マーチンゲール法は、負けたら賭け金を倍にすることで損失回収と利益獲得を目指すカジノの代表的な必勝法です。
ルーレットにおいては、赤・黒賭けや奇数・偶数賭け、ハイロー賭けなど2倍配当の賭け方に有効で、シンプルな手順にも関わらず勝率が高いという特徴を持っています。
この記事では、ルーレットの実践検証を使ってマーチンゲール法が効果的な理由を解説し、さらに成功率を高めるコツなども紹介していきます。
定番の攻略法であるマーチンゲール法xルーレットについて解説していきますよ!
マーチンゲールみたいにわかりやすいものは助かります!
もくじ
そもそもマーチンゲール法とは
マーチンゲール法とは、バカラやルーレットなどのカジノゲームで使われる必勝法で、負けた場合に賭け金を倍にしていくことで損失回収と利益獲得を目指すベッティングシステムです。
マージンゲール法を使うと、1回の勝利でそれまでの損失を回収でき、さらに初回賭け金分の利益を必ず得られるため理論上は必勝法といえます。
また、マーチンゲール法は勝率50%以下でも利益を得ることが可能なシステムなので、カジノゲームだけでなくバイナリーオプションやFXなどの投資、競馬や競艇、競輪などのギャンブルにも有効です。
マーチンゲール法の基本的な使い方
マーチンゲール法の基本的な使い方は、以下の通りです。
- ゲームに負けたらマーチンゲール法をスタート
- 前ゲームのベット額を倍にして賭ける
- 負けたら再び前ゲームのベット額を倍にして賭ける
- 勝ったら初回べット額に戻す
マーチンゲール法では、ゲームに負けるまでは初回賭け金をベットし続け、負けた次のゲームから賭け金を2倍にし、勝ったら賭け金をリセットして初回ベット額に戻します。
手順がシンプルで複雑な数列や計算も必要なく、成功すると必ず初回賭け金群の利益が出ることから、マーチンゲール法は初心者だけでなく中級者以上のプレイヤーにもおすすめの必勝法です。
ルーレットでマーチンゲール法が効果的な理由
続いて、ルーレットでマーチンゲール法が効果的な理由を解説します。
ルーレットは勝率約50%&2倍配当の賭け方ができるため
賭け方 | 配当 | 当選確率 |
---|---|---|
赤・黒賭け(レッド・ブラック) | 2倍 | 18/37(48.6%) |
偶数・奇数賭け(オッド・イーブン) | 2倍 | 18/37(48.6%) |
ハイ・ロー賭け | 2倍 | 18/37(48.6%) |
マーチンゲール法は、勝率約50%で2倍配当の賭け方に有効ですが、ルーレットにはこの条件を満たした賭け方が3つあります。
- 赤・黒賭け
- 奇数・偶数賭け
- ハイ・ロー賭け
赤・黒賭けは視覚的にも分かりやすいため、ルーレット初心者におすすめの賭け方です。
奇数・偶数賭けとハイ・ロー賭けも勝率約50%で2倍配当なので、マーチンゲール法が使える条件を満たしています。
また、マーチンゲール法はバカラやブラックジャック、シックボー、ドラゴンタイガーなどのカジノゲームにも有効なので、手順やメリット・デメリットなどを理解してうまく使いこなせるようになれば、他のゲームにも応用できる点がメリットです。
ルーレットは独立事象のゲームであるため
カジノゲームには勝率約50%で2倍配当の賭け方が多いのですが、その中でもルーレットは独立事象のゲームであることから、マーチンゲール法との相性が抜群です。
独立事象のゲームとは、過去の結果が未来の結果に影響しないという意味です。
ルーレットは毎ゲーム完全確率で抽選が行われるため、過去の結果が次の結果に影響しません。
したがって、独立事象のゲームに分類できます。
独立事象の対義語には従属対象があり、バカラやブラックジャックなどのカードゲームは従属対象のゲームに分類されます。
従属対象とは、過去の結果が未来の結果を及ぼすという意味です。
バカラやブラックジャックなどのカードゲームは、1度使用したカードはシューの交換まで再利用されません。
したがって、シュー内に残っているカードに偏りが発生した場合、勝敗に影響を及ぼす可能性がある(勝率が変わる)ので従属対象のゲームに分類できるのです。
ただし、従属対象のゲームにマーチンゲール法が使えないというわけではなく、あくまでも独立事象のゲームであるルーレットがマーチンゲール法に適していると理解しておいてください。
つまりマーチンゲール法を使うにはルーレットは持って来いの攻略法というわけです!
マーチンゲール法を使ってルーレットで稼げるか実践検証
賭け方 | 赤・黒賭け |
---|---|
初回賭け金 | 1ドル |
ルーレットでマーチンゲール法が効果的な理由が分かったところで、実際にマーチンゲール法を使って稼げるかを検証してみましょう。
今回は、勝率約50%で2倍配当の赤・黒賭けを使い、初回賭け金を1ドルにして実践しました。
1ゲーム目
ゲーム数 | 1ゲーム目 |
---|---|
賭け金 | 1ドル |
勝敗 | 勝ち |
累計損益 | +1ドル |
1ゲーム目は、初回賭け金の1ドルを赤にベットしました。
結果は勝ったので2ドルが払い戻されました。
現在の累計損益は+1ドルです。
2ゲーム目
ゲーム数 | 2ゲーム目 |
---|---|
賭け金 | 1ドル |
勝敗 | 負け |
累計損益 | 0 |
マーチンゲール法では負けるまで初回賭け金を賭け続けるので、2ゲーム目の賭け金は1ドルです。
1ドルを赤に賭けて負けたので、賭け金が没収されました。
次のゲームからマーチンゲール法を開始します。
現在の累計損益は±0です。
3ゲーム目
ゲーム数 | 3ゲーム目 |
---|---|
賭け金 | 2ドル |
勝敗 | 負け |
累計損益 | -2ドル |
2ゲーム目に負けたので、3ゲーム目は賭け金を倍にします。
2ドルを黒に賭けて負けたので、賭け金が没収されました。
現在の累計損益は-2ドルです。
4ゲーム目
ゲーム数 | 4ゲーム目 |
---|---|
賭け金 | 4ドル |
勝敗 | 勝ち |
累計損益 | +2ドル |
3ゲーム目に負けたので、4ゲーム目は賭け金を倍にします。
4ドル(2ドル X 2)を黒に賭けて勝利したので、8ドルが払い戻されました。
現在の累計損益は+2ドルです。
5ゲーム目
ゲーム数 | 5ゲーム目 |
---|---|
賭け金 | 1ドル |
勝敗 | 勝ち |
累計損益 | +3ドル |
4ゲーム目に勝ったので、賭け金をリセットして5ゲーム目は初回賭け金に戻ります。
1ドルを赤に賭けて勝利したので2ドルが払い戻されました。
現在の累計損益は+3ドルです。
ルーレットでマーチンゲール法を50ゲーム実践した結果
全50ゲームで稼げた金額:+25ドル
▼マーチンゲール法の検証結果まとめ
ルーレットでマーチンゲール法を50ゲーム実践した結果は、+25ドルでした。
30ゲーム目すぎに損益が大きくマイナスになっている部分がありますが、マーチンゲール法は負けると賭け金を2倍にするので連敗が続くとこのようなことが起こります。
ただし、1勝すると必ず初回賭け金分の利益が出るため、すぐにプラスへ転じています。
その後は堅調に推移して、最終的に25ドル(25ユニット)の利益を出すことができました。
マーチンゲール法は短期間で一気に資金を増やすことは難しいですが、コツコツと利益を積み重ねていける点がメリットといえるでしょう。
実践して分かったマーチンゲール法のメリット・デメリット
ここでは、ルーレットでマーチンゲール法を実践して分かったメリットとデメリットをまとめました。
マーチンゲール法のメリット
メリット
- 賭け方がシンプルで使いやすい
- 連敗しても損失を取り戻しやすい
マーチンゲール法のメリットは、賭け方がシンプルで使いやすいという点です。
基本的な手順は、負けるまで初回賭け金を賭け続け、負けた次のゲームから賭け金を2倍にしていくだけなので、すぐに実戦で使えます。
カジノの必勝法の中には、数列を使ったり複雑な計算が必要なものがありますが、そのような手法は賭け金を間違えると「成功したのに利益が出なかった」ということになりかねません。
マーチンゲール法なら、手順を間違えることもないでしょう。
また、何連敗しても1勝すれば損失を回収できる上に必ず初回賭け金分の利益が出るので、勝率約50%のゲームに使用すれば高確率で資金を増やしていくことが可能です。
したがって、マーチンゲール法はコツコツと利益を積み重ねていきたい人におすすめの手法といえます。
マーチンゲール法のデメリット
デメリット
- 短時間で大きな利益は狙いにくい
- 連敗すると賭け金が一気に膨らむ
マーチンゲール法は、連勝時に賭け金を上げず初回賭け金のままなので、短時間で大きな利益を狙いにくい点がデメリットです。
勝った次のゲームで賭け金を2倍にするパーレー法のように、連勝時に利益を大きく増やすことはできません。
また、連敗時に賭け金を倍々に増やすため、一時的に損益が大きくマイナスに振れる可能性があります。
その場合には、資金がパンクする・テーブルリミット(賭け金額の上限)に達する、という2つのリスクがある点に注意が必要です。
長く続けていると、いつか必ず10連敗のような連敗に遭遇します。
ときには勇気を持っての損切りが大切になりますよ。
ルーレットでマーチンゲール法を使用する際の注意点
ここまでマーチンゲール法の実践検証やメリット・デメリットを見てきましたが、それらを踏まえてルーレットでマーチンゲール法を使用する際の注意点について解説します。
初回ベット額は小さい額に設定する
マーチンゲール法を使用する際には、初回ベット額は小さい金額に設定するようにしましょう。
マーチンゲール法では、負けた次のゲームで賭け金を倍々に増やしていくため、連敗すると賭け金が急激に膨らんでしまいます。
たとえば初回ベット額を1ドルにして連敗すると、以下のように賭け金と損失が膨らみます。
ゲーム数 | 賭け金 | 勝敗 | 累計損益 |
---|---|---|---|
1ゲーム目 | 1ドル | 負け | -1ドル |
2ゲーム目 | 2ドル | 負け | -3ドル |
3ゲーム目 | 4ドル | 負け | -7ドル |
4ゲーム目 | 8ドル | 負け | -15ドル |
5ゲーム目 | 16ドル | 負け | -31ドル |
6ゲーム目 | 32ドル | 負け | -63ドル |
7ゲーム目 | 64ドル | 負け | -127ドル |
8ゲーム目 | 128ドル | 負け | -255ドル |
9ゲーム目 | 256ドル | 負け | -511ドル |
10ゲーム目 | 512ドル | 負け | -1,023ドル |
7連敗すると累計損益が-100ドル以上になってしまい、10連敗で-1,000ドルを超えてしまいます。
初回ベット額を2ドル、3ドルにすると、さらに連敗時の損失が膨らむので、初回ベット額はできるだけ小さい金額に設定しましょう。
必ずイーブンマネーベットにベットする
ルーレットでマーチンゲール法を使う場合は、必ずイーブンマネーベットにベットするようにしましょう。
イーブンマネーベットとは勝率約50%で配当が2倍の賭け方のことで、ルーレットでは以下の3つが該当します。
賭け方 | 配当 | 当選確率 |
---|---|---|
赤・黒賭け(レッド・ブラック) | 2倍 | 18/37(48.6%) |
偶数・奇数賭け(オッド・イーブン) | 2倍 | 18/37(48.6%) |
ハイ・ロー賭け | 2倍 | 18/37(48.6%) |
ルーレットには3倍、6倍、9倍など多彩な配当がありますが、マーチンゲール法は上記の3つに使うようにしてください。
3倍以上の配当に使用した場合、勝つと初回賭け金以上の利益を獲得できますが、高配当の賭け方は勝率が低いので連敗する確率が高く、マーチンゲール法を使うと資金がパンクしてしまうリスクが高まります。
ルーレットには、3倍配当以上に有効な必勝法(モンテカルロ法など)、ストレートベットに有効な必勝法(ベアビック法)などがあるので、イーブンマネベット以外に賭ける場合にはそれぞれの賭け方に有効な手法を選ぶようにしましょう。
ルーレットの連敗確率を把握しておく
ルーレットでマーチンゲール法を使う際には、連敗確率を把握しておきましょう。
以下は、勝率約50%の連敗確率です。
ゲーム数 | 連敗確率 |
---|---|
1 | 約51.35% |
2 | 約26.37% |
3 | 約13.54% |
4 | 約6.95% |
5 | 約3.57% |
6 | 約1.83% |
7 | 約0.94% |
8 | 約0.48% |
9 | 約0.25% |
10 | 約0.13% |
表を見ると、7連敗の確率が1%弱なので100回に1回程度は7連敗する計算になります。
初回ベット額を1ドルにした場合、7連敗すると損失が127ドルとなり、少ない資金でマーチンゲール法を開始した場合には資金がパンクするリスクを考慮しておかなくてはいけません。
仮に7連敗で損切りすると、マーチンゲール法で損失を取り戻すためには127回成功させる必要があります。
8ゲーム目もマーチンゲール法を続けると賭け金は128ドルとなり、心理的なプレッシャーも大きくなるでしょう。
このようにマーチンゲール法は理論上の勝率は100%ですが、大きな連敗が発生すると賭け金と損失が急激に膨らむ点に注意が必要です。
4~5連敗でおよそ5%ですか。1/20になるので普通に起こりそうな確率ですね。
勝率の高さに惑わされず、使いどころに気をつけましょう!
事前に目標利益と損切りラインを決めておく
ルーレットでマーチンゲール法を使う際には、事前に目標利益と損切りラインを決めておくことが重要です。
上で解説したように、マーチンゲール法は負けが続くと途中から賭け金が大きく膨れ上がり、リアルマネーを使った実戦では心理的なプレッシャーが大きくなるだけでなく、「損失を絶対に取り戻したい」と熱くなり冷静な判断ができなくなる可能性があります。
事前に「5連敗したら損切りして、賭け金をリセットする」など損切りラインを決めておくことが重要です。
4連敗で損切りすると15ドルの損失、5連敗で損切りすると31ドルの損失で済むので、これぐらいなら比較的短時間で取り返すことができますが、さらに損失が膨らむと初回賭け金分しか利益の出ないマーチンゲール法で取り返すには時間がかかります。
目標利益についても「10セット成功したら利確してその日のプレイを終了する」など、事前に目標利益を決めておくようにしましょう。
目標利益を決めずにダラダラとプレイを続けていると、思わぬ連敗が発生してコツコツ稼いで来た利益を一気に失ってしまうことになりかねません。
以上のことから、マーチンゲール法は必ず目標利益と損切りラインを決めてから使用することを徹底しましょう。
ゲームのベット上限(テーブルリミット)を確認しておく
ルーレットでマーチンゲール法を使う場合には、必ずベット上限(テーブルリミット)を確認しておきましょう。
オンラインカジノのルーレットにはベット額の上限が設定されており、上限を超えた金額をベットすることはできません。
したがって、資金が十分残っていてもテーブルリミットに達するとその時点で負けが確定します。
テーブルリミットに達するということは、損失もかなり大きくなっているはずなので、そこから損失をすべて回収するには膨大な時間が必要になります。
オンラインカジノでは、ゲームのルールや遊び方の説明欄にテーブルリミットが表示されているので、特に高額ベットを考えている人は必ずベット額の上限を確認しておくことを忘れないでください。
まとめ
今回はカジノの代表的な必勝法であるマーチンゲール法がルーレットに効果的である理由を実践検証を使って解説してきました。
ルーレットでは、勝率約50%で2倍配当の赤・黒賭け、奇数・偶数賭け、ハイ・ロー賭けの3種類にマーチンゲール法が有効です。
マーチンゲール法は手順がシンプルなので初心者でもすぐに使える上に、成功すると必ず初回賭け金分の利益が出るのでコツコツと資金を増やしていきたい人に向いています。
ただし、連敗が続くと賭け金と損失が急激に膨らむので、初回賭け金を小さくすることと事前に目標利益・損切りラインを決めておくことを忘れないようにしてください。
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