ココモ法は、フィボナッチ数列を使ってルーレットの3倍配当で利益を出すことを狙った必勝法です。
マーチンゲール法と同じく1勝すれば損失を取り戻して利益を出せる上に、連敗しても賭け金の増加スピードが緩やかなので、少ない資金でも実践できるというメリットを持っています。
この記事では、ルーレットにココモ法が効果的な理由や基本的な使い方、成功率を高めるコツなどについて実践検証を交えて詳しく解説していきます。
もくじ
そもそもココモ法とは

ココモ法は「自然界の神秘」といわれるフィボナッチ数列を使用した必勝法で、ルーレットの3倍配当(カラムベット・ダズンベット)に使えます。
1勝すると損失をすべて回収し利益を出せる点が特徴で、手順もシンプルなので初心者の方もすぐに実践できるでしょう。
1勝すれば損失を取り戻せる必勝法は、2倍配当に使えるマーチンゲール法が有名ですが、負けると賭け金を倍々に増やすマーチンゲール法と異なり、ココモ法は賭け金の増加スピードが緩やかなので、資金のパンクする確率が低い点がメリットです。
ココモ法の基本的な使い方

ココモ法の基本的な使い方は、以下の通りです。
ココモ法の基本的な使い方
- 初回賭け金を決める(例:1ドル)
- 2連敗するまでは初回賭け金を賭け続ける
- 2連敗したら、1ゲーム目と2ゲーム目の賭け金を足した金額を賭ける
- 負けた場合、前々回と前回の賭け金を足した金額を賭ける
勝った場合→攻略法をリセットし最初に戻る
ココモ法は2連敗するまでは初回賭け金を賭け続け、2連敗してからスタートします。
2連敗後は、前々回と前回の賭け金も足した金額を賭け続け、1勝すると必ず利益が出るので賭け金をリセットして最初へ戻ります。
賭け方については、3倍配当であればダズンベットでもカラムベット(コラムベット)のどちらでもOKです。
また、上級者向けの手法になりますが、3倍配当は12個の数字をカバーするので、ストレートアップベットで好きな数字12個に賭ける・スプリットベットで6ヶ所に賭けると・Wストリートベット2ヶ所に賭けるいったやり方でもかまいません。
ルーレットでココモ法が効果的な理由

ルーレットでココモ法が効果的な理由は、ルーレットには3倍配当の賭けがある、という点です。
バカラやブラックジャックは、メインベットが2倍なのでココモ法は使えません。
2倍配当に有効なマーチンゲール法やパーレー法は条件に適しているゲームが豊富に存在していますが、ココモ法は3倍配当限定の賭け方なので、使えるのはカラムベット・ダズンベット・12個の数字に賭けるの3種類になります。
2つ目の理由は、ルーレットは前のゲーム結果が次のゲームに影響しない独立事象のゲームであるという点です。
ルーレットはすべてのゲームにおいて、ランダムに出目の抽選が行われます。
独立事象の対義語には、前ゲームの勝敗が次のゲームに影響する従属対象があり、バカラやブラックジャックが当てはまります。
バカラやブラックジャックのようなカードゲームは、1度使用したカードはシューの交換まで再利用されないので、残っているカードに偏りが発生した場合には勝敗に影響を及ぼす可能性があるのです。
以上、2つの理由からルーレットの3倍配当ではココモ法を使った攻略法が有効であるといえます。
ココモ法を使ってルーレットで稼げるか実践検証

賭け方 | ダズンベット |
初回賭け金 | 1ドル |
ルーレットでココモ法が効果的な理由が分かったところで、本当に稼げるのか実践検証を行ってみましょう。
今回は、ココモ法を使える3倍配当のダズンベットで実践します。
賭け金ですが、ダズンベットの当選確率は32.4%(12/37)と低めなので、連敗時のリスクを考慮して1ドルからスタートします。
1ゲーム目

ゲーム数 | 1ゲーム目 |
賭け金 | 1ドル |
勝敗 | 負け |
累計損益 | -1ドル |
まず1ゲーム目は、初回賭け金の1ドルをベットします。
結果は、残念ながら外れたので賭け金が没収されて累計損益は-1になりました。
2ゲーム目

ゲーム数 | 2ゲーム目 |
賭け金 | 1ドル |
勝敗 | 負け |
累計損益 | -2ドル |
2ゲーム目の賭け金は、1ゲーム目と同じ1ドルです。
今回も外れたので賭け金が没収されました。
現在の累計損益は-2ドルです。
2連敗したので、次のゲームからはココモ法にしたがって賭け金を上げていきます。
3ゲーム目

ゲーム数 | 3ゲーム目 |
賭け金 | 2ドル |
勝敗 | 負け |
累計損益 | -4ドル |
3ゲーム目の賭け金は、前々回の賭け金(1ドル)+前回の賭け金(1ドル)を足した2ドルです。
今回も外れたので賭け金が没収され、3連敗となりました。
ルーレットの3倍配当の勝率は低いので、この程度の連敗は普通に起こります。
現在の累計損益は-4ドルです。
4ゲーム目

ゲーム数 | 4ゲーム目 |
賭け金 | 3ドル |
勝敗 | 負け |
累計損益 | -7ドル |
4ゲーム目の賭け金は、前々回の賭け金(1ドル)+前回の賭け金(2ドル)を足した3ドルです。
結果は外れだったので賭け金が没収され、4連敗となりました。
現在の累計損益は-7ドルです。
マーチンゲール法なら4連敗すると1→2→4→8で15ドルの損失が出ますが、ココモ法は-7ドルなので、連敗しても賭け金と損失の増加スピードが緩やかであることが分かりますね。
5ゲーム目

ゲーム数 | 5ゲーム目 |
賭け金 | 5ドル |
勝敗 | 負け |
累計損益 | +3ドル |
5ゲーム目の賭け金は、前々回の賭け金(2ドル)+前回の賭け金(3ドル)を足した5ドルです。
ようやく勝てたので、5ドルX3倍配当の15ドルが払い戻されて、累計損益は+3ドルとプラスへ転じました。
このように、ココモ法は1勝するだけで損失を回収し必ず利益が出るように作られています。
また、ココモ法では1勝するとセットを完了し賭け金をリセットするので、次のゲームは初回賭け金の1ドルをベットします。
ルーレットでココモ法を50ゲーム実践した結果

全50ゲームで稼げた金額:+66ドル
▼ココモ法の検証結果まとめ

同様の手順で、ココモ法を使って50ゲーム実践した結果は+66ドルとなりました。
ゲーム中盤で9連敗したため、収支が一時的に-81ドルになりましたが、その後に勝ってプラスへ転じました。
その後、再び9連敗したため今度は-59ドルまで落ち込んだものの、最終的には66ドルのプラスで終了しています。
ココモ法は連敗しても賭け金の増加スピードは比較的緩やかですが、3倍配当の勝率が低い(32.4%)ため、今回のように大きな連敗に見舞われることが多く波の荒い展開になりがちです。
したがって、初回賭け金を大きくしすぎないことが成功の秘訣といえるでしょう。
また、今回は9連敗ですみましたが、さらに大きな連敗が発生した際には損切りする勇気も必要です。
実践して分かったココモ法のメリット・デメリット

ここでは、ココモ法の実践検証を行って分かったメリットとデメリットについて解説します。
ココモ法のメリット
メリット
- ルールがシンプルなのですぐに実践できる
- 何連敗しても1度の勝利で利益を出せる
ココモ法のメリットは賭け方のルールがシンプルなので、初心者でもすぐに実践できる点です。
基本的なルールは2連敗後の3ゲーム目から前回と前々回の賭け金を足した金額をベットし、勝ったら最初に戻るだけなので特に難しい点はありません。
面倒な数列や複雑な計算は不要なので、賭け金を間違うこともないでしょう。
また、何連敗しても1度の勝利で利益を出せる点もメリットです。
実践検証では50ゲーム中、9連敗が2度発生しましたが、いずれも次のゲームで勝ってすぐにプラスへ転じています。
1度の勝利で利益を出せる点はマーチンゲール法と共通していますが、ココモ法は賭け金を倍々に増やしていくマーチンゲール法よりも賭け金の増加スピードが緩やかなので、資金がパンクするリスクは小さめです。
ココモ法のデメリット
デメリット
- 勝率が低く連敗する可能性が高い
- 連敗するとベット額が増えやすい
ココモ法のデメリットは、勝率が32.4%(12/37)と低い点です。
理論的には3回に1回程度しか勝てないので、連勝して一気に利益を増やすことは難しく、赤・黒賭けのような2倍配当の賭け方に慣れている人にとっては、勝率の低さがストレスに感じるかもしれません。
ココモ法は連敗時の賭け金の増加スピードは緩やかですが、それでも連敗が続くとそれなりに損失と賭け金が大きくなってしまいます。
また、勝率が低い=連敗する可能性が高いということなので、資金力に合わせて初回賭け金を設定する必要があります。
ルーレットでココモ法を使用する際の注意点
ここまで、ココモ法の使い方や実践検証を、メリットとデメリットなどを見てきましたが、それらを踏まえてルーレットでココモ法を使用する際の注意点について解説します。
慣れるまでベット時間があるライブカジノでは使わない

オンラインカジノのライブルーレットは、ベット時間が決められています。
具体的には、通常のルーレットが約15~20秒、スピードルーレットが約5秒です。
ココモ法の手順はシンプルですが、ベット時間が決まっていると焦って賭け金を間違えたり、制限時間に間に合わない可能性があります。
したがって、最初はビデオルーレットで練習し、完璧に使いこなせるようになってからライブカジノで実践するようにしましょう。
また、多くのオンラインカジノがルーレットのデモゲーム(無料版)を設置しているので、そちらを使えばノーリスクでココモ法の練習が可能です。
初回賭け金はなるべく小さい額に設定する

ルーレットでココモ法を使用する際には、初回賭け金はなるべく小さい額に設定することをおすすめします。
ココモ法は連敗しても賭け金の増加スピードは緩やかですが、勝率が低い32.4%(12/37)ので連敗する確率が高く、一時的に損失が大きくなる可能性があります。
実践検証では1単位1ドルに設定しましたが、50ゲームのプレイで9連敗が2度発生しました。
その時の累計損益は、-81ドルと-59ドルです。
初回賭け金を大きくしていたら、その分損失も大きくなります。
したがって、初回賭け金はなるべく小さい額に設定し、コツコツと利益を積み重ねていく方法がおすすめです。
目標利益や損切りラインは必ず決めておく

ルーレットでココモ法を使用する際には、事前に目標利益や損切りラインを決めておくようにしましょう。
目標利益を決めておかないと、利益が出ている時にやめどきが分からず、ダラダラとプレイを続けて利益を大きく減らしてしまう可能性があります。
「ココモ法が10回成功したら勝ち逃げする」「累計利益が100ドルを超えたら利確する」など、目標利益に関するルールを決めておくようにしましょう。
損切りラインについても同様で、「10連敗したら損切りする」「資金が10%減ったらその日のプレイは切り上げる」などのルールを事前に決めておくことが重要です。
ココモ法は優れた必勝法ですが、ギャンブルで100%勝てる手法というものは存在しないので、時には損切りの決断を下さなければいけない場面が現れます。
流れが悪い時には深追いせずに損切りして、トータルで利益を出していくことを目指しましょう。
必ずルール通りにココモ法は使う

ルーレットでココモ法を実践する際には、必ずルール通りに賭け金を変動させるようにしましょう。
ココモ法は、2連敗後の3ゲーム目からは前々回の賭け金と前回の賭け金を足した金額を賭けることで、ゲームに勝利したときに利益が出るように作られています。
途中で賭け金のルールを変えると、勝っても利益が出ない可能性があります。
ココモ法では、ルールをアレンジしても良いのは初回賭け金の設定のみで、その他については必ずルール通りに使うようにしてください。
まとめ
今回は、3倍配当に使えるココモ法がルーレットに効果的な理由や実践での注意点、成功率を高めるコツなどを解説してきました。
ココモ法は連敗しても賭け金の増加スピードが緩やかな上に、1勝すると必ず利益が出る優れた必勝法です。
カジノの必勝法の中でも3倍配当に使えるベッティングシステムは少ないので、ルーレットをメインにプレイする人はローリスクでコツコツと利益を積み重ねることができるココモ法を使ってみてはいかがでしょうか。
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