バカラはシンプルながらも奥の深いゲーム性を持っており、「カジノの王様」と呼ばれるほど人気の高いゲームです。
バカラがこれほどまでに人気の高い理由の1つには、絞り(スクイーズ)によってドキドキ感や緊張感を究極まで高められる、という点があげられます。
この記事では、バカラの絞りについて基本的な絞り方、カードから予想できる数字の種類、実戦でのマナーについてどこよりも詳しく解説していきます。
バカラの絞りを理解すると、今よりもっと楽しくなること間違いなしですよ。
絞りは(スクイーズ)バカラの醍醐味とも呼べる演出なので、バカラを楽しむなら必ず知っておきたいテクニックのひとつです。
そうなんですね!ぜひ知りたいです!
もくじ
バカラの絞り(スクイーズ)とは
バカラの絞り(スクイーズ)とは、テーブルに置かれた裏向きのカード(伏せカード)を少しずつめくっていくバカラ特有の遊び方を指します。
バカラは、カードが置かれた時点ですでに点数が決まっているため、ブラックジャックやポーカーのような技術介入の余地はありません。言い方を変えると、完全に運任せのゲームです。
したがって、ディーラーがカードを配って機械的にゲームを進めることもできるのですが、それだと単調で味気なく長時間プレイすると飽きてしまいますよね。
しかし、バカラのシンプルなゲーム性に絞り(スクイーズ)を加えると、現れたマーク(絵柄)によって複数のパターンを予想できるため、スリルやドキドキ感をもっと楽しめるようになるのです。
多くのプレイヤーがバカラにハマる大きな理由の1つには、この絞りがあるからといっても過言ではありません。
これまで「絞りのやり方やルールがよく分からなかった」という人は、この機会にバカラの絞りについて楽しみながら理解してみましょう。
まずは、絞りの基本的なルールから解説していきます。
ベット最高額の人に絞る権利が与えられる
バカラでは、最高額をベットしたプレイヤーに絞り(スクイーズ)の権利が与えられます。
つまり、バカラの醍醐味である絞りを味わえるのは「最高額をベットしてリスクを取ったプレイヤー」に限定されるというわけです。
ランドカジノでは、絞りを行うためにプレイヤー同士で最高ベット額をどんどん釣り上げる「競り」のような状況が発生することも珍しくなく、数あるカジノゲームの中でバカラが「もっとも大金が動くゲーム」になる理由の1つです。
カードのめくり方については特にルールはありませんが、基本的な絞り方にはカードを縦にしてめくる縦絞り、横にしてめくる横絞りの2種類があります。
絞りにかける時間については、「何秒以内にめくらなければいけない」というルールは特に決められていません。
その他には、最高額をベットしたプレイヤーが連勝中で波に乗っているプレイヤーに絞りの権利を与える、といったことも可能です。
伏せカードが勝敗を左右するタイミングで行う
バカラの絞りは、すべてのカードで行われるのではなく、伏せカードの点数で勝敗が決まるタイミングで行います。
バンカーとプレイヤーに1枚目のカードが配られた時点では、勝敗が決まることはありませんから、ディーラーは機械的にカードを表向きにします。
2枚目以降、伏せカードの点数によって勝敗が左右されるタイミングで絞りを行います。
バカラのカードの基本的な絞り方
ここからは、バカラの基本的な絞り方について見ていきましょう。
といっても難しいことはなく、バカラをプレイしたことがない人や初心者でも簡単に理解できるのでご安心ください。
手元にカードを用意できる人は、画像を見ながら練習してみるといいでしょう。
カードを絞る場合は、まず両手の中指と薬指でカードの後ろ側を抑え、親指と人差し指で前側の角をつまみながら、ゆっくりとめくっていきます。
カードの後ろ側をしっかりと抑えておかないと、めくるときにカードがずれて数字が見えてしまったり、スピードをうまく調節できないのでご注意ください。
カジノでは絞っているプレイヤーに注目が集まるため、緊張して手が震えるといったこともありますが、それもバカラの醍醐味の1つなので特に気にすることはないでしょう。
筆者は、海外のカジノでバカラをプレイしたことがありますが、遊び慣れている上級者の人でも大金を賭けて絞るときには手が震えていましたよ。
基本となる絞り方は「縦絞り、横絞り」の2種類
カードの基本的な絞り方は、縦絞りと横絞りの2種類があります。
バカラでは、プレイヤーに対してカードが縦向きに置かれるので、どちらかといえば縦絞りを行う人の方が多いです。
斜め絞りというやり方もありますが、ランドカジノでは縦絞りと横絞りを使うことがほとんどなので、この2つを覚えておけばいいでしょう。
また、応用として縦絞りから横絞りへ移行するやり方もあるので、後ほど詳しく解説します。
数字が見えないように親指で隠しながらめくる
絞りでカードをめくるときは、数字が見えないように親指でしっかりと隠しながらめくっていきましょう。
後ほど詳しく解説しますが、絞りでは見えている絵柄(マーク、アシともいいます)によって1~7種類の数字を予想でき、それを参加しているプレイヤーが楽しむという流れになります。
数字が見えてしまうと、絞りを行う意味がなくなるのでご注意ください。
手元にカードを用意できる人は、何度か練習してみると親指で隠すポイントが分かるようになります。
続いて、縦絞りと横絞りのやり方、予想できる数字について解説していきます。
バカラの縦絞り
まずは、縦絞りからです。
縦絞りは、カードを縦向きにして左上の数字を左手の親指で隠した状態でゆっくりとカードをめくっていきます。
カードをゆっくりめくった時に、マークが1つ見えた場合は「アシ、ツノ」、2つ見えた場合は「足」、絵柄が見えた場合は「ピクチャー、モンキー」、何も見えなかった場合は「ノーサイド」と呼びます。
縦絞りのマークの見え方
縦絞りでは、カードを少しめくったときのマークの見え方で、4種類のパターンを予想できます。
マークが1つ(タテ)
マークが1つ見えた場合(タテ)は、「2」または「3」のいずれかです。
たとえば1枚目のカードが「7」だとしましょう。
数字が「2」なら、バカラで最強の「9」になるので最低でも引き分け以上ですが、「3」なら7+3 =10で「0」なので最弱になってしまいます。
このようなシーンでは、絞りを行うプレイヤーの挙動に注目が集まり、テーブルが盛り上がります。
マークが2つ(足がある)
マークが2つ見えた場合(足が2つある)は、「4」~「10」の7種類が想定されます。
想定されるカードの種類が多いので、点数の絞り込みが難しく、また1枚目がどんな点数でもバカラで最強の「9」に近づける点が特徴です。
また後ほど紹介しますが、マークが2つ見えた場合は、横絞りに移行するとさらにドキドキ感を楽しみます。
絵柄(ピクチャー、モンキー)
縦絞りで絵柄が見えた場合(ピクチャー、モンキー)は、どのカードが出ても「0」が確定します。
1枚目のカードが「8」「9」だった場合は、ナチュラル8、ナチュラル9となり、その時点で勝敗が決まります。
自分が賭けた側の1枚目が「9」だった場合には、バカラで最強の「9」になるので引き分け以上が確定し、最もうれしい瞬間のひとつです。
絵柄が見えたら、その時点で残りをめくるか、ディーラーへカードを返しましょう。
マークも絵柄もなし(ノーサイド)
縦絞りでマークも絵柄も見えなかった場合(ノーサイド)は、「A(1)」が確定します。
縦絞りでは、絵柄・マークも絵柄も見えなかった場合は予想される数字が1つだけなので、すぐにカードを表向きにするまたはディーラーへカードを返すようにしましょう。
縦絞りで予想できるカード一覧
ここまで説明してきた縦絞りで予想できるカードの一覧を上記にまとめました。
マークの数と絵柄の有無によって、伏せられているカードの種類を予想できます。
縦絞りでは、マークが1つまたは2つの時に複数の点数が予想でき、その他は1種類なのですぐに覚えられるでしょう。
これらを覚えておくと、ライブバカラでの絞りをより一層楽しめるようになりますよ。
バカラの横絞り
次に、横絞りについて見ていきましょう。
縦絞りは、カードを横向きにして左右の両端を少しずつめくっていきます。
カードをゆっくりめくった時に、マークが2つ見えた場合は「ツーサイド、リャンピン」、3つ見えた場合は「スリーサイド、サンピン」、4つ見えた場合は「フォーサイド、セイピン」、絵柄が見えた場合は「ピクチャー、モンキー」、何も見えなかった場合は「ノーサイド」と呼びます。
横絞りのマークの見え方
横絞りでは、カードの見え方によって5種類のパターンを予想できます。
マークが2つ(ツーサイド、リャンピン)
マークが2つ見えた場合(ツーサイド、リャンピン)は、「4」または「5」と予想できます。
たとえば1枚目のカードが「5」だった場合にマークが2つ見えると、4、5のいずれかで勝敗が大きく変わるので、実戦ではドキドキする場面です。
このような時には、ゆっくり絞ると参加しているプレイヤーの緊張感が高まって場の雰囲気が盛り上がります。
マークが3つ(スリーサイド、サンピン)
マークが3つ見えた場合(スリーサイド、サンピン)は、「6」「7」「8」のいずれかを予想できます。
表向きになっているカードの点数が1~2の場合は、期待値が高く激アツな場面です。
表向きになっているカードの点数が「3」で、そちら側の勝利に賭けている場合は「6」が出ることを祈りましょう。
マークが4つ(フォーサイド、セイピン)
マークが4つ見えた場合(フォーサイド、セイピン)は、「9」または「10」と予想できます。
1枚目のカードが絵柄だった場合は「9」だと最強、「10」だと最弱になるため、まさに天国と地獄といった感じですね。
このような時にも、時間をかけてゆっくり絞るとテーブルが盛り上がります。
絵柄(ピクチャー、モンキー)
横絞りで絵柄が見えた場合(ピクチャー、モンキー)は、「0」が確定します。
1枚目のカードが「8」「9」だった場合には、この時点で勝敗が決まります。
想定できる点数が1種類しかないので、絵柄が見えた時点で表向きにするかディーラーにカードを返すようにしましょう。
マークも絵柄もなし(ノーサイド)
横絞りでマークも絵柄も見えなかった場合(ノーサイド)は、「A(1)」「2」「3」のいずれかを予想できます。
表向きになっているカードが「7」の場合、1か2だと強いですが、3が出ると7+3 = 10(0)で最弱になってしまいます。
縦絞りではノーサイドは1(A)が確定しますが、横絞りでは3種類が考えられるので、ゆっくりとめくっていきましょう。
横絞りで予想できるカード一覧
ここまで説明してきた横絞りで予想できるカードの一覧を上記にまとめました。
横絞りでは、絵柄以外で複数の点数を予想できる点が特徴です。
縦絞りより1種類多いですが、実際にプレイしてみるとすぐに覚えられるのでご安心ください。
バカラの絞り(スクイーズ)をより楽しむコツ
バカラの絞り方には縦絞りと横絞りの2種類がありますが、上記画像のように縦絞りと横絞りを加えるとさらにドキドキ感を味わえます。
たとえば、縦絞りでマークが2つだったとしましょう。
この場合、予想される数字は「4」「5」「6」「7」「8」「9」「10」の7種類ですね。
ここで、全部をめくらずに横絞りへ移行するのです。
横からめくって仮にマークが3つだったら、予想される数字は「6」「7」「8」の3種類に絞られます。(マークが2つの場合は、「4」か「5」です。)
したがって、縦絞りでそのままめくるよりも、さらにドキドキ感を楽しめるのです。
絞りはめくり方がたくさんあるんですね!
めくり方によって異なる見え方が楽しめるから、絞りを極めればドキドキ感がよりアップしますよ!
バカラの絞り(スクイーズ)をする際のマナー
ここではバカラの絞り(スクイーズ)を行う際のマナーや注意点について解説します。
カジノではプライベートテーブルを除くと、通常は1つのテーブルに多くのプレイヤーが参加しています。
他のプレイヤーへ嫌な思いをさせたり、場の雰囲気を乱さずマナーを守って楽しくプレイすることを心がけましょう。
絞りが好調な人に権利を譲るのもアリ
バカラでは最高額をベットしたプレイヤーに絞りの権利が与えられますが、他のプレイヤーに権利を譲ることができます。
たとえば、自分が参加しているテーブルでは少額で楽しんでいる人が多く、毎回自分が絞りを行っているとしましょう。
そのような時に、連勝中だったり、大きく儲けているプレイヤーがいれば、絞りの権利を譲るのもアリです。
もちろん無理に譲る必要はありませんが、好調なプレイヤーが絞りを行うと、他のプレイヤーもその波に乗っかることができるような気になりますし、テーブルの雰囲気も盛り上がります。
また、最後の勝負ですべての資金を賭けているプレイヤーを見かけたら、その人に譲るのもいいですね。
そのような余裕を見せることで、あなたに対する他のプレイヤーからの評価も上がるでしょう。
絞り中に話しかけたりヤジを飛ばさない
バカラでは、絞りを行っているプレイヤーに対して煽ったり、ヤジを飛ばしたり、話しかけるなどの行為はNGです。
具体的には「ピクチャー!」「エース!」などカードについて叫んだり、「早くめくれ!」と急かしたりする行為は、絶対に行わないようにしましょう。
絞りの最中は、ほとんどのプレイヤーが緊張しながらカードの行方を見守っており、中には大金を賭けている人もいます。
バカラはカジノでもっとも大金が動きやすいゲームなので、参加者もアツくなりがちです。
そのような時に大声で叫んだり、マナーの悪い人がいれば、場の雰囲気が崩れるだけでなくトラブルにも発展しかねないので十分に注意してください。
必要以上に時間をかけて絞らない
バカラで絞りを行う際には、必要以上に時間をかけてカードをめくる、カードを少しみせたままの状態を長時間続ける、という行為は慎むようにしましょう。
バカラの絞りは、「勝敗が決まったらすぐ表向きにカードを置く、またはディーラーにカードを返す」というのが原則です。
たとえば、プレイヤーの点数が「7」、バンカーの1枚目が絵札だったとします。
この場面では、バンカーのカードが「7」なら引き分け、「8」「9」なら勝ち、それ以外なら負けという状況です。
ここで、縦絞りで予想できるパターンを見てみましょう。
マーク | 予想される点数 | バンカー側の勝敗 |
---|---|---|
1 | 「2」「3」 | 負け |
2 | 「4」「5」「6」「7」「8」「9」「10」 | 勝ちor負け |
絵柄 | 0 | 負け |
マーク・絵柄なし | 1 | 負け |
上記から分かるように、マークが2つの場合以外はプレイヤーの勝ちが確定するので、時間をかけて絞っても意味がありません。
したがって、勝敗が決まったことが分かったらすぐにカードを表向きにするか、ディーラーにカードを返すようにしましょう。
また、「絞りは何秒以内に行わないといけない」という具体的なルールはありませんが、あまりに時間をかけすぎると他のプレイヤーから嫌われますし、場の雰囲気も悪くなります。
「どれぐらいの時間をかければいいか分からない」という人は、いきなり高額をベットせず、他のプレイヤーの絞りを見ながら感覚をつかむといいでしょう。
絞るカードは破かない
絞りを行う際は、力を入れすぎて絞るカードを破ってしまわないよう注意しましょう。
バカラでは絞りを行うためにカードが傷みやすく、基本的には使い捨てされています。
ただし、使い捨てだからといって、カードを大きく折り曲げたり破いたりしてはいけません。
アツくなると絞りにも力が入り、多少は折り曲がってしまうこともありますが、「自分の希望するカードが出なかった」「負けてイライラした」という理由でカードを破くのはマナー違反です。
絞り(スクイーズ)のドキドキ感はオンラインカジノでも味わえる!
バカラは初心者の方でもすぐにルールを覚えられるシンプルなゲーム性が魅力ですが、絞り(スクイーズ)を加えると、さらにスリルと興奮が倍増します。
そして、絞りのドキドキ感はオンラインカジノでも手軽に味わうことが可能です。
ここでは、絞りを楽しめるオンラインカジノのバカラを紹介します。
ジャパニーズ・スクイーズ・バカラ
ジャパニーズ・スクイーズ・バカラは、日本人ディーラーによる絞り(スクイーズ)を楽しめるライブバカラです。
オンラインカジノは海外の会社が運営しているので、通常は外国人ディーラーが登場することが多いのですが、こちらのテーブルではネイティブの日本語を話せるディーラーがゲームを進行します。
テーブルにはライブチャットが用意されており、日本語で話しかけると気軽に返事をしてくれるため、ランドカジノで遊んでいるような雰囲気を体感できる点が特徴です。
また、オンラインカジノによっては、プレイヤーが決められた時間内にドラッグ&ドロップを使って自分で絞りを行える「バカラ・コントロール・スクイーズ」というゲームが設置されているところもあります。
バカラ・シュープリーム
バカラ・シュープリームは、自分で絞り(スクイーズ)を楽しめるビデオゲームのバカラです。
ライブバカラと同じように、伏せカードが勝敗を左右するタイミングになると、画面中央にカードが拡大表示されて、ドラッグ&ドロップで絞りを行えます。
ビデオゲームの場合は、ライブバカラのように時間制限がないので、自分の好きなタイミングで絞りを行える点がメリットです。
マーク(絵柄)の数で予想できる数字を覚えたい人は、ビデオゲームのバカラで練習するのもいいでしょう。
絞り演出はライブバカラでも体験できるので、ぜひ遊んでみてくださいね!
絞りの楽しさに触れてバカラの虜になってしまいました!
まとめ
今回は、バカラの醍醐味である絞り(スクイーズ)について解説してきました。
絞りについて理解すると、バカラがもっと楽しくなりますよ。
バカラの絞りはランドカジノだけでなく、オンラインカジノでも気軽に体験できるのでぜひお試しください。
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