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ブラックジャックのベーシックストラテジー【応用編】!最適アクションと練習問題で勝率を上げる

ブラックジャックのベーシックストラテジー【応用編】!最適アクションと練習問題で勝率を上げる

ブラックジャックで勝つためには、ベーシックストラテジーをマスターすることが必要不可欠です。

しかし、ストラテジーチャートを漠然と丸暗記しようとすると、多くの方が挫折してしまうでしょう。

そこで今回は、ブラックジャックの基本をマスターしている中級者以上のプレイヤーを対象に、実戦での考え方や注意点などをどこよりも詳しく解説しました。

実戦形式での問題集も用意しているので、ブラックジャックで絶対に勝ちたい!と本気で思っている方は、ぜひ最後まで読み進めてください。

この記事を読んで、ブラックジャックのベーシックストラテジーを完璧にマスターしましょう。

セレナ
セレナ

判断ミスを減らすためにも使い方はしっかり覚えましょうね!

絶対にマスターしてみせます!

リン
リン

もくじ

ベーシックストラテジーで覚えておきたい最適アクション9選

ベーシックストラテジー

ブラックジャックのベーシックストラテジーについては、上記のようなストラテジーチャートが公開されており、ネットから簡単に入手できます。

しかし、ストラテジーチャートをそのまま丸暗記するのは大変ですし、効率的とはいえません。

実は、ベーシックストラテジーのアクションには一定の法則があり、その法則を覚えれば1ハンドごとにチャートを確認しなくても最適なアクションを選択できるようになります。

ここでは、ベーシックストラテジーで覚えておきたい最適なアクションを9つ解説するので、まずは1つずつ理解していきましょう。

1. ディーラーアップカードが6以下でプレイヤーハンドが12以上ならスタンド

ディーラーのアップカードが「6以下」で、プレイヤーのハンドが「12以上」の時はスタンドが最適なアクションになります。

その理由ですが、ブラックジャックでは「ディーラーは合計点数が17以上になるまでカードを引く」というのが標準ルールです。

アップカードが「6以下」の時に2枚目のカードが[10]だった場合は、追加カードを引かなければいけません。

カードが「16以下」で追加のカードを引くということは、バーストの確率が高いということになります。

したがって、この場面ではスタンドが最適な選択になるのです。

上記では、ディーラーのアップカードが「2」でプレイヤーのハンドが「15」なのでスタンドします。

ディーラーのバースト狙い

結果は、ディーラーがバーストしてプレイヤーの勝利となりました。

このパターンは分かりやすいので、必ず覚えておきましょう。

2. ディーラーアップカードが7以上の時は17以上になるまでヒット

ディーラーのアップカードが「7以上」の時は、合計点数が「17以上」になるまでヒットを続けます。

ベーシックストラテジーでは、ディーラーの伏せカード・追加カードはすべて[10]と考えます。

そのためディーラーのアップカードが「7以上」の時は、ディーラーの合計点数を「17以上」と想定し、プレイヤー側は「17以上」の合計値を目指すのです。

上記ではディーラーのアップカードが「8」なので、ディーラーのバーストは狙えず、「18以上」になることが想定されます。

プレイヤーのハンドは「14」なので、「17以上」になるまでヒットを続けます。

ハンドが17以上になるまでヒット

結果は、追加のカードを2枚引いて合計点数が「20」になったところでスタンド。

ディーラーの合計点数が「19」だったので、プレイヤーの勝利となりました。

このパターンはベーシックストラテジーの中でも分かりやすい形なので、すぐに覚えられるでしょう。

3. プレイヤーハンドの合計値が「9、10、11、13~18」の時はダブルダウン

プレイヤーのハンドが「9、10、11、13~18」の時は、ダブルダウンで勝負を仕掛ける場面です。

ダブルダウンを選択するパターンは4種類あるので、順番に解説していきます。

ダブルダウン条件1:プレイヤー合計値が「9」、ディーラーアップカードが「3~6」

1つ目のパターンは、プレイヤーの合計値が「9」、ディーラーのカードが「3~6」の時です。

「ディーラーは合計値が「17」になるまでカードを引かなければならない」というルールがあるので、伏せカードが[10]だった場合には、さらにもう1枚追加カードを引かなければいけません。

一方プレイヤー側は、[10]を引くと「19」になるためかなり有利な状況です。

そのためこのような場面ではダブルダウンで勝負を仕掛けます。

上記では、ディーラーのアップカードが「5」、プレイヤーのハンドが「9」なのでダブルダウンを選択します。

▼10を引くと予想してダブルダウン

プレイヤーが[10]を引き合計値が「19」。ディーラーの合計値は「17」だったのでプレイヤーの勝利となりました。

ダブルダウン条件2:プレイヤー合計値が「10」、ディーラーアップカードが「2~9」

2つ目のパターンは、プレイヤーの合計値が「10」、ディーラーのアップカードが「2~9」の時です。

プレイヤーのハンドが「10」ということは、伏せカードが[10]だった場合には合計値が「20」と2番目に強いハンドになります。

ディーラーの伏せカードが[10]でもプレイヤーが上回るので、強気の勝負を仕掛けることができるのです。

上記では、プレイヤーのハンドが「10」、ディーラーのアップカードが「7」なのでダブルダウンを選択します。

▼プレイヤーは10を引くと予想しダブルダウン

プレイヤーが[10]を引いたので、合計値は「20」。ディーラーの合計値が「18」だったので、プレイヤーの勝利となりました。

ダブルダウン条件3:プレイヤー合計値が「11」、ディーラーアップカードが「2~10」

3つ目のパターンは、プレイヤーの合計値が「11」、ディーラーのアップカードが「2~10」の時です。

ブラックジャックでは、絵札はすべて[10]とカウントするため[10]の出現率は30.76%と最も高くなっています。

したがって、プレイヤーが[10]を引くとブラックジャック最強の「21」になるので、最も期待値の高い場面です。

プレイヤーのハンドが「11」だった時には、ディーラーの伏せカードが「10」でもダブルダウンを仕掛けます。

上記ではプレイヤーのハンドが「11」、ディーラーのアップカードが「9」なので、迷わずダブルダウンを選択します。

▼プレイヤーのハンド強化狙いでダブルダウン

プレイヤーの追加カードは「9」だったので合計値は「20」、ディーラーの合計値は「17」だったので、プレイヤーの勝利となりました。

ダブルダウン条件4:プレイヤー合計値が「13~18」、ディーラーアップカードが「4~6」

4つ目のパターンは、プレイヤーの合計値が「13~18」、ディーラーのアップカードが「4~6」だった時です。

この場合、プレイヤーはソフトハンド(ハンドにAを含んでいる)であることが条件です。

ディーラーのアップカードが「4~6」だった場合、追加カードを[10]と想定すると、さらにもう1枚引かなければいけないのでバーストの可能性が高まります。

プレイヤーは追加でカードを引いてもバーストすることはないため、この場面ではダブルダウンが最も期待値の高い選択です。

上記ではプレイヤーが「A・6(7/17)」のソフトハンド、ディーラーのアップカードが「4」なのでダブルダウンを選択します。

▼プレイヤーのハンド強化狙いでダブルダウン

プレイヤーの追加カードは「A」だったので「1」とカウントして合計値は「18」。

ディーラーはバーストしなかったものの合計値が「17」だったのでプレイヤーの勝利となりました。

この場面は少し難易度が高く、中級者でも少し迷うかもしれませんが、確率・統計上はダブルダウンが最も期待値が高い選択となっています。

4. プレイヤーハンドがA+6以下の時はヒットまたはダブルダウン

プレイヤーのハンドが「A+6(17)以下」の時は、ディーラーのアップカードに関わらずヒットまたはダブルダウンを選択します。

この場合、プレイヤーは「A」を持っているので、合計値が「17以下」の場合は追加カードでどの数字を引いてもバーストする可能性がゼロです。

したがって、基本的にはヒットを狙い、ディーラーのアップカード次第ではダブルダウンを選択します。

上記では、プレイヤーのハンドは「A + 3(4/14)」で「A+6以下」の条件に当てはまっているのでヒットします。

ちなみにディーラーのアップカードが「5」「6」だった場合には、ディーラーのバースト狙いでダブルダウンが最も期待値の高いアクションです。

▼カードを追加してもバーストしないのでヒット

プレイヤーの追加カードが「3」だったので、合計値は「17」。ディーラーがバーストしたので、プレイヤーの勝利となりました。

5. プレイヤーハンドがA+8以上の時はスタンド

プレイヤーのハンドが「A+8(18)以上」の時はスタンドします。

確率・統計上、ハンドが「18以上」の時は、追加カードを引いてもこれ以上の点数になる可能性が低いため、スタンドが最も期待値の高い選択です。

上記では、プレイヤーのハンドが「A + 8(9/19)」なのでスタンドします。

▼ディーラーのバースト狙いでスタンド

プレイヤーはスタンドしたので「19」のままですが、ディーラーがバーストしてプレイヤーの勝利となりました。

6. プレイヤーハンドが「A+A」または「8+8」の時はスプリット

プレイヤーのハンドが「A+A」または「8+8」の時は、ディーラーのアップカードにかかわらず必ずスプリットします。

「A+A」の場合は、追加カードで[10]を引いて「21」を目指します。

「8+8」の場合、そのままだと合計点数が「16」で「6以上」を引くとバーストするため、現時点では最弱です。

したがって、スプリットで2つに分け、追加カードで[10]を引いて「18」を目指す選択が最も期待値が高くなります。

上記はプレイヤーのハンドが「8+8」なので、スプリットを選択します。

▼スプリットで2つのハンドを強化

スプリットの結果は、1組が「9」を引いたので合計値が「17」、もう1つは「A」を引いたので合計値が「19」。

ディーラーの合計値が「17」だったので、1組は引き分け、1組はプレイヤーの勝利となりました。

今回は「8」のスプリットを例に出しましたが、「A+A」だった場合は2組とも「21」を期待できるので、強気に勝負していきましょう。

7. プレイヤーハンドが17以上の時はスタンド

プレイヤーのハンドが「17以上」だった場合は、ディーラーのアップカードに関わらずスタンドします。

「A」がない状態での「17」は、追加カードを引くとバーストの確率が高くなり危険です。

ディーラーのカップカードが「9」「10」だった場合には、追加カードを引きたくなりますがバーストは避けなければいけません。

上記では、プレイヤーのハンドが「18」なのでスタンドします。

▼ハンドが強いのでスタンド

プレイヤーはスタンドしたので合計値は「18」。ディーラーがバーストしたので、プレイヤーの勝利となりました。

8. プレイヤーハンドが11以下の時はヒットまたはダブルダウン

プレイヤーのハンドが「11以下」の時は、必ずヒットまたはダブルダウンを選択します。

ハンドが「11」以下であった場合、追加カードでどの数字を引いてもバーストすることはありません。

したがって、ディーラーのアップカードの数字に関わらず、ヒットまたはダブルダウンが期待値の高い選択です。

上記ではプレイヤーのハンドが「9」、ディーラーのアップカードが「7」なのでヒットします。

ちなみにディーラーのアップカードが「6」だった場合は、ダブルダウンです。

分からなかった方は、ダブルタウンの条件を復習しましょう。

▼プレイヤーのハンド強化狙いでヒット

プレイヤーの追加カードは[10]だったので合計値は「19」。ディーラーの伏せカードは「10」だったので合計値は「17」で、プレイヤーの勝利となりました。

9. プレイヤーハンドに「A」がある時はヒット or ダブルダウン

プレイヤーのハンドに「A」がある場合は、ヒットまたはダブルダウンを選択します。

追加カードで[10]を引いても「A」を[1]にカウントできるため、バーストすることは100%ありません。

したがって、より高い数字を狙って行きましょう。

上記では、プレイヤーのハンドが「A + 6(7/17)」なのでヒットします。

▼プレイヤーのハンド強化狙いでヒット

プレイヤーの追加カードは「4」だったので合計値が「21」。ディーラーがバーストしたので、プレイヤーの勝利となりました。

以上が、ベーシックストラテジーで覚えておきたい9つの最適アクションです。

しっかり覚えました!早く実践したいです!

さすが!実践前に注意点もしっかり確認しておきましょうね。

ブラックジャックのベーシックストラテジーを使う際の注意点

ブラックジャックのベーシックストラテジーは強力な攻略法ですが、実戦で使う際にはいくつかの注意点があります。

ここでは、ベーシックストラテジーの注意点を5つにまとめたのでしっかりと理解しておきましょう。

ストラテジーチャートは必ずルール通りに使う

ベーシックストラテジーを使う場合、必ずストラテジーチャートのルール通りにプレイしましょう。

ストラテジーチャートは、数学的にも証明されている最も期待値の高いアクションを示しています。

たとえば、プレイヤーのハンドが「16」だった場合にヒットを選択するとバーストするリスクはありますが、ストラテジーチャートがヒットを示していれば、それにしたがってください。

その時はバーストして負けたとしても、数千回・数万回という試行回数を重ねていけば、ストラテジーチャート通りにプレイすることが利益の最大化につながります。

ベーシックストラテジーは必ず勝てる必勝法ではない

ベーシックストラテジーは、その場面における最も期待値の高いアクションを教えてくれますが、必勝法ではありません。

ストラテジー通りにプレイしても連敗することはありますし、100ゲームや200ゲームといった短いスパンでは、損益がマイナスになることも考えられます。

しかし調子が悪いからといって自分の勘や感覚に頼ってプレイしていては、長期的に利益を出していくことはできません。

ストラテジー通りにプレイしても思うように勝てない時は「ベーシックストラテジーを使っても全然勝てない」と考えるのではなく、「我慢強くプレイを続けていけば、確率が収束していい波が来る」と考えるようにしましょう。

「インシュランス」は基本的に使わない

ブラックジャックでは、インシュランスは使わないようにしましょう。

インシュランスでは最初の賭け金の半分を追加ベットしますが、ディーラーにナチュラルブラックジャックが完成する確率は30.76%なので、期待値的にはマイナスです。

シュー内に[10]が多く残っていると予想できる場合に、運試しでインシュランスを使うのはかまいませんが、ベーシックストラテジーを使って安定した利益を上げるためには、インシュランスは使わないようにしましょう。

ディーラーの伏せカードや追加カードは全て[10]だと考える

ベーシックストラテジーでは、ディーラーの伏せカードや追加カードはすべて[10]と考えます。

ブラックジャックのカードにはA~Kまで13個の数字がありますが、絵柄(J、Q、K)はすべて[10]とカウントするので、数字の10と合わせると[10]の出現率は約30.76%(13分の4)です。

約3分の1の確率で[10]が配られる計算になるので、伏せカードと追加カードは[10]と考えるのです。

この考え方は、ベーシックストラテジーを実践していく上で重要なポイントなので、必ず理解しておきましょう。

ディーラーの基本的なアクションは把握しておく

ベーシックストラテジーを効率よく覚えるためには、ディーラーの基本的なルールを理解しておきましょう。

ディーラーのルール①ハンドが「17」以上になるまでヒットを続ける
ディーラーのルール②ハンドが「17」以上になったら必ずスタンドする

ディーラーは、このルールに沿って機械的にアクションを行うので、「強いディーラー・弱いディーラー」というものは存在しません。

上記2つのルールを理解しておけば、ストラテジーチャートを丸暗記しなくても、プレイヤーのハンドとディーラーのアップカードの組み合わせから最適なアクションを予測できるようになります。

仕組みを理解したらベーシックストラテジーの練習問題に挑戦!

ブラックジャックのベーシックストラテジーは、チャートを丸暗記するだけでは実戦で素早く判断できるようにはなりません。

ベーシックストラテジーを使いこなすためには、実際に自分の頭で考えるトレーニングが必要です。

そこで、様々なシチュエーションを想定した練習問題を用意しました。

すぐに答えを見るのではなく、必ず自分で考えてから答え合わせするようにしましょう。

ベーシックストラテジーのハードハンドチャートを使った問題①

プレイヤーのハンドは「11」、ディーラーのアップカードは「2」です。

ここでは、どのようなアクションが最適でしょうか?

「A」が含まれていないので、ハードハンドのストラテジーチャートを見てみましょう。

ハードハンドチャート問題①の最適なアクション:「ダブルダウン」

ハードハンドチャート問題①の最適なアクション:「ダブルダウン」

ストラテジーチャートの見方は、縦列がプレイヤーで横列がディーラーになります。

チャートを見るとダブルダウンが正解です。

プレイヤーのハンドが「11」だった場合は、ディーラーのアップカードが「A」以外なら、必ずダブルダウンで仕掛ける局面なので覚えておきましょう。

ベーシックストラテジーのハードハンドチャートを使った問題②

プレイヤーのハンドは「13」、ディーラーのアップカードは「8」です。

ここでは、どのようなアクションが最適でしょうか?

「A」が含まれていないので、ハードハンドのストラテジーチャートを見てみましょう。

ハードハンドチャート問題②の最適なアクション:「ヒット」

ハードハンドチャート問題②の最適なアクション:「ヒット」

縦列(プレイヤー)の「13」、横列(ディーラー)の「8」がクロスするところを見ると、ヒットが正解です。

ディーラーのアップカードが「7」以上の時は、追加カードを[10]と考えるので「18」と想定します。

プレイヤーのハンドは「13」なので、「17」以上になるまでバーストを覚悟でヒットするのが最適な選択です。

ベーシックストラテジーのハードハンドチャートを使った問題③

プレイヤーのハンドは「12」、ディーラーのアップカードは「4」です。

ここでは、どのようなアクションが最適でしょうか?

「A」が含まれていないので、ハードハンドのストラテジーチャートを見てみましょう。

ハードハンドチャート問題③の最適なアクション:「スタンド」

ハードハンドチャート問題③の最適なアクション:「スタンド」

縦列(プレイヤー)の「12」、横列(ディーラー)の「4」がクロスするところを見ると、スタンドが正解です。

ディーラーのアップカードが「6」以下で、プレイヤーのハンドが「12」以上の場合は、ディーラーのバースト狙いでスタンドするのが最適な選択になります。

ベーシックストラテジーのソフトハンドチャートを使った問題①

プレイヤーのハンドは「A + 4(5/15)」、ディーラーのアップカードは「10」です。

ここでは、どのようなアクションが最適でしょうか?

今回は「A」が含まれているので、ソフトハンドのストラテジーチャートを見てみましょう。

ソフトハンドチャート問題①の最適なアクション:「ヒット」

ソフトハンドチャート問題①の最適なアクション:「ヒット」

縦列(プレイヤー)の「A・4」、横列(ディーラー)の「10」がクロスするところを見ると、ヒットが正解です。

プレイヤーのハンドが「A + 6以下」の時は、ディーラーのアップカードに関わらず必ずヒットします。

「A」が含まれている場合、追加カードでどの数字を引いてもプレイヤーがバーストする可能性はゼロです。

また、ディーラーのアップカードが10なので追加カードを[10]と考えると「20」が想定されます。

したがって、プレイヤーは合計点数が「17以上」になるまではヒットを続け、できるだけ高い点数を狙うのが最適な選択です。

ベーシックストラテジーのソフトハンドチャートを使った問題②

プレイヤーのハンドは「A + 8(9/19)」、ディーラーのアップカードは「7」です。

ここでは、どのようなアクションが最適でしょうか?

今回は「A」が含まれているので、ソフトハンドのストラテジーチャートを見てみましょう。

ソフトハンドチャート問題②の最適なアクション:「スタンド」

ソフトハンドチャート問題②の最適なアクション:「スタンド」

縦列(プレイヤー)の「A・8」、横列(ディーラー)の「7」がクロスするところを見ると、スタンドが正解です。

プレイヤーのハンドが「A + 8以上」の時は、追加カードを引いてもこれ以上の点数になる確率が低いためスタンドを選択し、ディーラーが「19以下」、またはバーストすることを期待します。

ベーシックストラテジーのソフトハンドチャートを使った問題③

プレイヤーのハンドは「A + 4(5/15)」、ディーラーのアップカードは「6」です。

ここでは、どのようなアクションが最適でしょうか?

今回は「A」が含まれているので、ソフトハンドのストラテジーチャートを見てみましょう。

ソフトハンドチャート問題③の答え:「ダブルダウン」

ソフトハンドチャート問題③の答え:「ダブルダウン」

縦列(プレイヤー)の「A・4」、横列(ディーラー)の「6」がクロスするところを見ると、ダブルダウンが正解です。

まず、プレイヤーのハンドが「A + 7以下」の時は、追加カードでどの数字を引いてもバーストする可能性はないので、ヒットまたはダブルダウンを選択します。

ディーラーのアップカードは「6」ですが、追加カードを[10]と考えると「16」なので、さらにもう1枚追加カードを引きます。

「16」は「6以上」の追加カードでバーストするため、最弱と言える数字です。

したがって、プレイヤーはヒットではなくダブルダウンが最適な選択となります。

ここは間違えやすいので、読み返して必ず納得してから次に進みましょう。

ベーシックストラテジーのスプリットチャートを使った問題①

プレイヤーのハンドは「16(8 + 8)」、ディーラーのアップカードは「6」です。

ここでは、どのようなアクションが最適でしょうか?

今回は、プレイヤー側の2枚のハンドが同じ点数なのでスプリットチャートを見てみましょう。

スプリットチャート問題①の最適なアクション:「スプリット」

スプリットチャート問題①の最適なアクション:「スプリット」

縦列(プレイヤー)の「8・8」、横列(ディーラー)の「8」がクロスするところを見ると、スプリットが正解です。

ベーシックストラテジーでは、「8・8」と「A・A」はディーラー側のアップカードに関わらず、すべてスプリットします。

「8・8」は現状だと「16」で最弱といえる数字ですが、スプリットで2つに分けると「8」なので、追加カードで[10]を引けば「18」と強めの点数になります。

したがって、「8・8」の場合は必ずスプリットを選択するのが最適なアクションです。

ベーシックストラテジーのスプリットチャートを使った問題②

プレイヤーのハンドは「10(10 + 10)」、ディーラーのアップカードは「2」です。

ここでは、どのようなアクションが最適でしょうか?

今回は、プレイヤー側の2枚のハンドが同じ点数なのでスプリットチャートを見てみましょう。

スプリットチャート問題②の最適なアクション:「スタンド」

スプリットチャート問題②の最適なアクション:「スタンド」

縦列(プレイヤー)の「10・10」、横列(ディーラー)の「2」がクロスするところを見ると、スタンドが正解です。 

「10・10」の場合は、スプリットで分けても「10」なので期待値が高そうに見えますが、現在の「20」は2番目に強い点数です。

つまり「10・10」は、ディーラーのアップカードにかかわらず、すべてスタンドを選択するのが最適なアクションになります。

ライブカジノをプレイしていると「10・10」でスプリットを選択する人を見かけることがありますが、ベーシックストラテジーではスタンドが最適なアクションなのでご注意ください。

ベーシックストラテジーのスプリットチャートを使った問題③

プレイヤーのハンドは「8(10 + 10)」、ディーラーのアップカードは「8」です。

ここでは、どのようなアクションが最適でしょうか?

今回は、プレイヤー側の2枚のハンドが同じ点数なのでスプリットチャートを見てみましょう。

スプリットチャート問題③の最適なアクション:「ヒット」

スプリットチャート問題③の最適なアクション:「ヒット」

縦列(プレイヤー)の「4・4」、横列(ディーラー)の「8」がクロスするところを見ると、ヒットが正解です。 

「4・4」の場合の考え方ですが、現在の点数は「8」なので追加カードで[10]を引くと想定すると、合計値は「18」になります。

ディーラーは合計値が「17以上」になるまではヒットを続けるので、プレイヤーも「17以上」を狙うためにヒットを選択するのが最適なアクションになる、と考えます。

ここまで、ベーシックストラテジーの練習問題を出題してきましたが、最適な選択はできたでしょうか。

今回は、基本となる考え方をマスターできる場面を厳選したので、間違えた問題は何度も見返して復習しましょう。

あとは、実戦で慣れていけばベーシックストラテジーについてはほぼ完璧です。

リン
リン

全問正解しました!

おめでとう!あとは繰り返し実践して稼いでいきましょう!

セレナ
セレナ

まとめ

今回は、ブラックジャックのベーシックストラテジーを実戦で使えるレベルまで深掘りして解説してきました。

ブラックジャックはカジノゲームの中で最も還元率が高く、ベーシックストラテジーを使いこなせるようになれば、副業や投資レベルで稼ぐことも可能です。

9つの最適アクションと注意点をしっかりと把握して、ブラックジャックでどんどん稼いでいきましょう。

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