5号機

5号機パチスロの歴史を一挙紹介!スロット史に残る多彩なゲーム性と魅力について

5号機パチスロの歴史を一挙紹介!スロット史に残る多彩なゲーム性と魅力について

5号機の存在は、パチスロの歴史を語るうえで欠かせません。

5号機時代は約18年の長きにわたり、その過程で多様なゲーム性と革新的なシステムが登場。パチスロの歴史を彩ってきました。

かつて一世を風靡した5号機時代を駆け抜けた名機の数々には、忘れられない興奮と感動を与えてもらった方も多いのではないでしょうか。

この記事では、5号機の誕生からスロット史に残る多彩なゲーム性と魅力、さらに5号機を代表する機種まで、5号機の歴史を詳しく辿ります。

5号機の誕生から終焉までの歴史を知り、知識を深めることで、現在のパチスロをより深く理解し、楽しむことができるでしょう。どうぞ最後までお付き合いください!

5号機の歴史を振り返る

2004年、それまでのパチスロ業界に激震が走りました。出玉規制を含む大幅な規則変更、それが「パチスロ5号機」の導入です。

2005年からホールデビューを果たした5号機は、射幸性を抑え健全な遊技環境を目指すために、それまでの4号機とは大きく出玉性能を低下させる仕様となっていました。

そのため当初は多くのプレイヤーから「出玉感が物足りない」「ゲーム性が複雑すぎる」といった声が上がっていました。

ここでは、そんな5号機が2005年の7月に登場してから、2022年1月に完全撤去されるまでの歴史を振り返っていきます。

5号機の誕生とパロットの登場(2005年)

パロット

5号機の歴史は、2005年7月に始まります。この時期、初めて登場したのはパチンコ玉を用いて遊技する特殊なタイプのスロット機「パロット」です。

SANKYOの「CRP花月伝説R」がその先駆けとなりました。しかしパロットは人気が出ずにすぐホールから姿を消し、それ以降パロット機は登場していません。

初代5号機パチスロ機:新世紀エヴァンゲリオンの登場

新世紀エヴァンゲリオン

5号機第一号となるパロットが不発に終わり、実質的な5号機第一号として登場したのが「新世紀エヴァンゲリオン」です。

この機種は、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」とのタイアップ機であると同時に、5号機の新たなゲーム性を世に知らしめた記念碑的な存在となりました。

「新世紀エヴァンゲリオン」は、千円当たりのベース回転数が50回転を超える仕様で、遊びやすさを追求した機種でした。しかし、ボーナス確率や出玉性能が4号機と比較して低かったため、ファンからは低評価でした。

また当初は4号機がまだ多く存在していたため、5号機の認知度は低く、スペックの低さが問題視されていました。

リプパン方式とRT機の普及(2006年~)

スパイダーマン2

代表機種例: スパイダーマン2【2006年10月】、リングにかけろ【2007年3月】、パチスロ戦国無双【2007年8月】

2006年以降、「リプパン外し」が可能な機種が登場しました。

リプパン外しとは、RT終了の契機となる小役などの入賞を意図的に外すことでRTを延命させる方法です。リプパン外しにより、極力メダルの消費を抑えながら次のボーナス当選を待つことができ、5号機の出玉性能を大幅にアップさせることができました。

代表的な機種としてスパイダーマン2(2006年10月)、リングにかけろ(2007年3月)、パチスロ戦国無双(2007年8月)などがあります。

これらの機種はRT中にボーナスが成立してもRTが継続する「完走型RT」や、RT中の出目契機ゲーム数固定RTなど、様々なアイデアが導入されました。

5号機Aタイプの普及(2007年~)

アイムジャグラーEX

代表機種例: アイムジャグラーEX【2007年1月】、エヴァまごころを君に【2007年8月】

2007年以降は、5号機にも「Aタイプ」と呼ばれるボーナス当選をメインの出玉契機とする機種が登場し始めます。

Aタイプの代表格として挙げられるのが、2007年1月に登場した「アイムジャグラーEX」です。

シンプルなゲーム性ながら、GOGO!ランプがペカッたときの喜びは大きく、現在でも多くのファンに愛されています。

また、2007年7月に登場した「新世紀エヴァンゲリオン〜エヴァまごころを君に〜」は、前作のゲーム性を踏襲しつつも、新たな演出や楽曲を追加。Aタイプの可能性を大きく広げました。

これらの機種は、4号機時代を彷彿とさせるシンプルなゲーム性と、5号機らしい新たな技術を融合させることで、幅広い層のプレイヤーから支持を得ました。

A+RT機と遊技性の進化(2009年~)

ひぐらしのなく頃に祭

代表機種例: ひぐらしのなく頃に祭【2010年6月】

2009年以降はAタイプとRTを組み合わせた「A+RT機」が登場し、遊技性がさらに進化。

その代表例が2010年4月に登場した「ひぐらしのなく頃に祭」です。

「ひぐらしのなく頃に祭」は、人気アニメ「ひぐらしのなく頃に」とのタイアップ機で、ボーナスとRTを組み合わせることで、従来のAタイプとは異なる出玉性能を実現。

また、原作の世界観を忠実に再現した演出や、原作アニメの人気も相まって多くのファンを獲得しました。

技術介入要素により、完璧にこなせれば設定1でも機械割が約102%と、RTの限界に挑んだ機種でビタ押しに自信のあるスロッターの人気を博しました。

A+ART機の台頭と普及(2009年~)

エウレカセブン

代表機種例: エウレカセブン【2009年11月】、新鬼武者【2010年4月】

2009年以降もA+ART機が台頭します。その代表例として、2009年9月に登場した「エウレカセブン」や、2010年3月に登場した「新鬼武者」などが挙げられます。

これらの機種はボーナスとARTを組み合わせることで、これまで以上に多彩なゲーム性を実現。

「エウレカセブン」は、アニメとのタイアップ機で、アニメのストーリー展開と連動したART演出や、ARTの連チャンによる大量出玉が人気を博しました。

「新鬼武者」は、5号機屈指の名機として、多くのスロッターを熱狂させ、波の荒さを抑えつつも高純増枚数を実現し、パチスロの総設置台数の回復に貢献したのです。

高純増AT機の一撃性能時代(2013年~)

アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUSver.-

代表機種例: 魔法少女まどか☆マギカ【2013年10月】、アナザーゴッドハーデス【2014年2月】

2013年以降は、ATのみで出玉を増やす「AT機」の中でも、1回のATで大量の出玉を獲得できる「高純増AT機」が主流となります。

その代表格と言えるのが、2013年12月に登場した「魔法少女まどか☆マギカ」です。かわいらしいキャラクターとは裏腹に、重厚なストーリーや衝撃的な展開が話題となった本機はスロット史に残る大ヒットを記録しました。

また、2014年2月に登場した「アナザーゴッドハーデス」も、その爆発力と中毒性から多くのファンを獲得しました。

5号機の規制と終焉(2018年~2022年)

約18年間という長きに渡り、スロットファンを楽しませ続けた5号機。その歴史は、規制との戦いでもありました。

メーカー各社は、幾多の試行錯誤とたゆまぬ努力で新たな技術やアイデアを生み出し、数々の名機を世に送り出してきました。

しかし射幸性の高さから、5号機パチスロの規制強化により、2018年11月30日をもって新規5号機の検定が終了。

その後、2022年1月31日までに、全ての5号機パチスロが撤去されることとなったのです。

かつてはパチスロ業界を牽引してきた5号機でしたが、時代の変化とともにその歴史に幕を下ろすこととなりました。

しかし、5号機が生み出してきた数々の名機は、パチスロファンの記憶に永遠に刻まれることでしょう。

5号機の代表機種年表(2005年~2018年)

ここでは、5号機パチスロの代表機種を年表形式でご紹介します。各年に登場した主要な機種や出来事を取り上げ、その特徴や魅力を解説します。

2005年

7月初の5号機「パロット:CRP花月伝説R」登場。しかし不発に終わり、その後パロット機種は登場せず。
9月初のパチスロ5号機「新世紀エヴァンゲリオン」が登場するも、ヒットせず。
10月2段階設定(1or6)機種「サクラ大戦〜熱き血潮に〜」登場。甘すぎて回収される騒動に。
11月2段階設定(1or6)機種デビルマン登場。設定6でも重いBIG確率と機械割103%という厳しさで不評。
5号機誕生、4号機と併設
多くのスロッターが引退し、パチスロ暗黒時代へ

2006年

2月「小麦ちゃんマジカルて」や「初代ツインエンジェル」など、萌スロが登場する。
4月「ボンバーマンビクトリー」登場。この台を皮切りにリプパン機ブーム到来。
「スーパーお父さん」登場。獲得枚数の異なる2種類のボーナスと、RT「バトルチャンス」を搭載。
10月機械割119%の「スパイダーマン2」登場。リプパン方式を採用したRT機。映画とのタイアップで注目を集める。
12月「ジャックと豆の木」が5号機初のART搭載機として登場。
規制の裏を突いた「リプパンはずし」搭載機登場。

2007年

1月5号機初のジャグラー「アイムジャグラーEX」登場。出玉率は低いもののシンプルなゲーム性で広く支持を集める。
3月「リングにかけろ1」が登場。長期間にわたってファンに支持されたRT機の代表格。設定6の機械割が119.5%と高く、万枚を狙える性能で人気に。
7月初のARTのみで出玉を増やすタイプの「2027」が登場し、ART機が台頭。
「エヴァンゲリオン〜まごころを君に〜」に登場。設定判別の面白さや完成度の高さから5号機Aタイプの完成形と呼ばれる。
8月無限ARTを搭載した「戦国無双」登場。人気ゲームとのタイアップ機で、ART機としても高い評価を獲得。
9月検定方式が改正され、リプパン機製造禁止に。
月30日、4号機完全撤去(最後の4号機は俺の空)
11月日電協、日遊協が警察庁に21項目の規制緩和を求めるも、規制緩和を求めるも、出玉面の改善はならず。

2008年

3月技術上の解釈基準変更により、小役優先制御や各種フリーズが可能となる。
4月「キン肉マン」登場。設定判別が容易なゲーム性で高い人気を獲得。
5月「格闘美神ウーロン」登場。BIGボーナス中のビタ押しで機械割が大幅にアップする超本格派の技術介入ノーマル機。
「神たま~みこしちゃん奮闘編~」登場。高いボーナス合算確率とRT搭載で、短時間でも出玉を楽しめる仕様。
7月「初代バイオハザード」登場。ハイスペックARTと一撃性の魅力で人気を博す。
8月「ミリオンゴッド〜神々の系譜〜」登場。ギリシャ神話をモチーフとしたAT機。
9月「怒涛の剣」登場。ART+RTの1セットがMAX99%でループする「バトルゲーム」を搭載。
12月「鬼浜爆走紅蓮隊~爆音烈士編~」登場。ボーナスとARTで出玉を増やすタイプで、ARTは1G平均2枚増加(ボーナスも含む)。
2008年は、ART機の隆盛期となった。

2009年

1月「忍魂」登場。大都技研初のART機で、ゲーム数上乗せとボーナス成立でも終了しないARTで人気に。
3月「怪盗天使ツインエンジェル2」登場。萌スロの代名詞だった前作の続編。ボーナス+RTのループで大量出玉獲得に期待できる仕様。
9月「パチスロ交響詩篇エウレカセブン」が登場し、低迷していたスロット人気が復活。ボーナス+ARTシステムで大ヒット。演出とゲーム性の一体感、爆発力の高さで人気を獲得。
12月「バジリスク 甲賀忍法帖」が登場。ART「バジリスクタイム」は後のシリーズにも継承される人気システムとなる。
押し順ナビART機が全盛

2010年

3月「新鬼武者」が登場。押し順ART機でロング継続や天井性能が話題に。ゲーム性、演出、音楽、全てにおいて高い完成度を誇り、5号機を代表する機種となる。
エヴァシリーズ第4弾「新世紀エヴァンゲリオン〜魂の軌跡〜」登場。ボーナスで出玉を増やすノーマルタイプで、天井RTを搭載。
4月ボーナス+RTの技術介入機種「ひぐらしのなく頃に祭」登場
8月「デビルマンII-悪魔復活-」登場。引き分けならART継続、勝利でボーナスという、バトルタイプのARTを搭載。
12月「緑ドン〜VIVA!情熱南米編〜」登場。ループ&G数上乗せ型ARTを搭載し、ホールに「ポポポポポキューン!」の音が鳴り響いた。
新鬼武者登場でART絶頂期に。パチスロ設置台数が回復傾向へ。

2011年

1月「サクラ大戦3」登場。甘いスペックが問題視され、早期撤去に。
2月「秘宝伝〜封じられた女神〜」登場。ゲーム数上乗せ+セットストックタイプのART機で、高確率や伝説モードなど前作のゲーム性を踏襲。
3月3月11日、東日本大震災発生。電力不足や自粛ムードにより、ホール運営は大きな打撃を受ける。
「パチスロモンキーターン」がバラエティ導入からメインコーナーへと昇格。映像と効果音の煽りがユーザーの興奮を高めた。
4月「天下布武2」登場。ステージごとに異なるチャンス小役や、4種類のARTの相互ループにより、多彩なゲーム性を実現。
6月イベント規制施行。設定公開や打ち替えイベントなどが禁止に。ホールでのイベント運営が厳しく制限される。
8月「ミリオンゴッド 神々の系譜」登場。純増2.4枚のART機でパチスロ人気が再燃。
10月「押忍!番長2」が登場。疑似ボーナス+ARTのゲーム性が高評価。5号機史上最高のゲーム性と評価される。
12月「北斗の拳 世紀末救世主伝説」登場。継続率+ゲーム数上乗せARTが話題に。

2012年

1月「パチスロ鉄拳2nd」が登場。4号機の初代後継機で純増1.7枚のARTを搭載。
3月「モンスターハンター」登場。純増1.5枚のART機。世界的知名度を誇るゲームとのタイアップで注目を集め、この年のトップ販売台数を記録。
4月「ねぇねぇ島娘」登場。純増2.7枚のAT機で、5号機の高純増AT機時代の先駆けに。ART機からAT機へのシフトが本格化する。
5月「コードギアス 反逆のルルーシュ」登場。ボーナスとARTで出玉を増やすタイプで、上乗せARTやループARTなど、複数のARTを搭載。
6月「バジリスク~甲賀忍法帖II」登場。純増2.7枚のARTで、後に続くシリーズの人気を決定づけた。
12月「バイオハザード5」登場。2種類の上乗せ特化ゾーンを搭載、ストーリー進行も楽しめるゲーム性が高く評価される。
イベント規制の再徹底。SNSでの告知など、抜け道に対する取り締まりが強化される。

2013年

1月「ミリオンゴッド〜神々の系譜〜ZEUS Ver.」登場。純増2.2枚のAT機。
「攻殻機動隊S.A.C」登場。人気アニメとのタイアップ機。1セット50G+α、純増約2.8枚ゲーム数上乗せ+セットストック型のATを搭載。
3月「クランキーコレクション」登場。技術介入で設定1でも出玉率100%超え可能なノーマルタイプ。
5月「キャッツアイ〜コレクション奪還作戦〜」が登場。リプレイ時にメダル投入でクレジットアップが可能になる。
6月「北斗の拳 転生の章」登場。勝舞玉という独特のシステムを採用し、2013年唯一の10万台超えの販売を記録。
7月「パチスロAKB48」登場。京楽産業のパチスロ参入第1弾。ゲーム性だけでなく音の大きさも話題に。
10月「パチスロ化物語」登場。ヒットしないと言われる差枚数上乗せタイプのART機で大ヒット。
12月初代「魔法少女まどか☆マギカ」登場。擬似ボーナス+ART機で、穢れシステムが話題となる。原作ファンからも高評価を得て、現在も続く人気シリーズの原点となった。

2014年

1月「バジリスク~甲賀忍法帖~絆」登場。初期は不評だったものの、後に業界のエース機種となる。
2月「主役は銭形2」登場。ルパン三世に登場する銭形警部が主役。初期枚数150〜711枚の差枚数管理型ATによる擬似ボーナスを搭載。
3月前作から1年半の時を経て「聖闘士星矢 黄金激闘編」の第2弾が登場。3種類のG数上乗せ特化ゾーンを搭載。
「モンスターハンター 月下雷鳴」登場。モンスター討伐型ART機で人気を博す。
4月「アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUS Ver.-」登場。3種類のジャッジメントで一撃大量出玉が可能なAT機。
6月「戦国乙女〜剣戟に舞う白き剣聖〜」登場。今も大人気のコンテンツ、戦国乙女のパチスロ第1弾。
9月「押忍!サラリーマン番長」登場。この年の販売台数トップを記録。
「5.5号機基準」へ移行の通達。純増2枚の上限(ボーナス込)やペナルティの禁止など
パチスロの型式試験方法が見直し。出玉試験が最低出玉率での試験に変更。この規則改正により実質的に5号機の終焉が決定。

2015年

3月「ハナビ」登場。リメイクながら高評価を得てノーマルタイプ人気を復活させる。
「戦国コレクション2」登場。純増約3枚のATと、3種類の強力な上乗せ特化ゾーンを搭載。
初の5.5号機「麻雀物語3」登場。9種類もの枚数上乗せトリガーを搭載した差枚数管理型AT機。
4月「ミリオンゴッド 神々の凱旋」登場。伝統のセット上乗せ型AT機として大ヒット。
9月「北斗の拳 強敵」登場。高ベース・低出玉設計で賛否両論。
12月「リノ」登場。特殊なトマトシステムでノーマルタイプながら連チャンを可能に。
5.5号機の登場。この年の11月以降は5.5号機のみしか新規設置されなくなった。

2016年

1月「戦国乙女2〜深淵に輝く気高き将星〜」登場。前作「戦国乙女~剣戟に舞う白き剣聖~」のその後のストーリーが描かれる。ゲーム性はボーナスストックタイプのゲームへと一新された。
2月「偽物語」登場。人気コンテンツ物語シリーズの続編。前作のATから、リアルボーナス+ループ型のARTへシステムを変更。
4月「アステカ 太陽の紋章」登場。 4号機時代の名機「アステカ」の名を継ぐ機種として、プロジェクションマッピングを搭載。大きな期待を集めたが、ゲーム性がユーザーに受け入れられず、不発に終わる。
5月「コードギアス 反逆のルルーシュR2」リリース。A+ART機として長期継続を楽しめる内容で高評価。
9月「スロット魔法少女まどか☆マギカ2」登場。まどマギ初代の後継機。前作から3年ぶりの登場で注目を集めるも、旧基準機「まどマギ初代」の人気には及ばず。
10月「北斗の拳 修羅の国篇」が登場。高い売上も、客離れが早く期待を裏切る結果に。
11月「バジリスク3」登場。ただし「バジリスク絆」が依然としてホールの主力だったため、稼働は伸び悩む。
5.5号機の本格導入が始まったばかりで、早くも5.9号機の概略が発表される
5号機の規制強化が進み、基準を満たす機種が主流に。暗黒期を乗り越えた5号機時代が収束に向かう。

2017年

1月「エウレカセブンAO」登場。レア役に依存しない多数の自力要素を追求した、シリーズおなじみのゲーム性。大量出玉の波に乗るための多彩な上乗せ特化ゾーンも搭載。
2月「G1優駿倶楽部」登場。シナリオ管理型ARTと、競走馬の育成をテーマにしたユニークなゲーム性が注目され、一定の人気を集める。
3月「アナザーゴッドポセイドン-海皇の参戦-」リリース。過去作に比べると穏やかな仕上がりで評価は低迷。
4月「押忍!番長3」登場。5.5号機でも高い出玉性能で人気を博す。
7月「聖闘士星矢 海皇覚醒」登場。万枚が夢見れる機種として人気が高く、中古価格が400万円以上まで跳ね上がる。
6号機規制改正法案が発表される
9月「北斗の拳 新伝説創造」登場。最後の5.5号機として多くの機種が駆け込み登場。その中で最も注目を集めたが、前作に続き評判は低迷。
10月5.95機への移行が始まる
11月5.95号機初のART機「戦国コレクション3」登場。新規制下の「有利区間」の概念が導入される。規制の影響でユーザーから酷評され、稼働は伸び悩む。

2018年

1月「コードギアス反逆のルルーシュC.C.ver」登場。サミーのGRTタイプ第一弾としてデビュー。すべてのボーナス後に必ずRTへ突入。BIG後のボーナスループ率は50%オーバーを誇った。
2月6号機規則施行。純増枚数の大幅緩和(1ゲーム5枚以上)など、新たな時代の幕開けとなる。
4月「押忍!番長A」「不二子 TYPE A」などノーマルタイプが人気に。
6月「ディスクアップ」リリース。完全攻略で設定1でも機械割103%を誇る技術介入機として登場し、長期間にわたり大ヒット。
7月「ルパン三世 世界解剖」登場。特殊なシステムで話題を呼ぶも新規制対応で以降同形式機種は製造されず。
8月「クレアの秘宝伝 女神の夢と魔法の遺跡」登場。「クレアの秘宝伝」シリーズの第3弾で、ボーナス+RT機。
10月初の6号機「HEY!鏡」登場。番長シリーズのスピンオフ。純増約5枚のAT機で新時代の象徴的存在に。
12月「アナザーゴッドハーデス 冥王召喚」登場。初期稼働は良好だったが、5.9号機規制のため純増は2枚と少なく、多くのファンが失望。5号機時代のハーデスを超えることはできなかった。

多様なゲーム性と魅力にあふれていた5号機時代

5号機パチスロは、多様なゲーム性と魅力にあふれていました。Aタイプ、AT機、ART機など、様々なタイプのパチスロ機が登場しバラエティ豊かな遊技を楽しむことができました。

そして5号機パチスロの魅力は何といっても「出玉性能の高さ」でした。高純増AT機の登場により、1Gあたりの差枚数が飛躍的に向上し、一撃万発も夢ではなくなりました。

ATの継続率や上乗せ特化ゾーンなど、ATならではの楽しみ方が次々と生み出され、短時間で大量の出玉を得られる可能性に、多くのスロッターたちが心躍らされたものです。

また技術の進歩とともに、より洗練されたゲーム性を追求してきました。演出面では、大型液晶ディスプレイの採用や、立体的な演出などが導入され、よりインパクトのある演出が可能に。

このように5号機パチスロは多様なゲーム性と魅力で、多くのユーザーを虜にしてきました。それはパチスロメーカーの創意工夫と、ユーザーの期待に応えようとする姿勢があったからこそ実現できたのだと言えるでしょう。

この時代に生まれた機種たちは、プレイヤーに新たな楽しみと驚きを提供し続け、今もなおその影響を色濃く残しています。

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もちろんみんな大好きなゴッド凱旋も設置済みです。

また4号機も初代吉宗や北斗の拳なども設置してあり、スロッターなら誰もが心躍るラインナップになっていますよ。

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コニベットも同様に様々な5号機や4号機が設置してあります。

バジリスク絆やアナザーゴッドハーデスなどの人気台やHEY鏡などの人気台が用意されています。

また4号機では初代カイジや主役は銭形なども設置してあり、スロッターの懐かしさをくすぐるラインナップが揃っています。

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ベラジョンカジノではオリジナルスロットが豊富に用意されているカジノサイトです。

Aタイプはもちろん、ATやART機が用意されており、機械割もオリジナルなだけあり、設定6で150%オーバーのモンスターマシンも用意されていますよ。

オリジナルスロットで遊びたいときはベラジョンカジノで決まりです!

まとめ

5号機の歴史はスロット史において非常に重要な転換期となりました。

4号機のような爆発的な出玉こそ規制されたものの、多様なゲーム性と魅力的な機種が多く誕生し、多くのスロッターを魅了しました。

パチスロ業界に大きな影響を与え、その歴史に輝かしい足跡を残した5号機は、2022年1月31日、ついにホールから姿を消すことに。

しかし5号機パチスロが生み出してきた数々の名機は、パチスロファンの記憶に永遠に刻まれることでしょう。

現在ホールでは6号機が主流となっていますが、5号機でスロットの面白さを知ったという方も多いのではないでしょうか。

本記事が5号機という輝かしい時代を振り返るきっかけになれば幸いです。

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