がどちらも[6]か[7]
次のパターンは、プレイヤー・バンカーの合計値がともに「6」または「7」だった場合です。
このケースでは、どちらにも3枚目のカードは配られず、その時点で勝敗が決まります。
画像では、プレイヤー・バンカーともに「6」なので引き分けです。
このパターンは出現率が低いので、知らない方もいらっしゃるかと思いますが覚えておきましょう。
3枚目が配られないパターンは少ないので、すぐに覚えられますよ！
もう覚えました！
バカラでプレイヤーに3枚目が配られる条件は1つ
続いて、バカラでプレイヤーに3枚目のカードが配られる条件について解説します。
プレイヤーに3枚目のカードが配られる条件は、以下の1パターンだけです。
プレイヤーに配られた最初の2枚の合計値が「5」以下で、バンカーの合計値が8または9以外だった時にプレイヤーへ3枚目のカードが配られます。
上記画像ではプレイヤーの最初の2枚の合計値が14＝「4」、バンカーの合計値が「7」なので、上記の条件を満たしていますよね。したがって、プレイヤーへ3枚目のカードが配られます。
プレイヤーへ3枚目のカードが配られるのは、このパターンだけなので覚えやすいでしょう。
バカラでバンカーに3枚目が配られる条件はそれぞれのハンド合計値で変わる
次に、バンカーに3枚目のカードが配られる条件について解説します。
プレイヤーの条件は1種類でしたがバンカーの条件については少し複雑で、バンカーの2枚の合計値、プレイヤーに3枚目のカードが配られた時点での合計値によって変わります。
バンカーの合計値とプレイヤーの3枚目のカードの数字による早見表を作成したので、ご覧ください。
上記のH（ヒット）は3枚目のカードが配られる、S（スタンド）は3枚目のカードが配られないという意味です。
ヒットとスタンドというカジノ用語は、ブラックジャックにも登場するので覚えておくといいでしょう。
バンカーに3枚目が配られる条件については、この表を元に解説していきます。
バンカーに3枚目のカードが配られる流れ
バカラでバンカーに3枚目のカードが配られる流れは、以下になります。
バンカーに3枚目のカードが配られる流れ
- プレイヤーとバンカーへそれぞれ2枚ずつのカードが配られる
- 条件を満たすとプレイヤーへ3枚目のカードが配られる
- バンカー・プレイヤーの合計値によってバンカーへ3枚目のカードが配られるかが決まる
ここでは、上記画像のように最初の2枚の合計値がプレイヤー「6」、バンカー「4」だったとして進めていきます。
それぞれのハンドの合計値を表に照らし合わせる
まず、上記の早見表をご覧ください。
最初の2枚のカードが配られた時点で、プレイヤーの合計値は「6」なので、プレイヤーへ3枚目が配られる条件を満たしていません。
次にバンカー側を見ると、プレイヤーへ3枚目のカードが配られておらず、バンカーの2枚の合計値が「4」なのでバンカーへ3枚目のカードが配られます。
このように、表と照らし合わせるとバンカー側のアクションをすぐに確認できます。
バンカーに3枚目のカードが配られる
バンカーへ3枚目のカードが配られましたが、絵柄（0）だったので0、合計値は「4」のままでした。
したがって、プレイヤー「6」、バンカー「4」でプレイヤーの勝ちとなり、プレイヤーに賭けていた場合は賭け金の2倍が払い戻され、バンカーへ賭けていた場合は賭け金が没収されます。
バンカーに3枚目が必ず配られる条件
バカラでバンカーに3枚目が配られる条件は、プレイヤー・バンカーハンドの合計値で変わります。
ただし、以下の条件ではバンカーに必ず3枚目のカードが配られるので覚えておきましょう。
バンカーに必ず3枚目が配られる条件
- バンカー合計値が[0～2]
- バンカーの合計値が[3]、かつプレイヤーの3枚目が[8]以外
- バンカーの合計値が[6]、かつプレイヤーの3枚目が[6]か[7]以外
バンカーに3枚目が配られる条件は少し複雑ですね・・・
最初は難しいと思うので、上記チャートを確認しながら少しずつ覚えてきましょう！
バカラで3枚目のカードが配られる条件の早見表
上記は、バカラでプレイヤーとバンカーへ3枚目のカードが配られる条件を文字と数字でまとめた早見表です。
表の縦軸がプレイヤー、横軸がバンカーとなっており、これを見れば最初に2枚のカードが配られた時点でのそれぞれの合計値、プレイヤーに3枚目が配られるか否か、バンカーに3枚目が配られるか否かを簡単に確認できます。
たとえば、プレイヤー側の最初の2枚の合計値が「0」～「5」だった場合、バンカーの合計値が「8」「9」以外ならプレイヤーに3枚目のカードが配られます。
バンカーは2枚の合計値が「7」だった場合は、プレイヤーに配られた3枚目のカードの点数に関わらず3枚目は配られません。したがって、バンカーの最終的な値は「7」です。
プレイヤーの3枚の合計値が「7」以上になっても、バンカーに3枚目のカードは配られません。
バンカーの2枚の合計値が「6」以下の場合は、プレイヤーの3枚目のカードを足した合計値によってヒット、スタンドが決まります。
文章にすると複雑に見えますが、実際にバカラをプレイしていれば直感的に分かるようになるのでご安心ください。
また、オンラインカジノでは早見表を見ながらプレイできるので、完璧に覚えたい方はこちらの表をコピーしたり、パソコンやスマホの画面に表示させておくといいでしょう。
ただし、バカラではディーラーがこの表に基づいてゲームを進行するので、覚えておかなくてもプレイに支障はありません。
バカラでカードが配られて勝負が行われるまでの流れ
ここでは、バカラでカードが配られて勝負が決まるまでの流れをもう一度復習しましょう。
勝負が行われるまでの流れ
- プレイヤーまたはバンカーの勝利にチップを賭ける
- プレイヤーとバンカーに2枚のカードが配られる
- 一方の合計値が「8」か「9」、プレイヤー・バンカーともに「6」か「7」の場合は、3枚目のカードは配られずに最初の2枚で勝負が決まる
- プレイヤーのカードの合計値が「5」以下の場合は、プレイヤーに3枚目のカードが配られる
- バンカーのカードの合計値が7以上の場合は、バンカーに3枚目は配られない
「7」以下の場合は、プレイヤーの合計値にしたがって3枚目が配られる - 合計値によって勝敗が決まり、予想が的中するとプレイヤーは賭け金の2倍、バンカーは賭け金の1.95倍が払い戻される
「ルールを完全にマスターしてから試したい」という人は、ビデオゲームのバカラがおすすめです。
オンラインカジノのビデオバカラはライブカジノのようにベット時間の制限がないので、ゆっくりと表で確認しながら自分のペースでゲームを進められます。
まとめ
今回は、バカラで3枚目のカードが配られる条件、配られない条件について解説してきました。
ナチュラル8、ナチュラル9など代表的なものについては多くの方がご存知でしょうが、プレイヤーに3枚目のカードが配られて合計値がバンカーより大きくなっても、バンカーに3枚目がのカードが配られないときについては、不思議に思っていた人もいたのではないでしょうか。
オンラインカジノのライブバカラでは、ディーラーがこれらのルールを熟知してゲームを進行するので、条件を知らなくても勝率が変わることはなく十分に楽しめます。
ただし3枚目が配られる条件を理解すれば、今よりもっとバカラを楽しめること間違いなしですよ。
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