バカラの罫線(けいせん)は、勝敗の偏りやゲームの流れなどを捉えることができるため、多くのプレイヤーが勝敗予想の判断材料として利用しています。
今回は、バカラの代表的な罫線の中から甲由路(カッチャロ)を紹介します。
甲由路は大路を基準としており、大眼仔や小路と合わせて利用すると効果的です。
「罫線を使ったことがない」という方でも理解できるように画像をたっぷり使って解説しているので、初心者の方もご安心ください。
この記事を読めば、甲由路のすべてが分かりますよ。
甲由路(カッチャロ)は他3つの罫線を見ても流れが見えてこない時に便利な罫線です!
バカラの勝率を上げたいのでしっかりマスターしたいです!
もくじ
バカラ罫線の甲由路(カッチャロ)とは
バカラ罫線の甲由路(カッチャロ)とは、大路(ダイロ)を基準として大きなゲームの流れを捉えることを目的とした罫線です。
大路がバンカーとプレイヤーの勝敗を比較しているのに対し、甲由路は「大路の動き」を比較しており、大路では見えないゲームの流れをいち早く察知できます。
甲由路は、バカラ罫線の最下段右に表示されていることが多く、これまでほとんど活用していなかった方が多いのではないでしょうか。
しかし、バカラで安定して利益を上げている上級プレイヤーの多くが、大路はもちろん大眼仔・小路・甲由路の動きに注目しています。
この機会に、甲由路の仕組みや使い方を理解してバカラの勝率アップを目指しましょう。
甲由路(カッチャロ)の見方と書き方
それでは、さっそく甲由路の見方と書き方を解説します。
甲由路は大路を基準に「同じ動き方」か「違う動き方」かを見る
甲由路は、代表的なバカラ罫線である大路を基準として「同じ動き方」か「違う動き方」かを表した罫線です。
大路はバンカーとプレイヤーの勝敗を表示していますが、甲由路では大路の動きを表示しているので混同しないようにしましょう。
▼甲由路(カッチャロ)で使われている記号の色分け
甲由路の色分けは、以下のように行います。
- 最新の結果と大路の3列手前の結果が同じ動きの場合は赤丸
- 最新の結果と大路の3列手前の結果が違う動きの場合は青丸
上記は、ランドカジノ(店舗型カジノ)・オンラインカジノで共通なので「同じ動きは赤丸」「違う動きは青丸」と覚えておきましょう。
甲由路(カッチャロ)の書き方
続いて、甲由路の書き方を解説します。
最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れるとスムーズに書けるようになるのでご安心ください。
基本は大路の最新結果と3列手前の結果を比較する
甲由路では、大路の3列手前と最新の結果を比較します。
したがって、大路が4列目に移動してから甲由路を記入する準備を始めます。
上記は、9ゲーム目にプレイヤーが勝って4列目へ移動したので、ここから甲由路の記入がスタートします。
▼最新結果と3列手前の結果が異なるので●を記入
上記で9ゲーム目が終わった時点をご覧ください。
3列手前の1→2ゲーム目はバンカーが連勝して縦に移動していますね。
つまり、9→10ゲーム目にプレイヤーが勝って縦に移動すると「同じ動き」、バンカーが勝って横に移動すると「異なる動き」ということになります。
ここでは、10ゲーム目にバンカーが勝ったので「異なる動き」と判断して甲由路の1列目に青丸を記入します。
これが甲由路の基本となるので、しっかりと理解できるまで読み返してください。
3列手前が比較できない場合は「連勝しているかどうか」で判断
甲由路の記入を続けていると、3列手前に比較対象がない場面が出てきます。
このような場合は「バンカーまたはプレイヤーが連勝しているかどうか」で判断します。
上記では、12ゲーム目にバンカーが勝っていますが3列手前に比較対象がありません。
この場合は、「バンカーが連勝しているかどうか」で判断します。
▼バンカーが連勝しているので●を記入
ここでは、12→13ゲーム目でバンカーが連勝しているので、甲由路に同じ動きの赤丸を記入します。
ちなみに、14ゲーム目も3列手前に比較対象がないので、「バンカーが連勝しているかどうか」で判断します。
大路の最新結果が引き分けだった場合は記入しない
甲由路では、大路の最新結果が引き分けだった場合にはカウントせず、甲由路にも記入しません。
上記では20ゲーム目に引き分けていますが、この場合はカウントせず、19→21ゲーム目を12→13ゲーム目と比較します。
なお、大路の引き分けには、前ゲームで勝った方のマスに記入する方法(上記は19ゲーム目の場所に斜線を記入する)もあり、そちらの方が動きを比較しやすいです。
後ほど紹介するオンラインカジノのライブバカラでは、前ゲームで勝った方のマスに引き分けを記入しています。
甲由路(カッチャロ)の見方、書き方まとめ
ここで、甲由路の見方と書き方をまとめます。
- 甲由路は、甲由路の最新結果と3列手前の結果を比較する
- それぞれが同じ動きの場合は赤丸、異なる動きの場合は青丸を記入する
- 3列手前に比較対象がない場合は「連勝しているかどうか」で判断する
- 引き分けだった場合はカウントせず、甲由路には何も記入しない
甲由路はバンカーとプレイヤーの勝敗ではなく、大路の動きと比較する点が特徴です。
最初のうちは戸惑うかもしれませんが、基本的には最新結果と3列手前の結果を比較するだけなので、仕組みを理解できればすぐに使いこなせるようになりますよ。
大眼仔が1列手前、小路が2列手前、甲由路が3列手前ですね!覚えました!
バカラ罫線の甲由路(カッチャロ)の流れ
甲由路の仕組みや記入方法については、お分かりいただけたかと思います。
ここでは、大路の動きを元に実戦形式で甲由路の見方や記入方法を見ていきましょう。
初心者の方は、すぐに結果を見るのではなく、自分の頭の中で考えてから答え合わせすると早く覚えられますよ。
大路の最新結果が3列手前と比較できるまで記録されない
まず甲由路は、大路の最新結果と3列手前の結果を比較するので、シューの交換から最初の数ゲームは何も記入しません。
上記では、9ゲーム目にプレイヤーが勝って大路が4列目に移動したので、ここから甲由路の記入がスタートします。
10ゲーム目に甲由路の記録開始:異なる動きなので●を記入
最新の結果 | 9ゲーム目→10ゲーム目(横方向に移動) |
3列手前の結果 | 1ゲーム目→2ゲーム目(縦方向に移動) |
上記では、1→2ゲーム目が縦方向に移動しているのに対し、9→10ゲーム目は横方向に移動していますね。
したがって「異なる動き」と判断して、甲由路の1列目に青丸を記入します。
11ゲーム目:同じ動きなので●を記入
最新の結果 | 10ゲーム目→11ゲーム目(縦方向に移動) |
3列手前の結果 | 6ゲーム目→7ゲーム目(縦方向に移動) |
続いて11ゲーム目はバンカーが勝ち、10→11ゲーム目は縦方向に移動しています。
3列手前の6→7ゲーム目も縦方向に移動しているので「同じ動き」と判断して、甲由路の2列目に赤丸を記入します。
「甲由路の見方、書き方で」で解説しましたが、甲由路はバンカーとプレイヤーではなく「同じ動き」「異なる動き」で色分けし、違う色を記入する場合には新しい列に移動することをご確認ください。
12ゲーム目:異なる動きなので●を記入
最新の結果 | 11ゲーム目→12ゲーム目(縦方向に移動) |
3列手前の結果 | 7ゲーム目→8ゲーム目(横方向に移動) |
続いて12ゲーム目を見てみましょう。
ここではバンカーが連勝し、11→12ゲーム目は縦方向に移動しているのに対し、3列手前の7→8行目は横方向に移動しています。
したがって「異なる動き」と判断して、甲由路の新しい列(3列目)に青丸を記入します。
13ゲーム目は比較元がない:連勝しているで●を記入
最新の結果 | 12ゲーム目→13ゲーム目(縦方向に移動) |
3列手前の結果 | - |
続いて、13ゲーム目を見てみましょう。
12→13ゲーム目は3列手前に比較対象がありません。この場合は、「連勝しているかどうか」で判断します。
ここでは、バンカーが連勝しているので甲由路に赤丸を記入します。
ちなみに、この後の14ゲーム目も比較対象がないので「連勝しているかどうか」で判断します。
ここまでの流れで、甲由路の見方や書き方は理解できたでしょうか。
ライブバカラではベット時間に制限があるので、できるだけ早く甲由路の流れを把握する必要があります。
最初はゆっくりでもいいですが、ライブバカラはベット時間が設けられているので、すぐに判断できるよう少しずつ練習していきましょう。
甲由路(カッチャロ)を使ったバカラの賭け方
ここでは、甲由路を使ったバカラの賭け方を紹介します。
「これが絶対に正しい」というわけではありませんが、甲由路を使うときの参考にしてください。
STEP1. 甲由路の流れを確認する
まず、ライブバカラのテーブルに座ったら甲由路の流れを確認しましょう。
上記では、甲由路の11~15ゲーム目までがテレコになっているのが分かります。
テレコとは、バンカーとプレイヤーが交互に勝つことを意味し、テレコと呼ばれる場合もあります。
STEP2. 他の罫線の流れも同時に確認
甲由路の流れを確認したら、さらに他の罫線も見てみましょう。
上記では、1列手前の大路と最新結果を比較する大眼仔もテレコが続いています。
このように、2つの罫線の根拠が同じ場合は通常よりも信頼度が高いのでチャンスです。
STEP3. 甲由路の偏りを利用して賭ける
罫線の流れをチェックしたら、いよいよベットします。
上記では、以下の根拠からプレイヤーの勝利を予測しました。
- 大眼仔はテレコが続いており、15ゲーム目にバンカーが勝ったので、16ゲーム目はプレイヤーの勝利と予想できる
- 甲由路はテレコが続いており、15ゲーム目にバンカーが勝ったので、16ゲーム目はプレイヤーの勝利と予想できる
ちなみに、大眼仔の1列手前、甲由路の3列手前ともに比較対象がないので、「バンカーが連勝するかどうかで判断する」という点をご確認ください。
ここでは、予想通りプレイヤーが勝利してテレコが続きました。以上が、甲由路を使ったバカラの賭け方です。
甲由路は他の3種類の罫線と合わせて活用するのが勝利のカギですよ!
今まで覚えた4種類の罫線を使い分けて、ゲームの流れを見極めます!
甲由路(カッチャロ)を利用する際の注意点
ここまで、甲由路の見方や書き方に加えて、甲由路を使ったライブバカラでの賭け方を紹介してきましたが、バカラは罫線を利用すれば100%勝てる!というわけではない点にご注意ください。
確かに、罫線に偏りがあったり分かりやすい形のときには、次ゲームもその流れ通り動きそうに見えますが、過信は禁物!
バカラは運要素の強いゲームなので、テレコやニコイチ(2勝1敗が続くこと)が今後も続く保証はありませんし、いつ終わるかは誰にも分かりません。
罫線だけを根拠にギャンブル的なベットを続けていると、その時はたまたま勝てても将来的には必ず資金がパンクしてしまいます。
資金管理はバカラに限らずすべてのギャンブルで最も重要なポイントなので、くれぐれもお気をつけください。
また、バカラで安定して稼ぐためには罫線や資金管理の他に、バカラのシュー内のカードを予想するカードカウンティングもおすすめ。
カードカウンティングといえばブラックジャックが有名ですが、バカラでも十分に使えるので、興味のある方はカードカウンティングをマスターしましょう。
甲由路(カッチャロ)を覚えたらライブバカラで試そう!
オンラインカジノでは、上記のように欧州やアジアのリアルカジノを意識した高級感あふれる雰囲気のライブスタジオが設置されており、本物のディーラーを相手にライブバカラを思う存分プレイできます。
バカラの種類もノーコミッションバカラ、(絞りを楽しめる)バカラスクイーズ、バカラの配当にマルチプライヤーが追加されたライトニングバカラ、100万円以上の高額ベットが可能なVIPバカラなど様々です。
また、バカラ以外にブラックジャックやポーカー、ルーレット、シックボーなどの定番ゲーム、一撃数万倍以上の威力を持つビデオスロットなどもプレイできます。
まとめ
今回は、バカラ罫線の甲由路(カッチャロ)の仕組みや記入方法、実戦での使い方・賭け方などを解説してきました。
バカラの代表的な罫線には大路、大眼仔、小路がありますが、甲由路は大路の3列手前と比較するので、最も大きなゲームの流れを確認できます。
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