ムーンプリンセスは、ヒット作を多数排出するプロバイダーPlay'nGO(プレインゴー)社が提供する爆発的人気ビデオスロット。
そのポップな雰囲気からは想像できないような爆発力を秘めた機種となっています。
ムンプリは超人気作のため、後継機やスペック違いなども多く作られていますが、初代ムンプリの人気は健在。
どのムンプリを打つか迷った際には初代を選んでおけば間違いなしです!
本記事では、そんな強くてかわいいムーンプリンセスについて詳しく解説していきます。
モチーフはセーラー服の美少女ですね!
ムーンプリンセスはスロットユーザーから絶大な人気のあるゲームなんですよ♪
もくじ
ムーンプリンセスの基本スペック
機種名 | ムーンプリンセス(Moon Princess) |
実装日 | 2017年7月27日 |
ゲームプロバイダー名 | Play'n GO |
ペイアウト率 | 96.50% |
ボラティリティ | 高 |
オートプレイ | 100スピンまで可能 |
最低ベット額 | 0.20ドル |
最高ベット額 | 400ドル |
MAXWIN | 5,000 × ベット額 |
ロスカット設定 | 最大500ドル |
フリースピンの有無 | 有 |
ジャックポットの有無 | 無 |
ボーナス購入機能(BUY機能) | 無 |
対応デバイス | デスクトップ、スマホ、タブレット |
※ベラジョンカジノ調べ
ムーンプリンセスのデモプレイ
ムーンプリンセスのゲームフロー
ムーンプリンセスは、【通常時・トリニティ・フリースピン】の3つの状態に分けられ、メインとなる配当獲得契機のフリースピンを目指すゲーム性。
通常時にはフリースピンの抽選を行っておらず、フリースピンへは必ずトリニティを経由して突入します。
フリースピン確率
フリースピン初当たり確率 | 約1/250(実践値) |
フリースピン期待値 | 106.2倍 ※実践値(初当たり時のトリニティの獲得配当も含む) |
ムーンプリンセスの配当表とペイライン
▼配当表
ムーンプリンセスに登場する配当シンボルは主に8種類。
プリンセスシンボル3種 +低配当シンボル4種 +シンボル3消滅とガールパワー使用時に出現する可能性のあるワイルドシンボルです。
配当獲得となるペイライン成立は、グリッド上の縦か横の一直線上に同じシンボルが3つ以上並ぶことが条件。
×3〜×5の表記は成立ライン上のシンボルの数を表していて、一列により多くのシンボルが揃うほど高配当が得られる仕組みになっています。
ムーンプリンセスのゲーム画面
①グリッド | 毎ゲームの結果を演出と共に表示 |
②スピンボタン | ゲームのプレイボタン。1度押すことで1ゲーム遊技が可能 |
③オートプレイ設定ボタン | オートプレイに関する各種設定はここから |
④ベット額設定ボタン | ベット額の変更/設定はここから。現在のベット額は右側に表示 |
⑤残高表示 | 現在の残高を表示 |
⑥マルチプライヤー | 現在のマルチプライヤー倍率を表示 |
⑦配当履歴 | 直近の獲得配当を最大4つまで表示。もっとも新しい履歴が最上段に |
⑧トリニティメーター | 現在のメーター値を0〜3の4段階で表示 |
⑨ガールパワー | 次回発動するガールパワーに対応したプリンセスを表示 |
オートプレイで当たりまでスキップできる
ゲーム画面にある以下のオートプレイ設定ボタンから、オートプレイに関する各種設定をすることが可能。
上からオートプレイするゲーム数の設定、オートプレイを停止する条件について設定ができます。
本機はフリースピンが比較的重い部類の機種であり、かつフリースピン購入機能が実装されていません。
そのため、フリースピンまでスキップして遊びたい場合には、オートプレイ機能を利用するのがおすすめです。
設定については、オートプレイの停止から「無料スピンを獲得の場合」にチェックを入れるだけでOK。
指定の残高まで増えたり減らしたりした場合に自動でオートプレイを停止できるので、計画的に遊びたい人にも安心ですね。
1ゲームごとに戦略的にレート変更が可能
ベット額設定ボタンからレートの変更が可能です。
何も操作していなければ、起動時のデフォルトは2ドルの設定。
フリースピン開始時以外のタイミングを除き、レート変更はいつでもOK。
出玉の波を読んで戦略的にベット額を変更して楽しむのも良いでしょう。
▼左右のハート型の矢印を押すとベット額が増減(左はベット額↓減、右はベット額↑増)
枠内がオレンジ色に点灯している金額が現在のベット額です。
ムーンプリンセスの通常時
ムーンプリンセスは5×5グリッドのカスケードスロットです。
カスケードスロットとは、分かりやすく言うと落ち物式のスロット。
パチスロではあまり見られませんが、ビデオスロットではポピュラーな機種の一つです。
シンボル消滅の手助けをするレア役のような役割のガールパワー、CZの役割となるトリニティへの突入を管理するトリニティメーター。
さらに配当を飛躍的に倍増させるマルチプライヤーなど、ゲーム性を盛り上げるギミックが盛りだくさんです。
シンボルの消滅とドロップの仕組み
グリッド内には毎ゲームランダムにシンボルが落下。
縦横どちらか一直線上に3つ以上同じシンボルが並ぶとそのシンボルが消滅し、消滅したシンボルに対応した配当を獲得できる仕組みです。
▼グリッド内のシンボル成立ライン例
プリンセスシンボルのみ同種以外の組み合わせでも配当を獲得可能で、一列に同種揃いと異種揃いが同時成立することがあります。
後述するオールマイティとなるワイルドシンボルを含めたときに、シンボル同時成立のパターンはさらに増大。
またシンボルが消滅することにより、上にあったシンボルが落ちてきます。
そこで再び同じシンボルが3つ以上並ぶと、連鎖が発生。
連鎖が続くほど多くの配当に期待ができ、連鎖が終了することで1ゲームは完結。
ざっくり言えば、ゲームのぷよぷよ的なイメージです。
次ゲーム開始の際は、一度グリッド内の盤面がリセットされるようになっています。
ワイルドシンボル
ムンプリには、高配当や連鎖のカギとなる、上記画像の月の形をしたワイルドシンボルが登場します。
ワイルドシンボルはオールマイティシンボルで、その役割はトランプのジョーカーのようなもの。
グリッドの初期盤面には出現せず、以下2つの条件いずれかを満たすことで出現する仕組みです。
ワイルドシンボル
- シンボル3つ消滅の際に必ず中心位置に新しくワイルドシンボルが出現
- ガールパワームーン発動時にグリッド内にランダムで1~2個のワイルドシンボルが出現
シンボル4つ〜5つ消滅の際にはワイルドシンボルは出現しません。
マルチプライヤー
マルチプライヤーとは獲得配当を倍増させる仕組みで、ビデオスロットではよく見られる機能の1つ。
このマルチプライヤーを上手く落とし込んだゲーム性がムンプリの出玉のキモとなっていて、ムンプリの面白さにつながっています。
配当は自動計算のためマストで覚える必要はありませんが、本機のマルチプライヤーの仕組みについて正しく理解することで熱い状態や状況ごとのフリースピン選択の幅が広がります。
まずこちらをご覧ください。
▼初期値となる1倍のマルチプライヤー
マルチプライヤーの初期値は1で最大で20。中央の数字がそのまま倍率になっているのでわかりやすいですね。
連鎖をすることでこの倍率が上昇していく仕組み。
例えば勝利金が1ドルで、マルチプライヤーが5だった場合、1×5=5ドルが勝利金になる仕組みです。
表示されているマルチプライヤー倍率は、次回シンボル成立時の獲得配当を掛け算でパワーアップさせてくれます。
▼マルチプライヤーは配当履歴にも表示
履歴内表示を注意深く見ると、計算式のようになっていることがわかります。
▼成立したシンボルの配当 × マルチプライヤー倍率 = 獲得配当
マルチプライヤー倍率が最大の20倍まで上昇している場合、全ての配当が通常の20倍に。
これだけ強い状態があれば、爆発的な配当が生まれるのも納得です。
マルチプライヤー倍率獲得の仕組み
マルチプライヤー倍率は、シンボルを消滅させることで1倍ずつ加算されていきます。
ただし、1回のカスケード(落下)で同時にシンボル2組以上の消滅があっても加算されるのは1倍のみ。
シンボル消滅後に落下したシンボルがつながって消滅した場合には、さらに1倍ずつ倍率が加算される仕組みです。
マルチプライヤー倍率のリセットについて
獲得したマルチプライヤー倍率ですが、フリースピン中以外は基本的に毎ゲームリセットされ1倍に戻ります。
トリニティに移行した際も、倍率の持ち越しは出来ず1倍からの再スタートです。
ムーンプリンセスでは、ワイルドの生成以外に1ゲーム内での新たなシンボル追加の要素はありません。
シンボルがなければ連鎖も起こらないため、通常時やトリニティ中は獲得できる倍率の制限により一撃が狙いづらくなっています。
しかし、フリースピン中に限りこの制限が撤廃されます。
トリニティで獲得した倍率を持ち越したままフリースピンに突入し、全てのフリースピンゲームを消化するまで獲得した倍率はリセットされません。
この仕組みから、フリースピンでは驚くような一撃高配当が出やすくなっています。
ムーンプリンセスに爆発力があると言われているのはこういうことだったんですね。
マルチプライヤーの増加によって高配当を期待できるのが魅力です♪
ムーンプリンセスの演出:ガールパワー
通常時、グリッドの初期盤面でシンボルの消滅が起こらなかった場合に一定確率でガールパワーが発動します。
ガールパワーとは、盤面のシンボル消滅に有利な効果を持った様々な特殊能力のこと。
発動するガールパワーはラブ、スター、ストームの3種類で、画面右に滞在しているプリンセスに対応した能力が必ず発動する仕組みです。
発動後は【ラブ→スター→ストーム→ラブ】の順番でキャラが変化し、滞在中のキャラは一度ガールパワーを発動するまで変更することができません。
ラブのガールパワーはシンボルを変化させる
ラブのガールパワーは、盤面の低配当シンボル4種の内どれか1つをランダムで別のシンボルに変化させる能力。
▼変化先のシンボルはワイルド以外のシンボルからランダムで選択。
この変化先にプリンセスシンボルが選択されたときが非常に強力です。
▼ラブのガールパワーを動画で見る
スターのガールパワーはシンボルをワイルドに変化させる
スターのガールパワーは、盤面のシンボルを最大で2つワイルドシンボルに変化させる能力。
▼スターのガールパワーを動画で見る
▼生成数は2個が選ばれにくいなどはなく、比率はおそらく完全な1:1での抽選。
盤面の急所をワイルドに変換してくれることで、一発トリニティを確定させることも少なくありません。
出現位置は完全ランダム。不自然なヤラセ感など一切感じさせないところがとても好印象です。
ストームのガールパワーはシンボルを破壊する
ストームのガールパワーは、盤面の低配当シンボル4種の内、ランダム2種を粉々に破壊する能力。
▼シンボル破壊箇所の真上にシンボルが存在する場合、通常のドロップと同じ処理が行われる
あくまで破壊のため、シンボル消滅時のように配当やマルチプライヤーを獲得することができません。
▼動画で見る
トリニティメーター
通常時トリニティ獲得のカギになるのが3人のプリンセスシンボルで、プリンセスシンボルを揃えると成立時のシンボル数と列の数に応じて内部ポイントが1〜3ポイント上昇。
この内部ポイントを可視化してくれるのがトリティメーターです。
▼トリニティメーターの蓄積量見た目は以下の通り。
1ゲームで合計3ポイント以上獲得すると必ずトリニティへ移行。
2ポイント以下で連鎖が終了した場合、獲得したポイントは0に戻ります。
画面右に表示されるプリンセスに対応してメーター中央のマークがハート、星、雷に変化しますが、中身は一緒で性能に違いはありません。
ムーンプリンセスのトリニティ
トリニティは1ゲーム完結のフリーラウンド。
通常ゲームと同様にシンボルが落下し、すべてのドロップが終わった後にガールパワーが【ラブ→ムーン→ストーム】の順番で発動します。
ガールパワー発動後に、ワイルドシンボルを除く全てのシンボル消滅達成でフリースピン獲得。
▼トリニティ発動
▼全消し達成時はそのままフリースピン選択画面へ移行
フリースピン突入時にはトリニティで獲得したマルチプライヤーの倍率を持ち越しできるため、高配当獲得にはトリニティ中の連鎖も非常に重要です。
ムーンプリンセスのフリースピン
ムーンプリンセスは、それぞれ性能の異なる3種類のフリースピンを搭載。
突入時に自分の好きな性能を選んで遊ぶことが可能です。各種性能は以下の通り。
フリースピンの概要 | |
---|---|
ラブ | 初期ゲーム数:4ゲーム ゲーム数上乗せ:4ゲーム ガールパワー:発動時は必ずラブが発動 |
スター | 初期ゲーム数:5ゲーム ゲーム数上乗せ:3ゲーム ガールパワー:発動時は必ずスターが発動 |
ストーム | 初期ゲーム数:8ゲーム ゲーム数上乗せ:2ゲーム ガールパワー:発動時は必ずストームが発動 |
フリースピン中は出玉に直結する以下4つの要素が追加されているのが特徴。
フリースピン中の出玉に直結する要素
- マルチプライヤー倍率をトリニティから持ち越し。
- すべてのフリースピンゲームを消化するまで、マルチプライヤー倍率がリセットされない。
- トリニティメーターMAX時の恩恵がゲーム数上乗せに変更。
- 全消しボーナス100倍が追加。
特にマルチプライヤーの制約のないことが、フリースピンの配当にもっとも大きな影響を与えています。
フリースピンでのみ驚くような高配当が出るようになっているのはこのためで、ほかは演出含めてやること自体は通常時とほとんど変わりません。
▼フリースピン中はグリッド内のシンボル全消し達成で100倍ボーナスをゲット!
この全消し100倍ボーナスですが、難易度が非常に高いです。
トリニティでは、最後にストームのガールパワーで残ったシンボルを破壊してくれていたからこそ全消しが可能だったのだと思い知ることでしょう。
全消しについては、フリースピン中のひとつのオマケ要素だと思って割り切ることが大切です。
▼全消し
ラブのフリースピンは波が荒い
初期ゲーム数がもっとも少なく、上乗せ時のゲーム数のもっとも大きいのがラブのフリースピン。
初期ゲーム数が少ないことで不発の可能性もそれなりに高い印象のラブですが、シンボルを変化させるガールパワー自体が非常に強力で、出玉性能は随一。ゲーム数の上乗せにも期待が持てます。
スターのフリースピンはバランス型
初期ゲーム数と上乗せ時のゲーム数がほか2つの中間となるスターのフリースピン。
長い目で見た時に、ワイルドを生成するガールパワーはやはり安定感抜群。
グリッドの初期盤面以上に生成するワイルドの数が重要で、いかにワイルドを2つ生成できるかの実質1/2勝負を毎ゲーム試されるフリースピンと言えるでしょう。
ストームのフリースピンは初期G数が多いが破壊力はあまりない
初期ゲーム数がもっとも多い代わりに、上乗せ時のゲーム数がもっとも弱いストームのフリースピン。
ガールパワーでグリッド内のシンボルを破壊するため、シンボルの消滅自体が起こりにくい特徴があります。
グリッド初期盤面のプリンセスシンボルの数でゲーム数上乗せが不可能な場合も多く、他2キャラと比べてポジティブな特徴は少ない印象。
少ないゲーム数で終わることがどうしても耐えられないという人は是非ストームを選びましょう。
キャラごとに違ったフリースピンがあるのおもしろいですね。
自分の好みのキャラを選んで楽しめますよ。
ムーンプリンセスの実践値とスランプグラフ
ゲーム数 | 3,000ゲーム |
フリースピン当選回数 | 12回(1/250) |
トリニティ当選回数 | 73回(1/41.1) |
トリニティからのフリースピン突入確率 | 16.4% |
最大獲得配当 | 379.55倍(フリースピン:ストーム選択時) |
フリースピン間最大ハマり | 818ゲーム |
総差玉 | -136.00 |
ペイアウト率 | 95.5% |
今回の実践は、良くも悪くもムンプリらしさの詰まった結果に。
前半苦しい立ち上がりながらフリースピンでの高配当の連続で一気にプラ転。しかし、後半はチャンス自体が少なく無念のマイナス終了となりました。
乱高下するスランプグラフはまさにボラティリティ【高】そのもの。
ツボにハマったときのフリースピンの一撃性能や、フリースピンを引けないガマンの時間のじわじわやられていく様など、ムンプリの酸いも甘いも見せることができたのではないでしょうか。
今回は3,000回転実践ということで3種類のフリースピンを順番に選んでいく形を取りましたが、フリースピンの選択によっては全く別の結果となったかもしれません。
突入時のマルチプライヤー倍率によってフリースピンを変えたり、最終的な目標収支に合わせて選ぶフリースピンを変化させていくなど、戦略的に遊べるのもムンプリの楽しみ方の1つですね。
トリニティの実践値詳細
ゲーム数 | トリニティ当選回数 | フリースピン突入確率 | 平均獲得配当 |
3,000ゲーム | 73回(1/41.1) | 12/73 (16.4%) | 29.85倍 |
実践では約1/6となる16.4%の確率でトリニティからフリースピンに突入。
トリニティはガールパワーを必ず複数発動できるため、例えフリースピンにつながらなかったとしてもまとまった配当の獲得が可能です。
ムンプリでは、通常時をトリニティの出玉で耐えてフリースピンを待つようなイメージでいると良いかと思います。
フリースピン実践値詳細
3,000回転実践の各4回ではフリースピンについて考察するにはあまりにも不十分だったため、追加で各16回、計60回分の実践を行いました。
3,000回転の実践値は本項目下の方に別で載せているので気になる方はぜひチェックしてみてください。
それでは各20回の実践値です。
ラブ | スター | ストーム | |
平均純獲得配当※1 | 101.68倍 | 79.20倍 | 57.18倍 |
平均純獲得マルチプライヤー※2 | 9.7倍 | 9.2倍 | 10.2倍 |
上乗せ回数※3 | 21回 | 21回 | 14回 |
平均上乗せゲーム数 | 4.2ゲーム | 3.2ゲーム | 1.4ゲーム |
フリースピン平均消化ゲーム数 | 8.2ゲーム | 8.2ゲーム | 9.4ゲーム |
ゲーム数上乗せ期待値 | 0.54 | 0.46 | 0.15 |
マルチプライヤー上乗せ期待値 | 1.18 | 1.13 | 1.09 |
最大純獲得配当 | 547.50倍 | 453.10倍 | 371.85倍 |
最低準獲得配当 | 3.90倍 | 6.40倍 | 13.90倍 |
ゲーム数カンスト回数 | 2回(10%) | 1回(5%) | 0回(0%) |
マルチプライヤーカンスト回数 | 7回(35%) | 5回(25%) | 4回(20%) |
フリースピン駆け抜け率 | 10/20(50%) | 9/20(45%) | 12/20(60%) |
全消し達成回数 | 0回 | 1回 | 0回 |
※1フリースピンのみでの純粋な獲得配当。(フリースピン獲得配当 - トリニティ獲得配当)
※2フリースピン中に獲得した純粋なマルチプライヤー倍率。(フリースピン終了時の倍率 - 突入時の倍率)
※3フリースピン中にゲーム数を上乗せした回数。ゲーム数カンスト後に上乗せ条件を満たしたものもカウント。
用語や内容の説明の前に、まずネット上のムンプリのフリースピン実践記事にフリースピンの配当とトリニティを分けて考えているものはほとんど見当たりませんでした。
しかし、ムンプリの実践ではこの2つを分けないと実践値は何の意味も持たない数字の羅列になってしまいます。
▼100倍を超える高配当ゲット!!と思いきや
▼実はその中身はほとんどトリニティで獲得した配当ということも
そこで本記事では、最終獲得配当からフリースピン突入時の配当(トリニティで獲得した配当)を減算し、フリースピンで獲得した純粋な配当を算出。
突入時のマルチプライヤー倍率もその後のフリースピンの配当に大きく影響するため、マルチプライヤー変動についてもデータに取り入れました。
試行回数各20回は十分なサンプルとは言い難いですが、漠然としていたそれぞれのフリースピンへの印象がクリアになるかもしれない内容となっています。
フリースピン実践値から選ぶべきフリースピンを考察
実践値から見えてきたことは主に以下の3つ。
実践値から見えてきたこと
- ストームだけ極端にゲーム数を上乗せしにくい
- 長い目で見た場合、どのフリースピンを選んでも平均消化ゲーム数はそれほど変わらない
- ストームはマルチプライヤーの上乗せも控えめ
1については、意識してプレイすれば数回程度でも体感できるレベル。
ラブはプリンセスシンボル自体を生成するほか、変換元シンボルがグリッド内の多数を占める場合には、一度目のドロップで盤面に複数のワイルドが生成されるなど、条件達成パターンが多彩です。
スターではワイルドシンボルの生成数や生成場所が重要になりますが、初期盤面を問わずガールパワーのみで条件を達成することが可能。
一方のストームでは、シンボルを消滅させるガールパワーの特性上、グリッドの初期盤面で条件が整っていないとゲーム数上乗せはほとんど起こり得ません。
ストームでメーター3を達成できる状況
▼ストームでメーター3を達成できる状況のほとんどは以下3パターンとその複合系に限られる
一般的には上乗せ難易度が高いほど達成時の報酬が優遇されるのですが、ムンプリではここを無視してその代わりにフリースピン初期ゲーム数を優遇するような調整がされています。
この初期ゲーム数をどれだけ重視するかが主なストーム選択の指標となるわけですが、上乗せを加味したフリースピン平均消化ゲーム数は8.2〜9.4とその数値に大きな差はありませんでした。
消化できるゲーム数が大きく変わらないのであれば、あとはフリースピン期待値のレンジを取るかアッパーを取るかという打ち手の判断になるでしょう。
実践ではこの平均配当・最大配当は共に【ラブ > スター > ストーム】の順に。
今回の結果だけを見ると選ぶべきはラブ一択になりそうですが、スターも特定条件下における2連ワイルドからの強制コンボ継続がかなり強くロマンがあります。
スターの2連ワイルドによる強制コンボ継続について
スターはグリッド内に25個シンボルが残った状態で、この強制コンボ継続の状況を作ることができる唯一のガールパワーです。
駆け抜け率も実践上ではもっとも低く、十分に選ぶ価値はあるでしょう。
積極的に選ぶ理由のほとんどないフリースピンはストーム
ストームはマルチプライヤーの上乗せ期待値やカンスト回数が少ないことから、他2つと比べて単純なシンボル消滅回数が少なく、そもそもグリッド内のシンボルが少ないため必然的に一撃も狙いにくいです。
ストームについてのネガティブな考察となってしまいましたが、ここで3,000ゲームの実践値詳細をご覧ください。
3,000ゲーム実践値
ラブ | スター | ストーム | |
突入回数 | 4回(1/750) | 4回(1/750) | 4回(1/750) |
最大獲得配当 | 53.25倍 | 253.75倍 | 379.55倍 |
最低獲得配当 | 36.95倍 | 43.45倍 | 61.55倍 |
平均獲得配当 | 46.14倍 | 120.68倍 | 159.33倍 |
何とも説得力がなくなるところですが、これまで説明してきたものと全く逆の結果になりました。
もちろん60回の実践データの中にこの12回も含まれるのですが、短期的に見た場合にはストームを選んでも結果が付いてくる可能性は十分にあるということです。
ムンプリは比較的フリースピン確率が重い機種のため、一度のプレイにつきフリースピン数回程度の勝負になることが多くなりがち。
選んだフリースピンで、ピンポイントの高配当が出せればそれが正解であり大正義です。
今回の実践値を1つの参考に、色々試しながら自分なりのムンプリライフを満喫しましょう!
ムーンプリンセスのよくある質問
ここからはムーンプリンセスをプレイする上で気になる疑問に答えていきます。
Q.全消しの配当にはマルチプライヤー倍率はかかる?
全消しの配当は100倍固定で、マルチプライヤー倍率はかかりません。
達成難易度と報酬が釣り合わないと思うかもしれませんが、高配当獲得に最大マルチプライヤー倍率の全消しを求められる無理ゲー調整にならなくて良かったと考えるのが妥当。
フリースピンのどこで引いても引き損はないため、引けたらラッキーだと割り切りましょう。
Q.通常時でも一撃の高配当は狙える?
通常時での一撃高配当はゲームの設計上ありません。
本機は毎ゲームマルチプライヤー倍率がリセットされる仕組みのため、通常時にはその爆発的なポテンシャルを引き出すことができないからです。
通常時はひたすらガマン→ちょこちょこ入るトリニティで出玉をどうにか維持→フリースピンで爆発!のイメージがわかりやすいかと思います。
Q.フリースピンはどれを選ぶべき?
まず前提として、ムンプリではどのプリンセスを選んでも楽しめるようになっていますし、自分の推しプリンセスを見付けるのがムンプリの楽しみの1つ。
しかし、1つだけ選ぶのであればここではラブをオススメしたいと思います。
ラブは3つの中で唯一プリンセスシンボルを生成する可能性のあるガールパワー。
グリッド内にプリンセスシンボルが増えることで、高配当を狙いやすいだけでなく、ゲーム数上乗せもしやすい状況が作れます。
このあたりの説明は実践値の項目で詳しく考察しているので参考にしてみてください。
ムーンプリンセスの大量獲得契機
本機の一撃高配当はフリースピン中の【高配当シンボル5つ揃い×高倍率マルチプライヤー】から生まれます。
要するにマルチプライヤーが育った後に、より高配当なシンボルをより多くつなげて消せば良いだけ。
そのときに残りフリースピンゲーム数を多く持っているほど高配当獲得のチャンスは広がります。
状況だけで言えば、マルチプライヤー倍率20倍まで育てたラブフリースピンでプリンセスシンボル変換が起きたときがもっとも高配当のチャンスです。
とはいえ、どのフリースピンを選んでも一撃高配当を十分に狙えるのがムンプリ最大の魅力。
フリースピンの特性自体が大きく異なるため、まずは一通り試してみて自分好みのフリースピンを見つけるのが良いでしょう。
フリースピンの絶妙なバランス調整と、打ち手の判断によって結果の大きく変わるゲーム性はまさに傑作の一言です。
ビデオスロット初心者から有識者まで、幅広い層に愛されるムーンプリンセス。
何を打てばいいかわからない、何を打つか迷っているなら、とりあえずムンプリを打ってみるのがおすすめです。