バカラの罫線(けいせん)は、ゲームの波や勝敗の偏りなどを示した履歴で、バカラの勝率アップには欠かせない情報です。
その罫線の中から、今回は珠盤路(チューチャイロ)を紹介します。
珠盤路は、バカラの代表的な4つの罫線(大路、大眼仔、小路、甲由路)とは切り離して表示されており、あまり目立ちませんが、勝敗の偏りを一目で認識でき、初心者の方でもすぐに理解できる点がメリットです。
珠盤路の仕組みを理解して、バカラの実戦で有効に利用していきましょう。
珠盤路(チューチャイロ)ってライブバカラの左下にある表のことですよね!
その通り!珠盤路は最もシンプルな罫線なので、この機会に覚えておきましょう!
もくじ
バカラ罫線(けいせん)の珠盤路(チューチャイロ)とは
バカラの代表的な罫線は、最も有名な大路(ダイロ)を基準として、大路をもとにした大眼仔(ダイガンチャイ)、小路(ショウロ)、甲由路(カッチャロ)の4種類に分かれます。
さらに、これらとは別枠に表示されている罫線が、今回紹介する珠盤路(チューチャイロ)です。
上記のようにライブバカラでは他の罫線と切り離して左下に表示されていることが多く、「見たことはある」という方が多いのではないでしょうか。
珠盤路はプレイヤーとバンカーの勝敗、引き分けの履歴を表示しており、勝敗の傾向や偏りをすぐに把握できる点がメリットです。
また、他の罫線のような難しいルールがないため、特に練習などしなくてもすぐに使えるようになります。
珠盤路(チューチャイロ)の見方と書き方
それでは、さっそく珠盤路の見方と書き方について解説していきます。
珠盤路の見方
珠盤路の仕組みは非常にシンプルで、バカラの勝敗結果をそのままマスに記入していきます。
上記の画像でいえば、1ゲーム目はバンカーの勝ち、4ゲーム目はプレイヤーの勝ち。といった形です。
たとえば大路の場合は、プレイヤーとバンカーの勝敗が入れ替わると右の列へ移動しますが、珠盤路では勝敗が入れ替わっても列の移動はありません。
どちらが勝っても、あるいは引き分けでも縦6マスが埋まるまでそのまま記入していき、すべてのマスが埋まってから右の列へ移動します。
珠盤路の書き方
珠盤路の書き方は、上記のようにバンカー(B)、プレイヤー(P)、タイ/引き分け(T)と、勝敗結果に応じて左上から縦に記入していきます。
マス目は6個あり、すべて埋まると右の列へ移動します。
引き分けに関しては、大路や大眼仔では1マスを使う方法・前回勝った方のマスを使う方法の2種類がありますが、珠盤路では1マスを使って「T」と記入します。
大眼仔や小路、甲由路のように、最新結果と大路の動きを比較することもないので、初めてバカラをプレイする人でも簡単に理解できるでしょう。
珠盤路はバカラの結果をそのまま記録しているんですね!
プレイヤーとバンカーのどちらが多く勝っているのかを、ざっくり把握するときに便利ですよ!
珠盤路(チューチャイロ)は他の罫線と見比べながら使う
珠盤路は勝敗をそのまま記入するだけのシンプルな罫線なので、単体で見ると勝敗の偏りや引き分けの出現率が分かりやすいのですが、ゲームの流れが分かりにくい点がデメリットです。
したがって、実戦で珠盤路だけを使って勝敗予測をするのではなく、他の罫線と見比べながら使うことをおすすめします。
ここでは、バカラの代表的な罫線である大路・大眼仔・小路・甲由路を紹介します。
大路(ダイロ)
大路(ダイロ)はバカラ罫線の基準となっており、最上部に最も大きく表示されています。
そのため「罫線は大路だけを見ている」という人も多く、バンカーとプレイヤーの勝敗の偏り・ゲームの流れが分かりやすい点が特徴です。
特に、連勝数やニコイチ、テレコ(テンコ)といった規則性のある動きをいち早く察知できます。
初心者の方は、まずは珠盤路と大路を組み合わせて勝敗予想の参考にするといいでしょう。
大眼仔(ダイガンチャイ)
大眼仔(ダイガンチャイ)は、大路の下(罫線の真ん中、または2段目の左側)に表示されている罫線です。
大路の動きを基準としており、大路の1列手前と最新結果を比較できるので、大路では分からないゲームの流れをつかむことができます。
小路(シュウロ)
小路は罫線の3段目、または2段目の真ん中に表示されているバカラ罫線です。
大路の2列手前と最新結果を比較している点が特徴で、大きなゲームの流れをつかむことができます。
甲由路(カッチャロ)
甲由路は、大路の3列手前と最新結果を比較している罫線です。
大眼仔、小路、甲由路の3つは、基本的な仕組みは同じで、大路の手前の動きと最新の動きを比較したものになります。
したがって、ライブバカラでの使い方としては「大路ではゲームの流れ・動き方の特徴を掴みにくい」「3つの罫線の中で、ニコイチなどが発生しているものがある」と言った時に、勝敗予測の参考にすると勝率アップが可能です。
大眼仔・小路・甲由路に関しては、どれが優秀で信頼度が高いということはないので、その時の状況によって臨機応変に使い分けるようにしましょう。
バカラの罫線(けいせん)を使った勝敗の予想方法
バカラには代表的な4つの罫線と珠盤路がありますが、罫線を使った勝敗予測方法の一例を紹介します。
上記は大路で、プレイヤーに価値が偏っていることが分かり、現在はプレイヤーが3連勝している場面です。
ここでは、過去にプレイヤーが勝ったときは2回連続で4連勝しており、「ここでもプレイヤーが勝って4連勝するのでは?」と予想できますね。
そこでプレイヤーに賭けたところ、予想が的中したという例です。
「バカラの罫線は意味がない」と考える人もいますが、バカラはデッキ内から1度使用されたカードは再利用されないため、カードの偏りなどが原因で一方に勝敗が大きく傾いたり、一定のリズムで勝敗が決まるというケースが頻繁に起こります。
他のカジノゲーム、たとえばルーレットは毎ゲームごとに新しく抽選が行われるため、完全な独立事象(前回のゲーム結果が次のゲームに影響しない)のゲームです。
一方、バカラやブラックジャックは徐々にカードが減っていくため、デッキに残っているカードをある程度推測できることから、ルーレットと違い完全な独立事象とはいえない一面があります。
そして、そのようなゲームの波(ギャンブル)の波を視覚的に捉えたものが罫線なのです。
バカラの勝率はプレイヤーとバンカーのどちらに賭けても約50%で、還元率(ペイアウト率)は約99%弱です。
もともと勝ちやすいことに加えて、罫線を利用して勝率をわずかでも上げることができれば、100%以上の還元率を叩き出すことも決して不可能ではありません。
珠盤路はゲームの流れを見るには不向きな罫線なので、基本的には大路、小路、甲由路、大眼仔で流れを読むのが良いでしょう!
バカラの罫線を使う際の注意点
先ほど「罫線を使って勝敗予想の確率を上げることが可能」と書きましたが、罫線を利用すれば100%勝てるというわけではありません。
たとえば、罫線でニコイチ(2勝1敗が続くこと)やテレコ(バンカーとプレイヤーが交互に勝つこと)が続いていても、次のゲームでその通りになる保証はありません。
したがって、手持ちの資金を全額賭けるといったギャンブル要素の強いベットを続けていると、必ず破産してしまいます。
カジノゲームの有力な必勝法・攻略法であるブラックジャックのカードカウンティングと比較すると、バカラの罫線を使った勝敗予測はそこまで精度が高くはありません。
あくまでも、何も考えずに賭けるよりは勝率をアップさせやすい、という程度のものなので判断材料の1つとして利用するのが正しい使い方です。
またバカラで勝つためには、罫線だけでなくカードカウンティングや資金管理方法(マーチンゲール法、モンテカルロ法、パーレー法など)を組み合わせることをおすすめします。
まとめ
今回は、バカラ罫線の中から勝敗の偏りを見つけやすい珠盤路の仕組みや使い方を解説してきました。
珠盤路はシンプルな仕組みなので、初心者の方も簡単に理解できますが、大きなゲームの波を捉えにくい点がデメリットです。
実戦で利用する場合は、大路をはじめとした他の罫線と組み合わせて勝敗予想の判断材料に使うことをおすすめします。
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