ブラックジャックは還元率が高くカジノで最も勝ちやすいゲームの1つですが、勝率自体は約50%なので連勝することもあれば連敗することもあります。
連勝や連敗がどれぐらい続くのか理解していないと、ベーシックストラテジーを使っていても不安になりますし、損失を一気に取り戻そうとして資金を溶かしてしまった、ということにもなりかねません。
そこで今回は、ブラックジャックの連勝確率・連敗確率というテーマで、理論上の数字・実践検証の数字を交えて詳しく解説していきます。
連勝確率や連敗確率を正しく理解しておくことで適切な資金管理ができ、ベーシックストラテジーなどの必勝法を効果的に使うことができるようになりますよ。
ブラックジャックの連勝や連敗率を知っておけば無理したプレイをしないようになります。
先輩!それ私に言ってますね!
もくじ
ブラックジャックの勝率はベーシックストラテジーの使用有無で異なる
ブラックジャックの勝率は、ベーシックストラテジーの使用有無で大きく異なります。
それぞれのケースについて、具体的な数字をもとに比較して見てみましょう。
ベーシックストラテジー未使用時の勝率は約43.00%
ブラックジャックでベーシックストラテジーを使わなかった場合の勝率は、約43.00%になります。
ストラテジーを使用しないということは、「バーストしそうだから、カードを引くのをやめよう」「スプリットすると賭け金が大きくなるからやめておこう」など、勘に頼ってアクションを選択するということです。
この場合、統計的に不利な選択をする可能性が高まるため、短期的に勝つことはあっても長期的に見ると勝率が大きく下がってしまいます。
ベーシックストラテジー使用時の勝率は約49.50%
ブラックジャックでベーシックストラテジーを使用した場合の勝率は、約49.50%です。
勝率はテーブルのルールやデック数により若干異なりますが、統計的に最適なアクションを選択することにより50%近い勝率を期待できます。
また、還元率(ペイアウト率)に関しても、ベーシックストラテジーを使用すると約99.5%を期待できるため、ブラックジャックで稼ぐならベーシックストラテジーの利用は必須といえるでしょう。
ベーシックストラテジーの活用は勝率アップに有効
ベーシックストラテジーの活用は、ブラックジャックの勝率アップに有効です。
カジノゲームは還元率が高く勝ちやすいゲームが多いのですが、ほとんどが運任せのゲームで、プレイヤーのスキルによって勝率をアップさせることはできません。
その中でもブラックジャックは、「プレイヤーの戦略でハウスエッジ(控除率)を下げて還元率を上げることが可能な数少ないゲーム」です。
しかも、戦略の肝となるベーシックストラテジーは習得の難易度がそれほど高くなく、初心者の方でもすぐに理解できます。
オンラインカジノのブラックジャックなら、ストラテジーチャートの持ち込みが禁止されていないので、不安な人はチャートを見ながらプレイするのもいいでしょう。
ブラックジャックで勝率アップを狙うなら、ベーシックストラテジーの活用は必須です。
ブラックジャックで10連勝する確率
ゲーム数 | ベーシックストラテジーなし | ベーシックストラテジーあり |
---|---|---|
1 | 43.00% | 49.50% |
2 | 18.49% | 24.5% |
3 | 7.95% | 12.13% |
4 | 3.42% | 6.00% |
5 | 1.47% | 2.97% |
6 | 0.63% | 1.47% |
7 | 0.27% | 0.73% |
8 | 0.12% | 0.36% |
9 | 0.05% | 0.18% |
10 | 0.02% | 0.09% |
ブラックジャックで10連勝する確率を、ベーシックストラテジー使用の有無で比較しました。
連勝確率は、勝率 X 連勝数で求められます。
ベーシックストラテジーを使用した場合の勝率は49.50%なので、2連勝する確率は49.50% X 49.50%となり、3連勝以降についても同じように計算します。
ベーシックストラテジーの使用・未使用での勝率は、1ゲームで6.5%もの差があり、ゲーム数を重ねるほど差が大きく広がっているのが分かりますね。
ベーシックストラテジーを使わずに5連勝はする確率は1.47%なので100回に1回強しかありませんが、ベーシックストラテジーを使うと3%弱なので33回に1回は成功する確率です。
ブラックジャックで10連敗する確率
ゲーム数 | ベーシックストラテジーなし | ベーシックストラテジーあり |
---|---|---|
1 | 57.00% | 50.50% |
2 | 32.49% | 25.50% |
3 | 18.52% | 12.88% |
4 | 10.56% | 6.50% |
5 | 6.02% | 3.28% |
6 | 3.43% | 1.66% |
7 | 1.95% | 0.84% |
8 | 1.11% | 0.42% |
9 | 0.64% | 0.21% |
10 | 0.36% | 0.11% |
上記は、ブラックジャックで10連敗する確率です。
ベーシックストラテジー使用の有無で、10連敗する確率は約3倍も変わってきます。
これだけの差があると、どんなに運が良くてもベーシックストラテジーを使わずにブラックジャックで勝つことはほぼ不可能といえるでしょう。
利益を伸ばすだけでなく、損失を抑えるためにもベーシックストラテジーの活用は不可欠です。
こう見ると10連勝、10連敗はかなり確率が低いんですね。
ブラックジャックの場合、ベーシックストラテジーを使ったときも数字に差があるのも注目です。
ブラックジャックを100ゲームプレイして連勝・連敗確率を実践検証!
ベーシックストラテジーを用いて実践。
ここまで、ブラックジャックの勝率について理論上の数字を紹介してきましたが、実戦ではどのような数字になるのでしょうか。
実際に、ベーシックストラテジーを使い100ゲームプレイして検証してみましょう。
全100ゲームの勝敗結果
勝敗結果 | 回数 | 確率 |
---|---|---|
勝ち | 51回 | 51% |
負け | 39回 | 39% |
プッシュ | 10回 | 10% |
ベーシックストラテジーを使って100ゲームをプレイした結果は、上記のようになりました。
勝率は理論上の確率をやや上回り、逆に負けは下回っているので上振れといえる結果です。
全100ゲームの連勝確率
連勝数 | 連勝確率 |
---|---|
2連勝 | 9% |
3連勝 | 1% |
4連勝 | 1% |
5連勝 | 2% |
6連勝 | 0% |
7連勝 | 0% |
次に、連勝確率について見てみましょう。
こちらはすべて理論上の数字を下回っていますね。
ブラックジャックは、ダブルダウンやスプリットの結果次第では、連勝できなくても利益を出すことが可能です。
たとえば、ダブルダウンやスプリットを使うと賭け金が2倍になりますし、スプリット後にダブルダウンすると賭け金が3倍、4倍になることもあるので、そこでの勝敗で収益が大きく変わります。
全100ゲームの連敗確率
連敗数 | 連敗確率 |
---|---|
2連敗 | 6% |
3連敗 | 2% |
4連敗 | 1% |
5連敗 | 0% |
6連敗 | 0% |
7連敗 | 0% |
全100ゲームの連敗確率は、このようになりました。
こちらもすべて理論上の数字を下回っていることから、今回は大きな連勝や連敗がなく、勝ちと負けを交互に繰り返す平均的な結果であったといえます。
ブラックジャックの連勝・連敗確率に関する注意点
ブラックジャックは従属事象のゲームに分類されるため、連勝・連敗が理論上の確率よりも大きく偏りやすいという特徴を持っています。
たとえば、ルーレットのように過去の結果が未来の結果に影響を及ぼさない独立事象のゲームは、比較的確率が収束しやすい点が特徴です。
一方、ブラックジャックやバカラのようなカードゲームは、1度使用したカードはシューの交換まで再利用されないため、残っているカードに偏りが発生すると勝敗に影響を及ぼす可能性があります。
したがって、実戦においては理論上の確率よりも連勝と連敗が偏る可能性が高いのですが、目先の結果に一喜一憂せず、ベーシックストラテジーに沿って淡々とプレイすることを心がけましょう。
なお、オンラインカジノのビデオブラックジャックについては、1ゲームごとにシャッフルされるため、どちらかといえばルーレットのような独立事象に近いゲーム性を持っています。
ブラックジャックで連勝・連敗した時に使える必勝法
ブラックジャックは勝率約50%のゲームなので、利益を最大限伸ばしたり、損失を確実に回収するカジノの必勝法が有効です。
ここでは、ブラックジャックで連勝・連敗した時に使える必勝法を紹介します。
マーチンゲール法
マーチンゲール法は、損失を確実に回収することを狙ったカジノの代表的な必勝法です。
マーチンゲール法の手順は、以下になります。
- 初回ベット額を決める(例:1ドル、100円など)
- 1ゲーム目は初回ベット額を賭ける
- 勝敗によって賭け金を変動する
・勝った場合は、負けるまで初回ベット額を賭け続ける
・負けた場合は、勝つまで賭け金を倍にする(100円→200円→400円→800円→1,600円など、、、) - 勝ったら賭け金をリセットし最初に戻る
マーチンゲール法は「倍賭け法」と呼ばれることもありますが、名前の通り、負けた次のゲームで賭け金を倍々にしていくだけのシンプルな手順で、成功すると損失を回収でき、必ず初回ベット額分の利益が出ます。
ただし、連敗が続くと賭け金が急激に膨れ上がる点に注意が必要です。
また、オンラインカジノのブラックジャックにはテーブルリミット(賭け金の上限額)が設定されているので、上限に達するとその時点で負けが確定してしまいます。
マーチンゲール法を実戦で使う場合には、初回ベット額を大きくしすぎない点と「5連敗したら損切りする」といったルールを事前に決めておくようにしましょう。
ウィナーズ法
ウィナーズ法は、リスクを抑えて損失を確実に回収することを狙った守備的な必勝法です。
ウィナーズ法の手順は以下になります。
- 初回のベット額を決める
- 2連敗するまで初回ベット額を賭け続ける
- 2連敗したら賭け金を数列にしてウィナーズ法を開始する
【例】「1 1」 ※1ゲーム目、2ゲーム目で賭けた金額を書く - 数列の左端の数字を2倍にした金額を賭ける
【例】「1 1 」の場合は、1 X 2倍 = 2ドル - 勝敗によって数列を追加・削除する
・負けた場合:数列の右端に前回賭けた金額を追加する
1 1 → 1 1 2 次のゲームでは、前ゲームで賭けた金額(数列の左端 X 2倍)を賭ける
・勝った場合:数列の左端の数字を1つ消す
1 1→ 1 次のゲームでは数列の左端 X 2倍の金額を賭ける - 数列がすべて消えたらセットが終了
ウィナーズ法は守備的な必勝法には珍しく、負けた次のゲームで賭け金を上げない点が特徴です。
守備的なベッティングシステムで大負けするときは、「連敗で賭け金が膨らんで資金がパンクした」というパターンが多いのですが、ウィナーズ法は流れが悪い時の損失を最小限に抑えられます。
その分、連敗が続くと損失回収に時間がかかる点がデメリットなので、ウィナーズ法を使う場合は長期戦になるリスクがある点を理解しておく必要があります。
また、ウィナーズ法は数列を使うので、実践する際はメモ帳などを用意して賭け金を間違えないように注意しましょう。
10%法(テンパーセント法)
10%法は、手順がシンプルで攻守のバランスが取れた必勝法です。
常に資金の10%をベットしていくだけなので、初心者の人もすぐに実戦で使用できます。
10%法を使うと、連勝中は賭け金が大きくなるので利益の伸び方が早く、逆に連敗中は賭け金が小さくなるので損失を抑えられる点がメリットです。
ただし、最初に連敗すると損失回収に時間がかかり、勝率50%でも損失が出る可能性があります。
たとえば最初に5連敗すると、賭け金が小さくなるのでその後5連勝しても損益がマイナスになってしまうのです。
10%法を実戦で使う際には、ベーシックストラテジーを活用することは必須ですが、最初に連敗が続いた時にはマーチンゲール法など、守備的な必勝法へ切り替えることも検討するといいでしょう。
31システム投資法
31システム投資法は、最大損失額を設定し2連勝で利益を出すことを狙った必勝法です。
まず31単位を9つに分割し、ルールにしたがって賭け金を変動し、2連勝でセットが完了して必ず利益が出るように作られています。
31システム投資法は1セットの最大ゲーム数が9ゲームで、9連敗しても最大損失額が31単位なので、事前に損失額を把握できる点がメリットです。
また、「5セット終了したらその日のプレイを終わる」など、やめどきを決めやすいので資金管理にも優れています。
デメリットは手順が少し複雑な点で、慣れるまでは無料版のブラックジャックでプレイしたり、小さい賭け金で練習をするようにしましょう。
ブラックジャックで連勝確率を上げるならカウンティングもマスターしよう!
ブラックジャックで連勝確率を上げるなら、ベーシックストラテジーに加えてカードカウンティングもマスターしましょう。
カードカウンティングとは、場に出たカードをカウントすることでシュー内に残っているカードを予想し、ベット額を変動させる強力な必勝法です。
ブラックジャックでは1度使用したカードは再利用しないので、シュー内に残っているカードに偏りが発生した場合に、利益の最大化を狙ったり損失を抑えることができます。
たとえば、シュー内に「10」が多く残っているとプレイヤー側が有利なので、通常よりも賭け金を上げて勝負する戦略が有効です。
逆に、シュー内に「10」が少ないと予想される状況では慎重なプレイが求められ、ダブルダウンやスプリットが推奨される場面でも、通常のヒットを選択した方が期待値が高いこともあります。
ブラックジャックのカードカウンティングは、かつて「ラスベガスをぶっつぶせ」という映画の題材にも使われたほどです。
当サイトでは、カードカウンティングについてどこよりも詳しく解説しているので、ブラックジャックの連勝確率をアップさせたい方はぜひご一読ください。
まとめ
今回は、ブラックジャックの連勝確率・連敗確率について解説してきました。
ブラックジャックの連勝確率を上げるためには、ベーシックストラテジーの活用は必須です。
ベーシックストラテジーチャートにしたがってプレイするだけで連勝確率が上がり、連敗確率が下がるのですから使わない手はありません。
また、ベーシックストラテジーをマスターしたら、カードカウンティングにもぜひ挑戦してみてください。
2つの必勝法を活用すれば、ブラックジャックで副業や投資レベルに稼ぐことも十分に可能ですよ。
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