WYBWYPシステムの使い方やメリット・デメリット、ルーレットで上手に運用するコツまで解説！

ルーレットは2～36倍まで多彩な賭け方と配当が用意されているため、これまでに様々な必勝法が考案されてきました。

その中から今回は、「WYBWYPシステム」というユニークな必勝法を紹介します。

WYBWYPシステムは、ルーレットの3倍配当であるコラム（カラム）ベットとダズンベットを利用する必勝法で、1

セット4ゲームのうち1勝すれば利益が確定する点が特徴です。

また、4連敗しても最大8単位の損失しか出ないため、資金の少ない人でも気軽に実践できます。

「ローリスクで実践できる必勝法を探している」という人は、ぜひ今回の記事を参考にしてください。

ルーレットで使えるWYBWYPシステムとは

WYBWYPシステムとは、「What You Bet is What You Profit」の頭文字を取ったルーレットの必勝法で、直訳すると「あなたが賭けた分がそのまま利益になる」という意味になります。

ルーレットの必勝法の中ではそれほど有名というわけではありませんが、比較的ローリスクで運用できることから、初心者だけでなくルーレット専門で稼いでいる上級プレイヤーの中にも愛用者が多い「隠れた必勝法」と言える存在です。

WYBWYPシステムは1セットが最大4ゲームで決まっており、どこで勝っても利益が出ます。

また、4連敗した場合の最大損失が8単位と決まっているので、資金管理しやすい点もメリットです。

WYBWYPシステムの使い方

続いて、WYBWYPシステムの使い方を解説していきます。

ベット方法は3倍配当のコラム（カラム）ベットとダズンベット

WYBWYPシステムは、3倍配当のコラム（カラム）ベットとダズンベット限定の必勝法です。

コラム（カラム）ベット

コラム（カラム）ベットは横1列12個の数字にベットする賭け方で、上段・中段・下段の3つから賭けたい列の横に「2:1」と表示されている部分にチップを置きます。

アメリカンルーレット・ヨーロピアンルーレットともに配当は3倍ですが、スポット数がアメリカンルーレットは38、ヨーロピアンルーレットは37なので、ヨーロピアンルーレットの方が勝率が約0.9％高くなります。

したがって、WYBWYPシステムを使用する際にはヨーロピアンルーレットを選びましょう。

ダズンベット

ダズンベットとは、連続する12個の数字を一括りにしたエリアにベットする賭け方で、コラムベットと同じく12個の数字をカバーします。

ダズンベットに賭ける場合は、「1st－12」「2nd -12」「3rd－12」と表示されている部分から、好きなエリアを選んでチップを置きます。

ダズンベットもコラムベットと同じく、アメリカンルーレットとヨーロピアンルーレットでは確率が異なるため、ヨーロピアンルーレットを選ぶようにしましょう。

1. ベットエリアを1か所選び1ドルを賭ける

続いて、WYBWYPシステムの具体的な手順を解説していきます。

まず1ゲーム目は、コラム（カラム）ベットとダズンベットの中から、ベットするエリアを1ヶ所選んで1ドル（1単位を）賭けます。

どれを選んでも確率は一緒なので、ベットするエリアについてのルールはありません。

上記では、ダズンベットの「1st － 12」へ1ドルをベットしています。

2-A. 負け：賭け金を「1ドル→2ドル→4ドル」と増やす

WYBWYPシステムでは、1ゲーム目に勝った場合と負けた場合で手順が変わります。

1ゲーム目に負けた場合は、ゲーム以降の賭け金を1ドル→2ドル→4ドルと増やしていきます。

2-B. 勝ち：攻略法をリセットして、初回ベット額を賭ける

1ゲーム目、または2ゲーム目以降に勝ったら攻略法をリセットして最初に戻り、次のゲームでは初回ベット額を賭けます。

以上がWYBWYPシステムの手順です。

「WYBWYPシステム」という名前から難しそうな手法を連想した方がいらっしゃるかもしれませんが、手順はいたってシンプルなので特に迷う点はないでしょう。

WYBWYPシステムをヨーロピアンルーレットで実践シミュレーション

WYBWYPシステムの手順を理解したら、さっそく実践シミュレーションを行ってみましょう。

1ゲーム目

今回は1単位を1ドルに設定したので、1→1→2→4ドルと賭け金を増やしていき、勝ったらリセットして最初に戻ります。

まず1ゲーム目は、1ドルをダズンベットの「1st － 12」へベットしました。

結果は、「2nd － 12」の「16」だったので負けとなり、賭け金の1ドルは没収されました。

現在の累計損益は、-1ドルです。

2ゲーム目

2ゲーム目は、「3rd - 12」へ1ドルをベットしました。

結果は「36」だったので的中となり、3ドルが払い戻されました。

現在の累計損益は、+1ドルです。

3ゲーム目

2ゲーム目に勝ったので賭け金をリセットし、3ゲーム目の賭け金は1ドルになります。

「1st － 12」へ1ドルをベットしたところ、結果は「11」だったので的中となり、3ドルが払い戻されました。

現在の累計損益は、+3ドルです。

4ゲーム目

3ゲーム目に勝ったので、4ゲーム目も初回賭け金の1ドルを賭けます。

「2nd － 12」へ1ドルをベットしましたが、結果は「36」だったので負けとなり、賭け金の1ドルは没収されました。

現在の累計損益は、+2ドルです。

5ゲーム目

4ゲーム目に負けたので、5ゲーム目の賭け金は1ドルになります。

「1st － 12」へ1ドルをベットしたところ、結果は「10」だったので的中となり、3ドルが払い戻されました。

現在の累計損益は、+4ドルです。

6ゲーム目

5ゲーム目に勝ったので賭け金をリセットし、6ゲーム目は1ドルを賭けます。

「2nd － 12」へ1ドルをベットしたところ、結果は「31」で負けとなり、賭け金の1ドルは没収されました。

現在の累計損益は、+3ドルです。

7ゲーム目

6ゲーム目に負けたので、7ゲーム目の賭け金は1ドルになります。

「2nd － 12」へ1ドルをベットしたところ、結果は「35」で負けとなり、賭け金の1ドルは没収されました。

現在の累計損益は、+2ドルです。

8ゲーム目

6ゲーム目、7ゲーム目に負けたので、8ゲーム目は2ドルをベットします。

「2nd － 12」へ2ドルをベットしたところ、結果は「22」で的中となり、6ドルが払い戻されました。

現在の累計損益は、+6ドルです。

以上でWYBWYPシステムの実践シミュレーションを終わります。

WYBWYPシステムの実践結果

WYBWYPシステムの実践結果をまとめました。

今回は、4勝4敗で勝率50％だったこともあり、6ドル（6単位）の利益を出すことに成功しています。

仮にすべてのゲームで1ドル（1単位）を賭けていた場合は4ドルのプラスですが、WYBWYPシステムでは2連敗後に賭け金を2ドルへ増やしているため、利益を大きくできました。

コラム（カラム）ベット、ダズンベットの勝率は約32.4％なので、理論上は1セットの4ゲーム中に1勝はできる計算です。

もちろん試行回数を増やせば大きな連勝や連敗が発生しますが、成功率が比較的高いため初心者にもおすすめの必勝法といえるでしょう。

WYBWYPシステムのメリット

ここまで紹介してきたWYBWYPシステムには、以下のようなメリットがあります。

仕組みがシンプルで使いやすい

1つ目のメリットは、仕組みがシンプルで使いやすいという点です。

基本的な手順は、3倍配当のコラム（カラム）ベットとダズンベットを使用して、賭け金を1ドル→1ドル→2ドル→4ドルと増やしていき、勝った場合、または4連敗したら賭け金をリセットして最初に戻るだけなので、何も難しいことはありません。

ルーレットの必勝法の中には、数列を使ったりやや複雑な計算が必要な手法がありますが、ベット時間に制限のあるライブルーレットでリアルマネーを賭ける場合には、初心者でなくても焦って失敗することが少なくありません。

WYBWYPシステムは手順がシンプルなので、賭け金を間違える可能性は低く、出目の傾向やゲームの流れを把握することに集中できるでしょう。

1サイクル中に1度でも勝てば利益が出る

2つ目のメリットは、1サイクル中に1度でも勝てば利益が出る点です。

上記は1サイクルの4ゲーム中に勝った場合の利益を記したものですが、どこで勝っても損益がプラスになっている点をご確認ください。

損失の回収を目的とした必勝法は、マーチンゲール法やモンテカルロ法など負けると賭け金を増やすシステムが多いので、資金が少ない人や初心者は連敗すると冷静さを失うことが珍しくありません。

WYBWYPシステムなら、失敗した場合の最大損失額が分かっているので、冷静さを失わずに目の前のゲームに集中できます。

▼4連敗する確率

上記は3倍配当の賭け方での連敗確率ですが、4連敗の確率が約20.9％なので、5回に1回は4連敗する計算です。

これを多いと見るか少ないと見るかはプレイヤーによって意見が分かれるところですが、連勝したり3連敗後の4ゲーム目に勝てば利益が大きくなるので、空回しなどを活用して出目の傾向を把握することでトータルの損益プラスを狙いましょう。

WYBWYPシステムのデメリット

続いて、WYBWYPシステムのデメリットを解説します。

1回の勝利で得られる利益は少ない

1つ目のデメリットは、1回の勝利で得られる利益が少ないという点です。

WYBWYPシステムでは1単位を1ドルとして勝った場合の利益は、1ドル・2ドル・4ドルのいずれかになります。

連勝後に賭け金を上げるパーレー法やバーネット法（1326法）のような攻撃的な必勝法が好きな方にとっては、勝ったら賭け金をリセットするWYBWYPシステムは物足りなく感じるかもしれません。

WYBWYPシステムは、ローリスクで少しずつ利益を積み重ねることを狙った手法なので、その点についてあらかじめ理解しておくことが必要です。

4連敗すると損失が大きい

2つ目のメリットは、4連敗すると8単位の損失が出るため、人によっては「失敗時の損失が大きい」と感じるかもしれない点です。

成功時の利益が最大で4単位なので、実戦でWYBWYPシステムを使用した場合は、成功と失敗を繰り返して少しずつ利益を増やしていくというパターンが多いのですが、仮に8連敗すると16単位の損失が出るので、取り返すのに時間がかかります。

ちなみに、WYBWYPシステムは4連敗で損切りしますが、「コラム（カラム）ベットとダズンベットで、確実にセットを成功させながら資金を増やしていきたい」という人には、ココモ法がおすすめです。

ココモ法なら、WYBWYPシステムと同じく3倍配当の賭け方に使用でき、1勝すると必ず利益が出ます。

WYBWYPシステムを上手に運用するコツ

ここまでWYBWYPシステムの使い方やメリット・デメリットなどを解説していきましたが、それらを踏まえてWYBWYPシステムを上手に運用するコツを解説します。

勝率の高いヨーロピアンルーレットで使う

WYBWYPシステムは必ず勝率の高いヨーロピアンルーレットで使うようにしましょう。

ヨーロピアンルーレットは「0」と「1～36」の全37スポットで構成されているのに対し、アメリカンルーレットは「00」が追加されているため全38スポットです。

「00」がつくだけで、アメリカンルーレットはヨーロピアンルーレットよりも当選確率が約0.9％下がります。

WYBWYPシステムを使用する上でアメリカンルーレットを選ぶメリットはないので、必ずヨーロピアンルーレットルーレットを選びましょう。

あらかじめ目標利益と損切りラインを決めておく

WYBWYPシステムを使う場合には、あらかじめ目標利益と損切りラインを決めておくようにしましょう。

目標利益を決めておかないと、勝っている時にやめどきが分からず、ダラダラとプレイを続けて利益を大きく減らしてしまう可能性があります。

また、損切りラインを決めておかないと負けた時に冷静さを失って熱くなり、1単位の賭け金を大きくして傷口を広げることになりかねません。

WYBWYPシステムが有効な3倍配当の賭け方は、赤・黒賭けのような2倍配当よりも勝率が低いので、必然的に連敗確率が高くなるため、利益目標と損切りラインを決めておくことが重要です。

ルーレットは還元率が高く勝ちやすいギャンブルですが、ヨーロピアンルーレットの還元率は約97.3％と100％を下回っており、単純に賭け続けていると少しずつ資金が減っていく計算になります。

したがって、利益が出ている時には勝ち逃げ、流れが悪い時には損切りを徹底してトータルで少しずつ資金を増やしていくことを考えましょう。

大きく稼ぐなら1単位あたりの賭け金を増やす

WYBWYPシステムで大きく稼ぎたい場合は、1単位あたりの賭け金を増やすことをおすすめします。

賭け金を大きくすることで、WYBWYPシステムの「勝った時の利益が少ない」というデメリットを補うことが可能です。

ただし、1単位あたりの賭け金を増やすということは、WYBWYPシステムが失敗した時の損失も大きくなることを考慮しておかなくてはいけません。

幸い、WYBWYPシステムは4連敗で損切りというルールが決められており、事前に最大損失額を把握できるので手持ちの資金に合わせて賭け金を設定できる点がメリットです。

ある程度資金に余裕があり、「勝った時の利益を大きくしたい」という人は、1単位あたりの賭け金を増やすことを検討するといいでしょう。

使う前に「空回し」でゲームの流れを読む

WYBWYPシステムを使う前には、空回しを使ってゲームの流れを読むことをおすすめします。

特にライブルーレットにおいては、ホイールの傾きやディーラーのボールを投げ入れる時のクセなどが原因で、特定のエリアに集中してボールが落ちる、いわゆる出目の偏りというものが頻繁に発生します。

そのような偏りを利用して賭ける場所を選択すれば、理論上の確率よりも高い勝率を上げることが可能です。

ソフト版のルーレットについては、空回しが可能なタイプとできないタイプがあるので、空回しが可能な機種をお気に入り登録しておくといいでしょう。

WYBWYPシステムを使う3倍配当の賭け方は勝率が低いので、焦って賭けるのではなく自分が納得できる場面を厳選することをおすすめします。

WYBWYPシステムを使うならこのオンラインカジノがおすすめ！

WYBWYPシステムはルーレット専用の必勝法なので、オンラインカジノで使用する際にはルーレットの機種が豊富なサイトを選ぶ必要があります。

ここでは、ルーレットのラインナップが充実しているだけでなく、ボーナスやプロモーション、信頼性などを考慮しておすすめのオンラインカジノを3サイトに絞って紹介します。

遊雅堂

遊雅堂は2021年にオープンした新しいオンラインカジノですが、業界最大手ベラジョンカジノの姉妹サイトという信頼性もあり、短期間で急速にユーザー数を増やしています。

遊雅堂では初回～3回目の入金時に、最大95,000円の入金ボーナス、人気ゲームの5,000円分スピンクレジット、スポーツのフリーベット10,000円分という豪華なウェルカムボーナスを用意しています。

初回入金ボーナスは、スロット（最大50,000円・100％・賭け条件20倍）とライブカジノ（最大25,000円・100％・賭け条件5倍）から選択できるので、WYBWYPシステムを使ってルーレットで稼ぎたい方はライブカジノ用のボーナスがおすすめです。

また、遊雅堂ではサイト内通貨を日本円に設定できるので、銀行振込で入出金する際に為替手数料を取られずお得です。

インターカジノ

インターカジノは1996年より運営を続けている業界最古参のオンラインカジノで、ベラジョンカジノ、遊雅堂と同じ会社が運営しているので信頼性に関しては申し分ありません。

インターカジノでは、総額500ドルのウェルカムキャッシュバックというユニークなキャンペーンを開催しています。

キャンペーンの内容は、リアルマネーのベット額に応じて貯まったクレジットをサイト内のショップで換金できるというもので、受け取ったキャッシュには賭け条件がつかないので即出金可能です。

有効期限は新規登録から6ヶ月以内で、期間内なら何度でも挑戦できますが、登録から1ヶ月は換金レートが高くなっています。

ゲームのラインナップも豊富で大手プロバイダから新作ゲームがリリースされた際には、インターカジノで先行配信・独占配信されることが多く、スロット好きな人はインターカジノからのお知らせを見逃さないようにしましょう。

また、ライブカジノでは「花路野三丁目」という専用スタジオを設置しており、日本人ディーラーを相手にルーレットやバカラ、ブラックジャックなどの本格的なカジノゲームをプレイできます。

新クイーンカジノ

新クイーンカジノ（くいかじ）は、豪華な入金ボーナスやプロモーションが好評だったクイーンカジノから、2023年にリニューアルしたオンラインカジノです。

ゲーム数も豊富で、スロットやライブカジノに加えてスポーツブック、パチンコ、パチスロ、対人型のオンライン麻雀もプレイできます。

特に対人型のオンライン麻雀を導入しているオンラインカジノは少ないので、麻雀が得意な方は新クイーンカジノで稼ぎまくってください。

他にも、競馬やMLB、サッカーなどスポーツ、スロットやライブカジノなどの魅力的なプロモーションを常時開催しています。

まとめ

今回は、ローリスクで運用できるWYBWYPシステムを紹介してきました。

WYBWYPシステムは手順がシンプルな上に連敗時の損失をあらかじめ把握できるため、ルーレット初心者や資金が少ない人におすすめの必勝法です。

ただし、3倍配当の賭け方は2倍配当よりも勝率が低く連敗確率が高くなるので、1単位あたりの賭け金を大きくしすぎないようにしましょう。

また、WYBWYPシステムと同じく、ルーレットの3倍配当に有効なココモ法もマスターするとプレイの幅が広がりますよ。