ブラックジャックのダブルダウンとは、賭け金を2倍にして追加カードを1枚だけ引くアクションです。
ダブルダウンの選択は、ブラックジャックで特に重要なポイントです。
しかし、「ダブルダウンを使いたいけどよく分からない」「ダブルダウンで負けるのが怖い」という人が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ブラックジャックでダブルダウンを選択する最適なタイミングや注意点などを詳しく解説していきます。
ダブルダウンって、実はよくわかってないんですよね。
ここでは適切なタイミングも解説しているので、リンも覚えましょうね!
もくじ
ブラックジャックのダブルダウンとは
ブラックジャックのダブルダウンは、最初に払った賭け金と同じ金額を支払うことでカードを1枚だけ追加(ヒット)できるアクションです。
ダブルダウンを選択して勝った場合には2倍のリターンを得られますが、負けると逆に賭け金の2倍を失うので、ハイリスク・ハイリターンなアクションといえます。
ハイリスクと聞いて「自分はリスクを取りたくないので、ダブルダウンはしない」と考える人がいるかもしれません。
しかしカジノゲームの中でもっとも高いとされているブラックジャックの還元率を実現するためには、適切なタイミングでダブルダウンを選択することが必要です。
これまでダブルダウンを正しく選択できていなかった方は、この機会にしっかりと理解して実戦で使っていくようにしましょう。
ブラックジャックのダブルダウンのやり方
まず、オンラインカジノのブラックジャックを使ってダブルダウンを行う手順を見ていきましょう。
STEP1. ディーラーからカードが配られる
まず最初にチップを置いてゲームをスタートすると、ディーラーとプレイヤーに2枚ずつのカードが配られます。
プレイヤー側のカードは2枚とも表向き、ディーラー側は1枚が表向き(アップカード)・1枚は伏せられた状態になっています。
上記ではプレイヤーの合計値は「9」、ディーラーのアップカードは「3」でした。
STEP2. ダブルダウンを選択して賭け金を追加
プレイヤーは、自分のハンドとディーラーのアップカードとの組み合わせでダブルダウンを選択します。
ダブルダウンを選択すると、自動的に賭け金が追加されます。
上記では最初に1ドルをベットしたので、1ドルが追加されて合計2ドルになっていることをご確認ください。
ダブルダウンを使うべきタイミングについては、後ほど詳しく解説します。
STEP3. カードが配られて勝敗が決着
ダブルダウンを選択すると、プレイヤー側にはカードが1枚だけ追加されます。
上記では追加カードが「6」だったのでプレイヤー側の合計値は「15」。
ディーラーは「26」でバーストしたのでプレイヤーの勝ちです。
したがって、2ドル x 2倍の4ドルが払い戻されました。
以上がブラックジャックのダブルダウンのやり方です。
ランドカジノでのダブルダウンのやり方
ランドカジノでダブルダウンする場合は、最初にベットしたチップの隣に同額のチップを置きます。
最初にベットしたチップの上に重ねると、「賭け金を改ざんした」として違反行為に取られる可能性があるのでご注意ください。
それ以外の流れについては、オンラインカジノと同じです。
ブラックジャックでダブルダウンを使うべきタイミング
ブラックジャックのダブルダウンは賭け金を2倍にしてリスクを伴うため、正しいタイミングで選択する必要があります。
ダブルダウンを使うべきタイミングは、大きく分けると以下の2種類です。
プレイヤーハンドの合計値が[9, 10, 11]の時
1つ目のタイミングは、プレイヤーハンドの合計値が[9, 10, 11]の時です。
この場面でダブルダウンを選択して3枚目のカードが「10」または絵柄だった場合、合計値がそれぞれ「19」「20」「21」となり高勝率を期待できます。
ただし、プレイヤーのハンドとディーラーのアップカードによってタイミングが若干異なります。
プレイヤーハンド(合計値) | ディーラーのアップカード |
---|---|
9 | 3~6 |
10 | 2~9 |
11 | 2~10 |
プレイヤーハンドが「11」だった場合には、ディーラーのアップカードが10以下ですべてダブルダウンを選択できます。
「10」「9」の場合は、ディーラーのアップカードによってはダブルダウンを選択すべきではない組み合わせがあるので、しっかりと理解しておきましょう。
プレイヤーハンドに[A]がある時
2つ目のタイミングはプレイヤーハンドに「A」がある時です。
ブラックジャックでは、プレイヤー側に「A」が含まれているハンドを「ソフトハンド」と呼びます。
「A」は「1」「11」のどちらにもカウントできるため、3枚目のカードを引いたてバーストする可能性は0%です。
したがって、ソフトハンドの場合には積極的にダブルダウンを仕掛けて勝負すべき場面が多くなります。
特にディーラーのアップカードが「3~6」の時にダブルダウンが推奨されていますが、これはディーラーがバーストする可能性が高くなるためです。
こちらはディーラーのアップカードとディーラーがバーストする確率です。
ディーラーのアップカード | ディーラーがバーストする確率 |
---|---|
3 | 約38% |
4 | 約40% |
5 | 約43% |
6 | 約42% |
このようにディーラーがバーストする確率が40%前後もあるので、プレイヤー側にダブルダウンが推奨されるハンドが多いのです。
ブラックジャックでダブルダウンを使ってはいけないタイミング
続いてブラックジャックでダブルダウンを使ってはいけないタイミングを解説します。
ディーラーのアップカードが[A]だった時
ディーラーのカップカードが「A」だった時は、プレイヤー側にダブルダウンが推奨されるハンドはありません。
ブラックジャックでは絵柄はすべて[10]にカウントされるため、[10]の出現率は約30%です。
したがってディーラーの伏せカード、ディーラーとプレイヤーに追加されるカードはすべて[10]として考えます。
ディーラーのアップカードが「A」で伏せカードが[10]ならブラックジャックが成立するので、プレイヤーが[10]を引いても勝てません。
このような理由から、ディーラーのアップカードで「A」が見えた場合にはダブルダウンを行うべきではないのです。
プレイヤーハンドの合計値が[12]以上(Aを含まない)の時
プレイヤーの合計値が「12」以上の時はダブルダウンを使うべきではありません。
先ほど解説しましたが、プレイヤーに追加されるカードはすべて[10]として考えるので、合計値が「12」以上の場合はバーストする可能性が高くなります。
ただし、「A」を含むソフトハンドの場合は別です。
「A」は「1」と「11」のどちらにもカウントできるので、3枚目のカードを引いてバースト確率は0%です。
したがって、プレイヤーの合計値が「12」以上でもディーラーのアップカードによってはダブルダウンが適切とされる場合があります。
タイミングはシンプルで覚えやすいですね!
まずは低ベットでやってみることが大切です。ベット金額をあげるのは慣れてからにしましょう。
ブラックジャックのダブルダウンの注意点
ブラックジャックで、ダブルダウンを使うタイミングと使ってはいけないタイミングについては理解できたかと思います。
ここではダブルダウンに関する注意点をいくつか解説します。
ダブルダウン後はカードを1枚しか追加できない
ブラックジャックでは、ダブルダウンを選択した後はカードを1枚しか追加できません。
たとえばプレイヤーのカードが「11」でダブルダウンを選択し、低い点数のカードを引いてもそれ以上追加することは不可能です。
ブラックジャックでは[10]の出現率が一番高くなっていますが、それでも約30%なので約3回に1回しか[10]を引けない計算になります。
低い点数のカードを引いた場合には、ディーラーのバーストを期待しましょう。
負けてしまった場合は損失が倍になる
ダブルダウンを選択すると最初に置いたチップの2倍を賭けることになるので、勝てば大きな利益を獲得できますが、負けた場合には損失が2倍になります。
ダブルダウンは、ハイリスク・ハイリターンなアクションであることを理解しておきましょう。
ただし「リスクが高いからダブルダウンを使わない」というのは、期待値を下げる行為です。
ブラックジャックはオンラインカジノの中で最も還元率が高いゲームですが、ダブルダウンを適切に行わないとトータルの還元率は低くなります。
「どうしてもリスクを取りたくない」という人は、最初の賭け金をできるだけ少なくしてもいいので、適切なタイミングではしっかりとダブルダウンを行いましょう。
カジノやテーブルによってダブルダウンのルールが異なる場合がある
ブラックジャックのダブルダウンは、カジノやテーブルによってはルールが異なる場合があります。
たとえば「プレイヤーは9・10・11の場合のみダブルダウンできる」「スプリット後にダブルダウンできる・できない」などです。
特にスプリット後のダブルダウンは成功すると配当がさらに増えるので、大きな利益を目指したいならダブルダウンできるテーブルを選びましょう。
オンラインカジノは複数のプロバイダ(ソフトウェア会社)からゲームを導入しているので、プレイ前にルールを確認するようにしてください。
ダブルダウンが使えるおすすめオンラインブラックジャック
オンラインカジノには様々なブラックジャックがあり、それぞれルールが異なります。
ここではダブルダウンが使えるおすすめのゲームを紹介します。
インフィニットブラックジャック
インフィニットブラックジャックは、1組のカードをプレイヤー全員が共有してディーラーと対戦するライブブラックジャックです。
ライブブラックジャックは人気が高いゲームなので、混み合ってる時間帯などはテーブルが埋まっていることがよくあります。
インフィニットブラックジャックはプレイヤーの参加人数に制限がなく、空席待ちせずにすぐプレイできる点がメリットです。
また、スプリット後のダブルダウンが認められており、ベット額の幅も広いので初心者から上級者まで楽しめます。
パワーブラックジャック
パワーブラックジャックは、インフィニットブラックジャックと同じく席数が無制限でいつでもプレイできます。
大きな特徴は「9」「10」が除外されている点で、これによってディーラーがバーストしづらくなり、プレイヤーが「21」を当てにくくなっています。
ただし、ダブルダウンで賭け金を3倍にするトリプルダウン、4倍にするクアドラプルダウンを選べるため、勝負所で大きな利益を狙うことが可能です。
通常のブラックジャックよりもギャンブル性の高いゲーム性を楽しみたい方は、ぜひパワーブラックジャックをお試しください。
フリーベットブラックジャック
フリーベットブラックジャックは、その名の通り一定の条件で追加チップを必要としないユニークなライブブラックジャックです。
基本的なルールは通常のブラックジャックと同じです。
しかし、最初に配られた2枚のカードの合計値が「9、10、11」だった場合は、追加チップなしでダブルダウンを選択できます。
また、最初に配られた2枚のカードが「10、J、Q、K」を除く同じ数字だった場合には、追加チップなしでスプリットを行えます。
ただし、ディーラーが「22」でバーストした場合にはそのゲームはプッシュ(引き分け)になるという点が特徴です。
せっかくダブルダウンで「20」「21」になってもディーラーが「22」でバーストすると引き分けになるのは残念なことです。
とはいえ、ローリスクでダブルダウンやスプリットを行いたい人は、フリーベットブラックジャックを試してみるといいでしょう。
まとめ
今回は、ブラックジャックで勝つための重要なカギとなるダブルダウンについて解説してきました。
初心者の方はリスクを伴うダブルダウンに対して消極的になりがちですが、ブラックジャックの高い還元率を実現させるためにはダブルダウンは欠かせません。
彼にそのゲームでは負けても、理論上正しい選択を続けていればトータルの還元率は高くなるので、必要な場面では積極的にダブルダウンを使っていきましょう。
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